はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

トランプ米大統領、メタバースや仮想通貨のサービスを提供か 特許商標庁が申請公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メタバースのサービス提供か

米国特許商標庁(USPTO)は2月28日、トランプ米大統領に関連する商標出願を公開した。

詳細は明確になっていないが、「TRUMP」という標章を商業活動に使用することが示唆されている。具体的にはTRUMPという標章のもとで、暗号資産(仮想通貨)やNFTを活用した電子市場やメタバースのサービスなどを提供しようとしている模様だ。

メタバースとは

インターネット上に構築された多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバター(分身)を介してゲームで遊んだり、音楽ライブに参加したり、会社の会議に出席したりするなど、様々な利用方法がある。

今回の出願が行われたのは2月24日で、その後USPTOに対象のウェブページが作成されたのが28日。現在は受付が完了した段階である。

出願がトランプ米大統領に関連していることは、ウェブページの「Goods and Services」の項目からわかる。そこには、デジタルグッズを仮想通貨で購入できるプラットフォームを提供する計画が記され、「第45代・第47代の米大統領に認可された」画像や動画などを取り扱うとある。

ブロックチェーンやNFTを活用することも明記されており、グッズの販売以外にもゲーム、バーチャルのレストラン、教育プログラムの提供などを行う予定であることが説明されている。

なお、今回の出願に基づいたサービスが実際に提供されるのか、いつ、どのようなサービスが提供されるのかなど、具体的な計画は現時点では不明確だ。

トランプ氏の動向

トランプ氏は、関税措置などで仮想通貨相場の下落に影響を与えながらも、仮想通貨に関連する取り組みを積極的に進めている。今回の商標出願もその取り組みの一環の可能性がある。

先月6日には、トランプ氏が過半数を所有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)が、カスタマイズされた上場投資信託(ETF)と個別運用口座(SMA)の提供に向けた商標登録を申請したことを発表した。

新設されるETFとSMAは、1月29日に発表された新金融サービス・フィンテックブランド「Truth.Fi」の一環として展開され、伝統的な投資商品、SMA、ビットコイン(BTC)ETFおよび関連証券に最大2億5,000万ドル(約376億円)を投資する計画である。

関連トランプ大統領のメディア企業、ビットコインETFなどの商標登録を申請

また、先月19日には「米国を仮想通貨の首都(中心地)にする」と改めて表明。「ビットコインが過去最高値を更新したのは、仮想通貨に対する私の方針を誰もが知っているからだ。米国は、あらゆる面で(世界の)最前線にいたい。その1つが仮想通貨だ」と述べた。

関連「米国を仮想通貨の中心地に」トランプ大統領、未来投資イニシアチブ(FII)サミットで再表明

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/05 木曜日
16:57
リミックスポイント、1000BTC以上の保有目標を発表
リミックスポイントは6月4日に32.81BTC(5億円相当)を追加購入し、保有量が713.5BTCに到達。新株予約権による資金調達で累計1,000BTC以上の取得を目指すと発表した。
15:24
バイナンス、4銘柄を監視対象に追加 価格急落
バイナンスがBIFI・FIS・KMD・MDTの4銘柄を新たに監視対象に追加。FIS・KMDは急落。監視タグの意味や取引制限も解説。
14:00
Consensys関連ウォレット、460億円相当イーサリアムを大量購入か=アーカム
オンチェーン分析によるとConsensys関連ウォレットが6月4日にGalaxy Digitalから約3.2億ドル相当のイーサリアムを購入。うち1.2億ドル分は既にステーキング運用開始。
13:35
米上院、FRB監督担当副議長にボウマン氏承認 仮想通貨業界歓迎
米上院が48対46でミシェル・ボウマンFRB理事の監督担当副議長就任を承認。ルミス上院議員は「仮想通貨にとって明るい未来の兆し」と評価、業界団体も支持を表明。
13:15
4回目半減期から1年経過 ビットコイン、市場成熟と基盤強化進む=レポート
ビットコインが4回目半減期から1年が経過した。フィデリティレポートによると価格上昇は過去サイクルより控えめだが、ドミナンスやハッシュレートなどの指標からその基盤は強化され、市場が成熟している兆候が見られる。
11:59
ビットコイン10万ドル台で調整、トランプ関税とウクライナ情勢が重石 週末の米雇用統計に注目
暗号資産(仮想通貨)市場はトランプ大統領の鉄鋼・アルミ関税やウクライナ情勢悪化で不安定な展開を見せる。金曜発表の米雇用統計がFRB政策を左右する重要指標として注目される中、10年超保有のクジラが利確売りを進める一方、機関投資家は積極的な押し目買いを展開している。
11:35
モスクワ取引所、ビットコイン先物の取引開始
ロシアのモスクワ証券取引所が仮想通貨ビットコインの先物取引を開始した。ロシアでは、中央銀行による規制緩和で仮想通貨商品提供が活発化している。
11:05
ETHの売却や運用などの財務管理方針、イーサリアム財団が発表
イーサリアム財団は、運営の財務管理方針を発表。仮想通貨イーサリアムの売却・運用に関する方針や運用の現状・計画についても説明している。
10:05
30%減少したビットコイン流動性、需要増が価格上昇の地ならしに=シグナム分析
シグナムの最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの流動性供給が30%減少と発表。ETF需要増加や政府の準備金検討により価格上昇の条件が整いつつあると分析している。
09:45
仮想通貨の現物保管義務化法案可決、カリフォルニア下院
カリフォルニア州下院が6月5日、取引所の休眠仮想通貨を3年後に現物のまま州管理下に移管するAB1052法案を可決。従来の現金化方式から大幅変更で投資家保護を強化。
08:45
ステーブルコイン大手Circle、IPO申し込み25倍超過
仮想通貨ステーブルコインUSDC発行企業Circleが25倍の応募倍率でIPO完了、当初予想を上回る11億ドルを調達。時価総額69億ドルでニューヨーク証券取引所に上場予定。
08:10
政府系ファンドと協議、イーサリアムの金融システム構築に向けた進展=ジョセフ・ルービン
イーサリアム共同創設者ジョセフ・ルービン氏が政府系ファンドとの協議を公表し、イーサリアムが新たなグローバル金融システムの基盤なる可能性について力説した。シャープリンクなど、イーサリアム財務戦略を採用する企業も増えつつある。
07:50
BTCを60/40ポートフォリオに追加する際の重要点、Bitwiseが解説
Bitwiseの最高投資責任者は、60/40ポートフォリオに仮想通貨ビットコインを加えた際のリターンを試算した結果を公開。その際の重要ポイントを解説した。
07:25
ビットコインの新規クジラが3カ月で60万BTC買い占め、古参は売却継続=アナリスト
Cryptoquantアナリストの分析によると新興ビットコインクジラが3月から6月にかけて60万BTCを積み増し。一方で1万BTC以上保有の大口は2017年から売却継続とWilly Woo氏が指摘。
06:40
米上場のK-POPメディア企業、「韓国のメタプラネット」目指し710億円規模のビットコイン戦略発表
ナスダック上場のK-POPメディア企業K Wave Mediaが最大5億ドルの株式売却でビットコイン企業準備金戦略を開始。日本のメタプラネットをモデルとした戦略で株価は2倍以上上昇。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧