- 大物エコノミストがBTCの売りを手仕舞い
- 昨年のBTC価格最高値付近で空売りを仕込んだ元IMFのマーク・ダウ氏が、18日に全て手仕舞いしたとブルームバーグが報じた。大物エコノミストが底値(中・長期の利確ポイント)だと判断したことを示唆している。
- IMF(国際通貨基金)とは
- 国際金融、並びに、為替相場の安定化を目的として設立された国際連合の専門機関。 アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.に位置し、加盟国は189か国に上る。
大物エコノミストがBTCの売りを手仕舞い
ブルームバーグの報道によると、12月18日、以前「国際通貨基金(International Monetary Fund:IMF)」でエコノミストとして務めていた上級リスク・トレーダーのMark Dow氏が、昨年末に天井付近で仕込んだ空売りポジションを完全に手仕舞った。
2018年12月中旬までの大幅下落で、全ポジションをクローズした格好だ。
Today I say goodbye to the bitcoin short. Sad! #bitcoin $BTC $XBT.
— Dow (@mark_dow) 2018年12月18日
寂しさもあるが、ビットコインのショート(空売り)に別れを告げる。
Mark Dow氏は、ビットコイン先物取引が開始された直後の価格推移、およびテクニカル分析で、NASDAQ 1998-2002年に発生した”ドットコムバブル(ITバブル)”や、Silver 2009-2013年のバブル特有の値動きを彷彿とさせるとして、ビットコインが天井を付けたと判断。空売り(ショート)を仕込んだという。
また2017年の上昇相場では、投資家の大半が、通貨やその基盤技術、ブロックチェーンを理解していないと感じており、バブル崩壊した場合は、さまざまな潜在的な欠点が露見するだろうと予想していた。
ビットコイン価格は、昨年の仮想通貨バブルで急騰した約220万円(19000ドル)の最高値(天井)から、仮想通貨市場のバブル崩壊とともに80%以上も暴落、ピークを付けた2017年末の約1年後を迎えた(2018年12月中旬)には、約40万円(3500ドル)を割り込んでいる。
同氏は「BTC価格が0になるまで売り続けるつもりはない」と述べ、このタイミングで残り全て決済(利確)した。敏腕トレーダーの判断として底値を示唆するとともに、理想的なトレードであったことを示している。
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— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年10月12日
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