ビットコインETF、資金流入続く
8月26日、米国市場におけるビットコイン現物ETFへの純資金流入額が2億ドル(約290億円)に達した。8日連続で純流入が続いており、市場の強い需要を示している。
ビットコインETFの個別銘柄別では、ブラックロックのIBITが先月22日以降最大の2億2000万ドルの純流入を記録した。一方、ビットワイズのBITBでは1660万ドルの純流出があり、バンエックのHODLでも720万ドルの純流出が見られた。グレースケールのGBTCについては、この期間中に資金の移動はなかった。
以前の報告で、ブラックロックのIBITがモルガン・スタンレーやゴールドマン・サックス、年金基金といった大手金融機関や機関投資家からの大きな投資を集めていることが明らかになっていた。
NYDIG報告:第2四半期にビットコインETFへの投資が急増
米大手暗号資産(仮想通貨)投資企業NYDIG社は8月23日付けの報告書で「投資顧問会社グループは第2四半期にビットコイン現物ETFを合計11億ドル(1600億円)相当買い増し、合計保有額は43億ドル(6200億円)に達している」と伝えた。
さらに、個人投資家(非提出者)も6億3750万ドル(920億円)の資金流入を記録。「このことは、ビットコインへの需要が引き続き拡大しており、一般の投資家層への浸透も進んでいることを示している」と分析している。
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