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ビットコイン62000ドル割れ 米雇用統計受け景気後退リスク高まる 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米リセッションへの警戒感高まる

昨夜発表された米国の雇用統計データを受け、リセッション(景気後退)リスクが高まり、米国株市場が大幅に続落した。この影響はビットコイン相場にも波及し、仮想通貨市場で大量の清算が発生している。

  • NYダウ:39,737 前日比-1.5%
  • ナスダック:16,776 前日比-2.4%
  • S&P500:5,346 前日比-1.8%
  • 日経平均(2日):35,909 前日比-5.8%
  • ビットコイン:62,066ドル 前日比-4.4%
  • イーサリアム:3,005ドル 前日比-5.2%
  • ソラナ:154ドル 前日比-7.2%

雇用統計データ

米労働省が2日に発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比11万4,000人増と予想を下回り、失業率は4.3%に上昇した。これは2021年9月以来の高水準だ。平均賃金の前年比伸び率も約3年ぶりの低水準となり、労働市場の悪化と景気後退への懸念が一層高まった。

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金融市場の反応

これを受けて、米連邦準備理事会(FRB)が次回9月会合で利下げに動く強い根拠になるとの見方が広がった。特に7月の失業率上昇を背景に、FRBが0.50%ポイントの利下げを決定する可能性が市場で織り込まれつつある。一部金融機関は、利下げ予想を12月から9月へと前倒し、利下げ回数予想を年内2回から3回に引き上げた。

出典:Fedwatch

関連米FRB議長、9月利下げの可能性を明言 FOMC会合直後に仮想通貨相場は大きな変動なし

株式市場の影響

米株式市場が大きく反応し、S&P500は約2年ぶりの大幅な下落となり、ナスダック総合指数は2.4%の下落、ダウ工業株30種平均は610.7ポイント(1.5%)の下落を記録。一時は989ポイントまで急落する場面も見られた。

ビットコイン相場の影響

仮想通貨市場も大きな影響を受け、過去24時間で81,838人のトレーダー(Coinglassデータ)が清算され、中央集権型取引所での清算総額は2億7,200万ドル(400億円)に達した。ビットコインはその中で最も多くの清算が発生し、約7,800万ドルがロスカットされ、そのうち4,400万ドルはロングポジションだった。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

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