WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米コインベース、イーサリアムのインフラの安全性向上へ クライアントの多様化を検討

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムの安全性向上へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースで開発者をサポートする部門「コインベースクラウド」は23日、イーサリアム(ETH)のインフラの安全性を向上させることを検討していると公表した。

コインベースクラウドは、ユーザーの資産や基盤となるブロックチェーンのセキュリティを何よりも重要視していると説明。そして、今回の検討やその後の取り組みについて2月末までに情報を共有するとしている。

具体的に検討しているのは、イーサリアムにおける実行レイヤーのクライアントを多様化すること。イーサリアムのクライアントとは、イーサリアムの仕様を実装し、P2Pネットワークを介して通信できるようにするためのソフトウェアを指す。イーサリアムでは複数のクライアントが開発されているが、相互運用が可能だ。

複数のクライアントが開発されて多様化していることは、ネットワークの安全性向上につながる。例えば1つのクライアントで問題が発生した場合に他のクライアントが稼働を継続していれば、ネットワーク安全性を維持することができるようになる。

しかし、コインベースクラウドは、イーサリアムのステーキングをローンチする際に実行レイヤーのクライアントの評価を行ったが、同社の技術要件を満たすクライアントは「Geth(go-ethereum)」しかなかったと述べた。

▶️ステーキングとは

仮想通貨を預け入れ、ネットワークの運用に貢献することで報酬が得られる仕組みのこと。

今回、これからGeth以外のクライアントの評価を行い、実行レイヤーの他のクライアントをインフラに追加することを検討していくとコインベースクラウドは説明。そして、コインベースの全員がイーサリアムのクライアントの多様化を重要視していると強調した。

関連イーサリアムのブロックチェーンで分岐が発生 クライアントのアップデート遅延が原因

Gethのシェア

コインベースクラウドは今回、Gethのみを高く評価しているのは同社だけではないとし、その証拠の1つとしてイーサリアムのバリデータの84%がGethを使用していると指摘した。またバイナンスやクラーケンもGethのみを利用しているとされており、その分Gethに問題が発生した場合の影響が大きくなる可能性がある。

最近はSNS上でコインベースがGethしか利用していないことを懸念する声が上がっており、23日にはコインベースのブライアン・アームストロングCEOがユーザーの投稿に対し、懸念について「確認を行う」とコメントしていた。

コインベースクラウドの担当者は「Blockworks」に対し、他のクライアントの実装を前向きに検討していると説明。そして、以下のようにコメントしている。

我々は、クライアントが多様であることがイーサリアムの健全性に寄与すると考えている。

業界のリーダーとして、顧客が仮想通貨の経済圏に安全に参加できるように取り組んでいきたい。

関連「イーサリアムは中期的にビットコインの上昇率を上回る」QCPキャピタルが予測

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/02 日曜日
11:30
ビットコインFOMC通過も上値重く、クラリティ法案とFRB政策観測が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)はFOMC通過後も1030万円台で方向感を欠き、物価指標発表後の円高急進が重石となった。クラリティ法案の休会前採決動向とFRBの追加利上げ観測が、目先の相場を左右する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(7/31)|クラリティー法の動向・ETHとSOLのETP提供・XRP運用戦略のまとめ
今週は、米仮想通貨市場構造法案(クラリティー法案)の動向、イーサリアムとソラナのETPの新規提供、エバーノースCEOが語るXRP運用戦略に関する記事が関心を集めた。
08/01 土曜日
13:15
ハイパーリキッドHIP-4、パーミッションレス予測市場をテストネットで有効化
分散型取引所ハイパーリキッドは、誰でも予測市場を作成できる機能をHIP-4のテストネット上で有効化したと発表した。ポリマーケットやカルシとの建玉規模の違いも解説する。
11:12
ビットコイン中心から転換したストラテジー、みずほなど複数証券会社が評価
ストラテジーがビットコイン一辺倒の資金配分から現金積み増しへ転換したことを、TDカーウェンやベンチマークが評価。両社は優先株の額面回復が経営の最優先事項だと分析している。
10:15
イタリア中央銀行、ステーブルコイン送金にコスト優位性なしと結論
イタリア中央銀行がステーブルコイン送金の実証実験結果を公表。伝統的な送金手段と比べ体系的なコスト優位性は確認できなかったとしている。
09:45
FIFAワールドカップ、予測市場での取引が3兆円規模に 公式NFTも盛況
チェイナリシスが2026年W杯が予測市場にもたらしたインパクトを分析。取引総額200億ドル規模となった。FIFA公式NFTプラットフォームでは10万人超がチケット購入権を取得した。
08:15
米財務省がイラン企業2社に制裁措置、デジタル資産決済による制裁回避も主張
米財務省は、イラン関連の新たな制裁措置を発表。今回のホルムズ海峡における制裁の要因となった活動には、デジタル資産の決済による制裁回避も含まれるとしている。
07:15
7件のビットコイン清算連鎖事例、価格の予兆信号は事象ごとに相違=研究レポート
研究者が7件のビットコイン無期限先物清算連鎖を分析した結果、相場崩壊の予兆信号は事象ごとに異なり、共通する指標は注文フロー変動の低下のみだったことが分かった。投資家は単一事象の予兆パターンを過信すべきでない。
06:35
暗号資産取引所BTCBOX、8月3日から段階再開へ
BTCボックスが運営する暗号資産取引所BTCBOXは、長い間停止していたサービスを8月3日から段階的に再開する。ログインにはパスキー認証、日本円出金には2段階認証が必須となる。
06:15
テザー財務報告書、ビットコイン冬相場でステーブルコインの超過準備金が半減
ステーブルコイン発行大手テザーは2026年第2四半期の決算で、資産が負債を上回る超過準備金が82億ドルから41億ドルへと半減したことを開示した。ビットコインや貴金属の評価額低下が背景にある。
05:50
ビットコイン専門ウォレット『コールドカード』流出被害が110億円相当に、ギャラクシーが算出
ギャラクシー・リサーチは、コールドカードの脆弱性に関連する流出被害が1196件のアドレスから1082.65BTC、110億円相当に達したと分析。自己管理型の利用者への影響が大きいことが明らかになった。
05:00
USDC発行企業サークル、ニューヨーク州から信託免許を取得
サークルがニューヨーク州金融サービス局から限定目的信託免許を取得したと発表した。ステーブルコインUSDCの発行体制強化に向け、規制対応をさらに深める。
07/31 金曜日
17:29
レイ・ダリオ、ビットコインは1%保有継続 増刷不可も量子リスクに警戒
米著名投資家レイ・ダリオ氏が英ポッドキャストで、自身のポートフォリオにおけるBTC比率が約1%のまま変わらないことを明らかにした。増刷できない強みを認めつつ、量子コンピューターや政府による監視・課税のリスクにも言及している。
15:32
アルトコイン相場、ビットコインから切り離され値動きに=ウィンターミュート
ウィンターミュート(Wintermute)は30日、2026年上半期のOTCフロー報告書を公表した。機関投資家の現物取引比率が過去最高の72%に達し、オルトコインのオプション取引高は半期比約3.4倍に拡大。銘柄の集中と長期保有の傾向を分析した。
14:20
ビットコイン長期保有者供給、月間21万7000BTC増=アナリスト
オンチェーン分析家ダークフォスト氏によると、ビットコインの長期保有者供給は12月以降増加が続き、直近は月間平均21万7000BTCのペースまで加速。強気相場時とは逆の動きだとし、需要面の弱さも指摘した数値の意味を整理する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧