米上場企業も購入
米NYSE上場のSOSリミテッドは2024年11月27日、最大5000万ドル(75億円)相当の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)購入計画を発表した。
SOSリミテッドは、ビットコインを仮想通貨エコシステムの中核と位置づけており、さらにはグローバルな戦略的準備資産となると想定。同社のヤンダイ・ワン会長兼CEOは、相次ぐビットコイン現物ETFの立ち上げや、資産規制環境の継続的な改善を投資の背景として挙げている。
今回の投資計画は、同社のブロックチェーン事業における長期的なコミットメントを示すものであり、株主および投資家に対する価値創出への意志を明確に表明している。
SOSリミテッドは、仮想通貨マイニングに加え、将来的には仮想通貨のセキュリティや保険分野への拡大も視野に入れている。現在は、ビッグデータ、ブロックチェーン技術、クラウドコンピューティング、人工知能、衛星通信、5Gネットワークを基盤とした緊急救助サービスのクラウドプラットフォームを展開しており、多様な業界向けに革新的なソリューションを提供している。
同社株価はビットコイン購入の発表を受け2倍以上高騰した。
関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び