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米ペンシルベニア州の議員、ビットコインなどに投資するための法案提出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨保有を提案

米ペンシルベニア州の議員は14日、同州が暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を保有できるようにするための法案「Bitcoin Strategic Reserve Act」を提出した。

インフレ対策や、ポートフォリオの多様化と強靭化が法案の目的。報道によれば、ビットコイン以外にもデジタル資産や上場取引型金融商品(ETP)に投資できるようにもするという。

ETPとは

「Exchange Traded Products」の略。規制当局の認可を得た上で証券取引所で取引される金融商品で、ETFもETPに含まれるとされている。

▶️仮想通貨用語集

今回の内容は最初に「FOX Business」が報じた。その後は、複数の仮想通貨メディアが同州の情報源を掲載して報じているが、本記事執筆時点ではそのウェブサイトは開くことができない。

各社の報道内容にばらつきはあるが、法案は共和党の2名の議員が共同で作成し提出。議員は以下のように述べている。

過去数年間、多くの金融機関や政府が、不安定な経済からポートフォリオを守るためにビットコインに投資してきた。

ブラックロックやフィデリティ、フランクリン・テンプルトンなどの大手投資会社はビットコインの投資手段を提供し、ウィスコンシンなどの州は戦略的にデジタル資産に投資している。

また、準備資産の一部としてビットコインを保有することは、ポートフォリオの多様化や強靭化に寄与しうるという調査結果もある。

FOX Businessによれば、今回の法案では、州のおよそ70億ドル(約1兆円)の財源の内、最大10%をビットコインに投資することを提案。今回の法案を提出した議員は、FOX Businessに以下のようにコメントした。

今回の法案は、州の金融の未来を守るための、先見性のある一歩になるだろう。

準備資産にビットコインを加えることで、インフレの影響を軽減できるだけでなく、ペンシルベニア州が金融の強靭化やイノベーションのリーダーになることができる。

FOX Businessによれば、米国の複数の州が準備資産として仮想通貨を保有することを検討しているようだ。

米国の動向

今回のペンシルベニア州のような動きの背景には、米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利がある。トランプ氏は大統領選の公約の1つとして、米司法省が保有するビットコイン約21万BTCを売却せずに国家戦略的な備蓄に充てる予定だと述べていた。

関連:SECなどに規制策定停止を要請、トランプ氏勝利で米下院議員が書簡

また、ビットコインについては、米国が国家レベルで戦略的に保有する法案が提出されている。この法案を提出したのは共和党のシンシア・ルミス議員で、米国が一定期間内に100万BTCを購入し、ビットコイン総供給量の約5%を取得することを定めている。

他にも、取得したビットコインを最低20年間保有すること、連邦債務の返済以外の目的でビットコインを売却してはならないことも盛り込んだ。

関連:ルミス議員、米国のビットコイン準備金を改めて呼びかけ トランプ氏勝利受け

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