はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

パレットチェーン、アプトスに完全移行へ HashPaletteが子会社化予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

PLTなどがアプトスに移行

暗号資産(仮想通貨)パレットトークン(PLT)開発元の株式会社HashPaletteは3日、Palette Chainをアプトスネットワークへ移行することを目指すと発表した。

HashPaletteは現在の親会社であるHashPortの完全子会社からAptos Labsの完全子会社へと移行する予定だ。HashPaletteの株式をHashPortからAptos LabsことMatonee Incに譲渡することで3社が契約を締結した。

アプトスのモー・シャイフ創設者兼CEOは、「アプトスの拡張可能なインフラと世界トップクラスのチームにより、日本のユーザーと開発者はエンターテインメントとデジタル分野において新たな可能性を切り開くことができるだろう」とコメントしている。

Palette Chainのガバナンストークンであるパレットトークン(PLT)は、11月下旬(予定)を目途に、一定の交換期間を設定して、アプトスネットワークのネイティブトークンであるアプトス(APT)へと引き換えられる予定だ。

仮想通貨取引所などでの引き換え実施となる見込みで、引き換え時のレートは、現在のところPLT1個につき、APT 0.00339139個となる予定だ。引き換えにより取得されたAPTには、1年間の売却禁止期間が設けられる可能性もある。

なお、交換レートや売却禁止期間については、引き換えを実施する取引所との協議などによって、今後変更となる可能性もある。詳細は、別途アナウンスされる。

これに関して、HashPaletteのパレットトークン(PLT)および、エルフトークン(ELF)を取り扱っているbitFlyer(ビットフライヤー)は2日、声明を出した。

同社で今後、PLTやELFの取扱いを継続できなくなるリスクが浮上しており、現在HashPaletteに対して、ビットフライヤーがチェーン移行などへの対応を完了するまで取り扱いを続けられるよう措置を講じることを求めていると述べた格好だ。

なおエルフトークンは、HashPaletteが開発・運営するNFTファーミングゲーム「THE LAND エルフの森」で使用されるトークンである。

関連bitFlyer、同社開催IEO第一弾のエルフトークン取扱開始へ

ゲームや万博ウォレットも移行

アプトスへの意向に伴い、エルフトークン(ELF)や、Palette Chain上のNFT(非代替性トークン)・ゲームなどのコンテンツも、順次アプトスへ移される計画だ。

「THE LAND エルフの森」は、今後アプトスのゲーム・エコシステムとも連携していく見込みである。

現在の親会社HashPortは、大阪・関西万博「EXPO2025」で使われるデジタルウォレットの協賛企業だ。

このウォレットに関してすでにPalette Chainで発行されているNFTについてもアプトスへ移行し、完了後はアプトスが「EXPO2025デジタルウォレット」の唯一のブロックチェーンとなる見込みである。

関連「EXPO 2025 デジタルウォレット」で大阪環状線NFT駅スタンプラリー、HashPort提供

アプトスの月間アクティブアドレスは最近増加しており、9月時点では750万に達した。なお、同月のイーサリアムのアクティブアドレスは1,230万だ。

関連アプトス(APT)の買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/08 月曜日
11:44
FOMC控え不安定な展開続くビットコイン、前週末は大口の協調売りか
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが一時9万ドル割れで3.4億ドル規模の大量清算発生。クジラによる協調売りの可能性が浮上し、週末の薄い板で2000ドルの乱高下が見られた。一方でマイナー降伏を示すハッシュリボン反転で底打ちサインも。FOMC利下げ観測と円キャリー巻き戻しが市場を揺さぶる。
11:30
ソラナDEX「ジュピター」の再担保に関する議論 「伝染リスクゼロ」主張を疑問視
仮想通貨ソラナ基盤のジュピターが「伝染リスクゼロ」と主張したことについて、競合Kaminoなどが再担保の実施を指摘し批判した。ソラナ財団プレジデントは両者に協力を呼びかけている。
09:11
フランスの大手銀行BPCE、仮想通貨4銘柄の取引サービス開始
フランスの大手銀行BPCEが約200万人の顧客向けに仮想通貨取引サービスを開始する。ビットコインなど4銘柄が銀行アプリで売買可能になる。
08:54
韓国、取引所に無過失損害賠償責任を導入へ アップビットのハッキング事件を受け
韓国金融当局が仮想通貨取引所に無過失損害賠償責任を導入へ。アップビットの445億ウォン不正アクセス事件を受け、2段階立法で規制強化。課徴金も売上高3%まで引き上げの方針。
12/07 日曜日
20:40
「ビットコインを価値の橋渡し役に」Bitcoin Japan CEO、繊維業からの大転換とAI戦略を語る
東証上場の堀田丸正から「ビットコインジャパン」へ大胆に転換したフィリップ・ロード(Phillip Lord)CEOが、CoinPost独占インタビューでビットコイン準備金戦略とAIインフラ投資の詳細を明かした。「日本の品質×米国の規模」で2030年までに500MW規模のデータセンター投資を目指す。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、イーサリアム「フサカ」実装完了やソラナスマホの独自通貨発行計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:00
週刊ニュース|JPモルガンによるストラテジーのBTC売却回避能力の評価に高い関心
今週は、FRBの量的引き締め終了、チャールズ・シュワブの仮想通貨取引開始、JPモルガンによるストラテジーのビットコイン売却回避能力の評価に関する記事が関心を集めた。
05:00
ハイリキが注目される理由│次のエアドロップ機会は?利用方法・リスクを解説
Hyperliquid(ハイパーリキッド:ハイリキ)のエアドロップ情報と特徴を解説。HYPEトークンの価格高騰要因、次回エアドロップの参加方法、流動性提供(HLP/Vaults)の仕組み、投資リスクまで詳しく紹介します。
12/06 土曜日
13:46
仮想通貨市場構造を定める「クラリティ法案」を遅滞させる3つの争点とは? 専門家見解
仮想通貨に詳しい弁護士が、ビットコインなどについて米国の規制を明確化する「クラリティ法案」の年内進捗は期待薄だと見解。3つの争点が議論のハードルだと指摘する、
11:15
メタマスク、予測市場取引機能を導入 ポリマーケットと連携しウォレット内で完結
メタマスクが12月4日、トラストウォレットが12月2日に予測市場機能を相次いで発表した。ユーザーは自己管理型ウォレット内で実世界のイベント結果を予測し仮想通貨で取引できるようになる。
10:45
SBI VCトレードとサッポロビール、黒ラベルTHE BARリニューアル記念でNFT配布キャンペーン開始
仮想通貨取引所SBI VCトレードとサッポロビールがWeb3技術を活用した実証実験を12月5日に開始した。黒ラベルTHE BARのリニューアルを記念し、応募者全員にNFTを配布。保有者は店舗で特別なビール体験が受けられる。
10:10
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、5週連続で資金流出 4200億円規模に
ブラックロックの仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」から5週連続で約4200億円が流出した。上場以来最長の流出超過を記録。同社の事業開発ディレクターは「正常な動き」と述べた。
09:30
米SEC、仮想通貨プライバシー円卓会議を来週開催 ジーキャッシュ創設者も参加
米証券取引委員会が金融監視とプライバシーをテーマにした円卓会議を12月15日に開催予定。ジーキャッシュ創設者ゾーコ・ウィルコックス氏を含む専門家がパネリストとして参加し、仮想通貨の匿名技術と監視措置について議論を行う。
08:35
トム・リーのビットマイン、今週約9.8万ETHを追加購入 総保有額1.8兆円相当
ビットマインは今週もETHの押し目買いを実施し9万7650イーサリアムを追加購入した。アーカムのデータによると、同社の総保有額は1.8兆円に達しETH総供給量の3.16%を占めている。
08:00
KLab、ビットコインと金を組み合わせた財務戦略を発表
KLabは、仮想通貨ビットコインと金を財務資産に組み込むデュアル・ゴールド・トレジャリー戦略を実施すると発表。同日発表した資金調達で得る約51億円のうち36億円を充当する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧