はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「日本の日次仮想通貨トレーダーは年内50万人に到達へ」Bitget予測

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日次トレーダー数50万に到達と予測

暗号資産(仮想通貨)取引所Bitgetは8日、日本の仮想通貨市場についてのレポートを発表した。日本における日次アクティブトレーダー数が2024年末までに約50万人に到達すると予測している。

Bitgetによると、日本では4月時点の推定で31~36万人が中央集権型取引所で、毎日取引を行っている。こうした市場規模はトルコとインドネシアの間に位置付けられ、韓国の約3分の2に相当する形だ。

関連: 仮想通貨コミュニティのトレンドから見る韓国市場=レポート

Bitgetは、世界的な法的遵守政策の発展や、米国での仮想通貨現物ETFの上場により、日本でも今後、さらに多くの機関投資家と個人投資家が仮想通貨に参入すると予測した。

日本の仮想通貨ユーザーの特徴は?

日本の仮想通貨ユーザーの特徴としては、スポット取引を好み、主流銘柄(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ソラナ、ドージコイン)やローカルプロジェクトのトークンを手にしていると指摘されている。

Bitgetは、こうした傾向の背景として、日本では、金融庁承認の銘柄のみ取引可能で、デリバティブ取引は最大2倍に制限されていることを挙げた。また、日本の英語力は中程度であり、これが新しいプロジェクトを見つける際に影響しているとも述べている。

また、日本では仮想通貨の利益に対する税率が最大45%であることも一因として、長期保有者が多く、短期的な利益よりも長期的な投資収益に焦点を当てていると続けた。

関連: 24年度税制改正大綱を閣議決定、 法人の暗号資産「期末時価評価課税」が対象外に

日本では、他の地域よりもADAやXRP、日本のチームが主導するアスターネットワーク(ASTR)やオアシス(OAS)などに対する認知度と取引需要が高いとも指摘している。

関連: アスター(ASTR)|投資情報・リアルタイム価格チャート

関連オアシス(OAS)|投資情報・リアルタイム価格チャート

Bitgetは、元ソニー株式会社代表取締役社長兼COOの安藤国威氏によって設立されたジャスミー(JMY/JASMY)が、今年第2四半期(4~6月)にトークン価格が3倍になり、トラフィックが増加したことにも言及した。

関連JASMYの買い方とおすすめ取引所 ジャスミー投資の始め方を詳しく解説

レポートによると、日本では中央集権型取引所と分散型取引所の利用率はほぼ同等で、P2P取引の利用率については世界平均を大幅に下回っていた。

出典:Bitget/Similarweb

中央集権型取引所の日本人ユーザーの男女比はおよそ3:1で男性が多く、年齢に関しては18~34歳のユーザーと35歳以上のユーザーがほぼ同数だった。34歳までのユーザーは国際的な取引所を好み、35歳以上は日本の現地取引所を好む傾向がある。

日本のユーザーがアクセスする上位3つの分散型取引所(DEX)は、1位PancakeSwap、2位Jupiter、3位Uniswapだった。UniswapよりもPancakeSwapが利用されている地域は少なく、日本の特徴だと指摘されている。

関連ソラナ最前線 DEX『ジュピター』の魅力とJUPトークンのステーキング方法

Bitgetは、このことは、日本のユーザーがイーサリアムやBaseのチェーンよりも、ソラナやBSCチェーンでの取引を相対的に好んでいることを示すと分析した。

DEX(分散型取引所)とは

ブロックチェーン上に構築される非中央集権型取引所。「分散型取引所」の英訳である「Decentralized EXchange」から「DEX」とも呼ばれる。中央管理者を介さずに当事者間で直接取引を行うため、管理者に支払う手数料が不要で、その他に流動性が低い、秘密鍵をユーザーが管理するなどの特徴がある。

▶️仮想通貨用語集

関連日本最大のWeb3カンファレンス「WebX 2024」、岸田文雄総理大臣が登壇予定

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。
05:35
米SEC、BTCやXRP投資のグレースケール仮想通貨投信のETF転換承認を再検討
米証券取引委員会がグレースケールの仮想通貨信託「Digital Large Cap Fund」のETF転換承認決定を再検討。NYSE Arca上場承認が一時停止状態に。
04:24
仮想通貨のサイバー攻撃にどう備える?|実例から学ぶ取引所の対策と自己防衛法
暗号資産のサイバー攻撃リスクと、取引所のセキュリティ対策、個人で実践できる防衛策を初心者向けにわかりやすく解説します。
07/02 水曜日
18:40
BITPOINT、カルダノ(ADA)保有者向けNIGHTエアドロップを検討開始 
ビットポイントジャパンがMidnight財団と国内初連携。カルダノ(ADA)保有者やステーキング参加者に「NIGHT」トークンのエアドロップ参加機会を提供。2025年7月開始予定の「Glacier Drop」メカニズムの詳細と参加条件を解説。
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧