Trek Labs Japanを第二種会員登録
一般社団法人日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)は5日、第二種会員にグローバル企業であるTrek Labs Japan株式会社を加えたと発表した。同社は、暗号資産関連事業の法的登録を申請中、または申請を予定している事業者として、協会の第二種会員資格を取得した。
Trek Labs Japanは、Trek Labsが展開するブランド「Backpack Exchange」を通じて、信頼性と法令遵守を重視した事業運営を目指している。同社は公式ウェブサイトで、「日本市場において、Trek Labs Japanを通じて企業理念の実現を図り、高い事業利益の安定的な確保を目指します」とコメントしている。
さらに、安全で信頼性の高いシステムプラットフォームを構築する計画を掲げており、モバイルアプリケーションやインターネットサイトを通じて「お客様に安心してご利用いただけるサービス」を提供するとしている。
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Trek Labsとは
Trek Labsは2022年に設立されたグローバルな暗号資産取引所運営企業であり、元FTX幹部らによって立ち上げられた。
同社は非カストディアルウォレット技術を採用した「Backpack Exchange」をブランドとして展開し、ユーザーの資産保護と透明性を強化した取引プラットフォームを提供している。
これまでに600億ドル(約9兆円)を超える取引量を達成し、150以上の国でサービスを展開しているほか、月間アクティブユーザー数は50万人以上に達している(公式HPより)。
さらに、Trek LabsはNFT事業にも注力しており、2023年4月にローンチした「Mad Lads」はSolana上で最も人気のあるNFTコレクションとして注目を集めた。同年11月には「Backpack Exchange」のベータ版をリリースし、2024年3月には50万人以上のKYC(本人確認)済みユーザーを獲得するなど成長を遂げている。
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