はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

金融庁が「自主規制団体」認可へ、日本の仮想通貨業界のターニングポイントに|ロイター報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

金融庁が「自主規制団体」の認可へ
金融庁が「自主規制団体」の認可を行うとロイターが報じた。規制面が整備されることで利用者保護の仕組みで安心感に繋がり、仮想通貨市場に大きな前進となる。

金融庁が「自主規制団体」の認可へ

ロイターによると、24日にも、日本仮想通貨交換業協会を「資金決済法」に基づく自主規制団体に認定すると報じた。

追記

金融庁も公式ホームページ上にて、資金決済に関する法律(平成21年法律第59号)第87条に基づく「一般社団法人 日本仮想通貨交換業協会」を認定資金決済事業者協会として認定したことを発表した。

出典:金融庁

また仮想通貨交換業協会の「自主規制原案」では、オンライン環境で利用者から預かった仮想通貨の秘密鍵を管理する場合、サイバー攻撃による秘密鍵の喪失リスクを評価したうえで、当該リスクに見合った額を銀行預金や国債、地方債などの安全資産で保有するよう義務付けた。としている。

この原案では、保全対象額について銀行などとの間で「保全契約」を結ぶように求めているとされており、利用者から預かった仮想通貨が不正流出した場合に備え、損害賠償方針の明記を義務付けることも盛り込まれているため、実現すれば、仮想通貨のネガティブなイメージの払拭に向けて大きく前進することになりそうだ。

発足したのは今年3月

2018年3月、金融庁と連携して自主規制に取り組むため、認可済みの「仮想通貨交換業者」16社を中心に、日本仮想通貨事業者協会(JCBA)と日本ブロックチェーン協会(JBA)が、新団体設立に合意した。

仮想通貨交換業者は、金融庁の登録が済み次第、正会員になることができるとしている。

認定自主規制団体は、「資金決済法」の第87条に規定する、「自主規制規則に対しての強制力を持つ団体」となり、自主規制違反が発生した場合、各業者に対しペナルティを課すことができるほか、自主規制ルールが各社に適用され、協会による会員各社への処分も可能になる。

消費者保護や仮想通貨交換業者による内部管理体制について「強い危機感があった」ことで設立に至った経緯がある。

  • 利用者管理に関する規則
  • 仮想通貨インサイダー情報管理規則
  • 不公正取引防止の為の取引管理体制に関する規則
  • 注文管理体制に関する規則
  • 仮想通貨交換業に関与する従業員に関する規則
  • 広告等の表示および景品等の提供に関する規則
  • 仮想通貨差金決済取引に関する規則
  • セキュリティに関する規則
  • AML/CFT(マネーロンダリング防止とテロ資金供与対策)に関する規則

認可に関する影響

今回自主規制団体が認可されたことで、どのような動きがあるかという部分を把握することが重要となる。

現在、金融庁の認可を受けた仮想通貨取引所の運営企業16社で構成されているが、この認可取引所で構成された「JVCEA」では、コインチェックのハッキング事件以降、業界の健全化と取引所のセキュリティ強化、また顧客保護の観点から、取引所に施行される上記で記載した「自主規制案」の策定が行われてきていた。

この自主規制案を、各認可取引所に施行するため、同組織は資金決済法に基づく「自主規制団体」に認定を金融庁に申請していた。

要するに今回の報道で明らかになった、認可規制団体の許可は、「自主規制ルールが各社に適用され、協会による会員各社への処分も可能になる。」という重要な点を意味している。

自主規制原案が、各社に適応される動きが実現することで、停滞していた日本の仮想通貨業界が動く大きなターニングポイントとなり、一般投資家が抱く仮想通貨に対する漠然としたマイナスイメージ(仮想通貨投資は危険、恐いなど)が大きく改善することが期待できる。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

金融庁主導で仮想通貨取引所ハッキングなど補償体制整備へ:実現すれば業界に追い風
ロイターの報道によると、仮想通貨不正流出に備えた交換業協会の自主規制案で、リスク相応額を銀行預金や国債等の安全資産で保有するよう義務付けた。各国仮想通貨保険の現状をまとめた。
金融庁「第7回仮想通貨研究会」ビットコイン取引規制など最新情報まとめ
金融庁にて19日、仮想通貨に関する討議が行われ、ビットコインなどのデリバティブ取引レバレッジは最大2倍にすべき、みなし事業者の「登録デッドライン」を3年にするのはどうかなどと言及。「資産保全」に関する提言もまとめた。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/26 火曜日
17:20
ユニスワップを騙る偽サイトが約6360万円を詐取、グーグル広告を悪用し検索上位に表示
ユニスワップを模倣した偽サイトがグーグル広告を悪用し約40万ドルを詐取。オンチェーンアナリストb-blockが警告し、DeFiLlamaでの公式リンク確認を推奨している。
16:22
ビットコイン現物ETF流出加速、機関の売り圧力が再燃=分析
スイスブロックは5月26日、ビットコインETFの資金流出が加速し、独自リスク指数が高水準に達したと分析。機関投資家の売り圧力が再び市場を支配しつつあると警告した。
14:44
ハイパーリキッド、オフチェーンイベント対応の正規予測市場を新たに展開
ハイパーリキッドがオフチェーンイベント対応の正規予測市場を開始。バリデーターが投票でHIP-4市場の展開・決済を管理する新たな分散型の仕組みを導入した。
13:35
バイナンスCEO、イラン関連資金巡るWSJ最新報道に反論 「根本的な事実誤り」
バイナンスのリチャード・テンCEOは、イランの制裁対象者による同取引所経由の取引が、イラン革命防衛隊への資金提供につながったとする米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道に強く反論した。
11:25
テザー社、ジョージア政府とラリ連動型ステーブルコイン「GELT」発行を計画
USDTで知られるテザー社がジョージア政府と連携し法定通貨ラリ連動ステーブルコイン「GELT」の発行を計画している。ジョージアは米国と相互運用性のある規制整備を進めている。
09:55
仮想通貨などを狙った攻撃「TrapDoor」、セキュリティ企業Socketが警告
ソケットは、TrapDoorという攻撃が仮想通貨やDeFi、AI、セキュリティの開発者をターゲットにしていると警告。標的にはソラナ、スイ、アプトスのウォレットデータなどが含まれているという。
09:35
米議員、ビットコイン準備金の目標を供給量の5%と言及 6ヶ月以内の法制化促す
ビットコイン戦略準備金法案「ARMA」を提出したベギッチ米下院議員がFox Businessに、ビットコイン戦略準備金の目標として供給量の5%相当を言及。中間選挙前の6ヶ月以内に法制化が必要と警告した。
08:15
投資プラットフォーム『ムームー』、仮想通貨取引を米テキサス州に拡大
米ナスダックに上場するフートゥー・ホールディングス傘下の投資プラットフォーム『ムームー』は、仮想通貨取引サービスをテキサス州に拡大し、外部Web3ウォレットとの直接入出金機能を米国ユーザー向けに導入した。
07:10
米ビットコイン現物ETFが6日連続流出、アルトコインへのローテーションが鮮明に
米ビットコイン現物ETFは5月14日以降6営業日で計15.5億ドルが流出した。2026年の累計純流入はファーサイド集計で5.36億ドル、SoSoValue集計で4.74億ドルまで縮小。アナリストは「機関投資家の需要は消えておらず、アルトコインETFへのローテーションが起きている」と指摘。
06:25
ETH保有企業ビットマイン、米大型指数『Russell 1000』予備リストに掲載 パッシブ資金流入の可能性
米上場のイーサリアム・トレジャリー企業ビットマイン(BMNR)がFTSE Russellの大型株指数「Russell 1000」予備リストに掲載された。時価総額は最低基準の57億ドルを上回っており、パッシブ指数連動ファンドによる数十億ドル規模の強制買いが発生する可能性がある。
05:45
インドネシアがポリマーケットを遮断、予測市場を「オンライン賭博」とみなす
インドネシア通信デジタル省は5月22日、予測市場プラットフォームのPolymarketへのアクセスを正式に遮断した。仮想通貨やブロックチェーンを用いた予測市場も賭博と判断し、関連SNSアカウントの追跡も進めている。
05:00
サトシ時代のビットコインマイナー、325億円相当BTCをブローカーへ入金
オンチェーン分析のOnchain Lensは25日、サトシ・ナカモト時代から活動するビットコインOGマイナーが2650 BTCをFalconXとCumberlandに入金したと報告した。クジラはなお6000BTCを保有。
05/25 月曜日
20:56
海外からのステーブルコイン決済を日本円で受領、「トレーダム ペイメント」開始
トレーダムが22日、海外からのステーブルコイン支払いを日本企業が日本円で受け取れる決済サービスを開始。改正資金決済法の経過措置を踏まえた収納代行スキームを採用し、SWIFTより低コストな越境決済を狙う。
15:13
ムーンペイ、ChatGPTに仮想通貨購入機能として統合 会話の中でビットコインなどを購入
ムーンペイがChatGPTアプリストアに統合され、チャット内でビットコインやSOLなど100銘柄超の仮想通貨をApple Pay等で購入可能になった。
14:29
ヴィタリック、イーサリアム財団の役割再定義を表明 ETH売却を抑制し長期存続へ
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、イーサリアム財団(EF)の方向性についてXで自身の見解を発表した。EFを「エコシステムの中心」から「1つのノード」と位置づけし、CROPS領域への集中とAI活用の形式検証などを優先課題として提示した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧