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Bitlayer Labs、13億円追加調達 ビットコイン基盤のレイヤー2ネットワーク開発を加速

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Bitlayer Labsが資金調達

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のレイヤー2ネットワークを開発するBitlayer Labsは9日、シリーズAの延長ラウンドで900万ドル(13億円)の資金調達に成功。今回の資金調達は、7月に行われたシリーズAから約3ヶ月後に実施されたもの。

今回のラウンドは仮想通貨VC大手Polychain Capitalがリードし、米大手資産運用会社Franklin Templetonが共同リード。SCB Limited、Selini Capital、G-20.Groupなども参加している。評価額は前回のシリーズAと同じ3億ドルで、株式および完全希薄化後のトークン評価額の両方を含む。

Bitlayerは、ビットコインのファイナリティに基づく初のレイヤー2ネットワークを提供している。これは、Bitlayer上で処理されたトランザクションやデータが、ビットコインのブロックチェーン上で最終的に決済されることを意味する。

同社は4月にバージョン1のメインネットを立ち上げ、これまでに約300のプロジェクトがこのレイヤー2ネットワーク上に構築。主要な分散型取引所としてはMacaronとAvalon Finance、主要な利回り獲得DeFiプロトコルとしてはDesynが挙げられ、Jasper Vaultは最大200倍のレバレッジでオプション取引を提供している。

Bitlayerは現在、V2メインネットの立ち上げを準備中で、OpVMと呼ばれる検証システムを導入予定。このシステムは有効性証明と不正証明の両方を組み合わせたもの。

V2メインネットは2024年第4四半期(10月〜12月)に立ち上げ予定。独自のガバナンストークン「BTR」の発行については未定だが、注目を集めている。

現在、Bitlayerには約70名の従業員が在籍しており、今後は特にFranklin TempletonやFidelityなどのビットコインETF発行者との関係構築を担当する人材を数名追加で雇用する計画。

Franklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)は、186兆円相当の資産を運用しつつ、アバランチやイーサリアム・レイヤー2であるポリゴン、アービトラム、さらにアプトス上でトークン化された投資信託「BENJI」を運用している。

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