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ロシア政府、押収した16億円相当のビットコインを売却開始か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2023年に押収したBTC

ロシアの仮想通貨ビットコイン(BTC)押収事件の新展開について、注目すべき進展が明らかになった。

ロシア政府が、2023年のInfraudハッカーグループの捜査で押収したビットコインの売却を開始したことが9日に報じられた。ロシア国営通信社TASSによると、ロシア財務省は資金の移転手続きを既に始めており、最初の段階として、元ロシア捜査委員会の捜査官マラト・タンビエフ氏から押収した約1,000万ドル相当(約16億円)のビットコインを売却する方針だ。

タンビエフ氏は昨年、ハッカーグループから賄賂を受け取った罪で有罪判決を受けた。検察は同氏のコンピューターとストレージデバイスから、大量のビットコインを発見。具体的には1,032.1ビットコインを不正に受け取っていたことが判明し、16年の実刑判決が下された。

しかし、押収したコインの清算作業は法的な課題に直面している。タンビエフ氏は保有するビットコインを複数の小額に分散させており、当局は各部分にアクセスするために個別の裁判所の許可を得る必要があるという。

現在、執行官は最初の1,000万ドル相当のビットコイン売却について裁判所の許可を取得。これらのコインはLedger Nano Xというハードウェアウォレットに保管されていたとされる。

さらに、事件に詳しい情報筋によると、検察は数百万ルーブル相当の追加のビットコインも売却を計画しているほか、モスクワ近郊の複数の不動産やホンダのオートバイなど、その他の押収資産についても売却を目指しているという。

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