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ソラナ主要ウォレットPhantom、セコイアやa16zなどから4600億円の評価額で230億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

セコイアやa16zなどが参加

ソラナチェーンの主要暗号資産(仮想通貨)ウォレットのPhantomが、シリーズCラウンドで1億5000万ドルを調達し、企業価値は30億ドル(4,600億円)に達したと発表した。この資金調達はセコイア・キャピタルとパラダイムが主導し、a16zやバリアントも参加している。

共同創業者兼CEOのブランドン・ミルマン氏は、ウォレットの人気上昇について、より多くの人々がコインベースなどの中央集権型取引所ではなく、仮想通貨ウォレットを直接使用してコインを購入する「より広範なトレンド」を示していると述べた。

同社によると、月間アクティブユーザー数は1,500万人に達し、自己保管資産は250億ドルを記録。11月には、ウォレットアプリとしてiPhoneの無料アプリランキングで9位を獲得している。

Phantomは、ソラナのエコシステムにおける主要なウォレットとしての地位を確立したことで「世界で最も支配的な仮想通貨ウォレット」となったと強調。新たな資金を活用し、普及を加速させ、世界最大かつ最も信頼される消費者金融プラットフォームになることを目指すとしている。

この資金調達は、Web3ウォレット市場における競争が激化する中で、Phantomの市場での地位を強化するものとなった。

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