世界的な投資調査会社の(モーニングスター・リサーチ・サービス)Morningstar Research Servicesから、ビットコインは金と同じ役割にはならないだろうとの予測が報じられた。
同社アナリストのKristoffer Inton氏は、金の40%は投資に依存しているため、もしビットコインが金に取って代わるなら金の市場は大打撃を受けるだろうとしつつも、実際にはビットコインが金の代わりになることはないと結論づけている。
同社は、金のように価値の保存機能をもった資産となりうる可能性を調査するためのフレームワークを設けた。
それによれば、流動性、希少性、将来的なニーズ、持続性、設計意図などをもとに評価するとビットコインは金に取って代わることはないとのことだ。
一方で、一般的にはビットコインはデジタルゴールドとしての役割を期待する声が大きく、決済にはほとんど使われていないというのが現状だ。
Paypal創業者のPeter Thiel氏も、ビットコインが決済手段として機能しなかったとしてもビットコインを保有し続けると話すなど、業界でも意見は別れるようだ。
参考記事:Bitcoin Will Not Challenge Gold as a Safe-Haven Asset: Equity Analyst
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