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コインベース、デジタル証券(ST)事業に高い関心 米トランプ政権の規制緩和に期待感

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタル証券への期待

米大手暗号資産(仮想通貨)コインベースのアレシア・ハース最高財務責任者(CFO)は4日、モルガン・スタンレーのイベントに登壇し、米国でセキュリティトークン(ST:デジタル証券)を取り扱えるようになる可能性があると期待を示した。

仮想通貨に肯定的なトランプ政権が発足し、米証券取引委員会(SEC)の体制が変わったことに言及して、これから金融商品の革新が進む可能性があると語っている。

セキュリティトークンとは

株式などの有価証券を、ブロックチェーン技術を利用してデジタル化したトークンのことを指す。

このイベントにはハース氏と共に、コインベースのブライアン・アームストロングCEOが登壇している。「Seeking Alpha」が提供している文字起こしによれば、「今後1年間で最も期待していることや楽しみにしていることは何か」という質問が上がった際に、ハース氏は上記の発言を行った。

ハース氏は今回、2020年の時点でセキュリティトークンを上場しようとしていたと説明。複数の独自商品を取り扱おうとしていたが、当時はそれが不可能だったと明かした。

一方で現在は、SECがデジタル資産に関する作業部会を立ち上げたことを指摘。そして、再度SECとセキュリティトークンについて対話ができることを楽しみにしているとし、以下のように語った。

我々は、世界の仮想通貨トレーダーが取引している金融商品を米国の市場に提供できるようになる可能性がある。

米国でイノベーションが起こり、より多くの資産をオンチェーンにもたらして、より効率的な方法で取引できるようになることを私は楽しみにしている。

コインベースの担当者に取材をした「The Block」によれば、以前コインベースは上場時に自社の株式(COIN)をトークン化して発行しようとしていた模様。上場当時のSECでは、それが実現できなかったと述べている。

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CEOも関心

セキュリティトークンについてはアームストロング氏も、2月に行った決算報告会で非常に関心があると話していた。

株式など従来の有価証券のトークン化には、24時間7日間取引できるようになったり、投資家の裾野が世界で広がったり、小口の取引が可能になったり、清算や決済がリアルタイムで行えたりするなどのメリットがあると同氏は述べている。

トランプ政権が発足し、投資家からは特に仮想通貨準備金の創設に大きな注目が集まっているが、米国の業界関係者は規制緩和による金融商品の拡充も目指しているようだ。アームストロング氏は、7日開催の「ホワイトハウス仮想通貨サミット」に参加することが明らかになっている。

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