アプトス流動性強化へ
テザーは28日、ステーブルコイン時価総額1位のテザーUSDTがアプトスブロックチェーンでローンチされることを発表した。
今年8月にはUSDTを高速L1ブロックチェーン「Aptos(アプトス)」に導入する計画が伝えられており、ついにそれが実現した形となる。
USDTはイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、トロン、ポリゴン、ベース、アービトラムなどの主要ブロックチェーン上でも広く発行されているが、MOVE言語で構築されたブロックチェーンでの導入はアプトスが初の事例となる。なお、アプトスのライバルであるスイには、まだUSDTが導入されていない。
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一方、USDTのライバルであるサークルのUSDCは、10月にスイ(SUI)に導入された。
アプトスのTVL(DeFiで預けられた資産額)は現在約1,250億円で、8月から倍増。Defillamaのチェーン別TVLランキングでは12位に位置し、Optimismを上回っている。USDTの導入により、大口投資家の関心と資金流入が促進される見込みだ。
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