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米国の北カロライナ議員、公的資金の最大10%をビットコインに投資する法案を提出

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2つの法案

米国北カロライナ州の州議会議員が、州の年金資金を仮想通貨ビットコイン(BTC)に投資する画期的な法案を提出した。3月24日に下院、翌25日に上院で「投資近代化法」が提案され、デジタル資産への投資を可能にする新たな取り組みが始まった。

提案された法案は、州財務省直轄の「北カロライナ投資機構」の設立を目指しており、この新組織は仮想通貨、ステーブルコイン、NFTなどのデジタル資産に年金資金の最大5%を配分することを検討している。特筆すべきは、銘柄の最低時価総額を設けていない点で、リスクと収益の分析を徹底的に行うことが条件とされている。

さらに、別の法案SB327「ビットコイン準備・投資法」も同時に提案され、公的資金の最大10%をビットコインに割り当てる可能性が浮上。この法案では、マルチシグネチャーのコールドストレージウォレットで管理され、緊急時のみ州議会の3分の2の承認で資産を売却できる特殊な条件も含まれている。

この動きは、州レベルでのビットコイン投資のアプローチが前進する事例として注目されている。

なお、同時期にアリゾナ州ではビットコイン投資関連法案が最終段階に進んでおり、3月27日までの下院採決が期待されている。

関連:アリゾナ州のビットコイン投資法案、下院審議の注目点は?

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