はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ミームコインのPump.fun『PUMP』トークン、即完売で730億円調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トークンセールで730億円調達

ソラナ(SOL)基盤のミームコイン発行プラットフォーム「Pump.fun」は12日、独自トークン「PUMP」がパブリックセール開始から、わずか12分で完売したと発表した。ミームコインへの投資家の関心が依然として高いことを示唆している。

今回のセールで、Pump.funは5億ドル(約736億円)を調達し、約10,145のウォレットが参加した。

一方、即完売したものの、トークン価格や販売数量の設定により、目標額6億ドルに対し5億ドルの未達にとどまった。

Lookonchainによると、ドナルド・トランプ氏の公式ミームコインTRUMPの大口保有者(クジラ)「ff.sol」もPUMPのセールに参加するため1万USDCの入ったウォレットを準備していた。

Pump.funは、次は配布フェーズに移り、今後48~72時間以内に公式ウェブサイトまたは参加取引所で購入されたすべてのトークンが参加者に受け渡されると述べている。

トークンセールには、バイビット、クラーケン、ビットゲットその他複数の取引所もパートナーとして参加している。なお、米国および英国の市民や居住者は今回のセールの対象外だった。

バイビットでは、PUMPトークンのセールが開始されて数秒で申込超過となった。バイビットは先着分で受け付けていたが、申込超過分はすべて10分以内に全額返金したと述べている。

CoinMarketCapによると、PUMPはセール前の0.014ドルから12日に約0.026ドルまで上昇。現在は約0.016ドル前後で推移している。

PUMPは、Pump.funのユーティリティトークンだ。Pump.Funのプラットフォームを使うためにPUMPトークンは不要だが、PUMP保有者はプロモーションイベントに参加することが可能だ。

Pump.funは、PUMPはコミュニティに価値を提供し、プラットフォームの成功に貢献するエコシステムを後押しするとしている。

また、手数料割引、トークンの買い戻し、その他のインセンティブやプロモーションなどのユーティリティメカニズムについても展開の有無を検討しているところだと続けた。

関連:Pump.fun(パンプファン)とは?特徴・仕組みを解説|ミームコイン発行市場

ミームコインとは

インターネット上で話題になることで人気を集めるコイン。代表的なものにイーロン・マスク氏がSNSで言及することで取引量が急増したドージコイン(DOGE)がある。2020年にドージコインを踏まえてリリースされたSHIBA INU(SHIB)も存在。

「Kolscan」の買収も同時に

Pump.funは、今回のトークンセールと同時に、ウォレット・オンチェーントレーダー分析プラットフォーム「Kolscan」の買収を完了した。

Kolscanは、トップオンチェーントレーダーの活動を監視するウォレット・トラッカーであり、リアルタイム取引、トークンの損益、パフォーマンスをランキングするリーダーボードを提供している。

Pump.funは、Kolscanの取得はKolscanとPump.funの両ユーザーにとってより優れた製品を提供し、オンチェーン取引のあり方を一変させるような新しいユーザーエクスペリエンスを実現させると述べた。

関連:ミームコイン急騰、PENGUやWIFが市場を牽引

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/03 水曜日
13:40
カルシが米CNNの公式パートナーに、予測市場のリアルタイムデータを報道に統合
米予測市場プラットフォームのカルシがCNNと提携し公式予測市場パートナーになった。カルシのリアルタイムデータがCNN番組全体に統合され、政治的・文化的イベントの確率情報を報道に活用する。ソラナ上でのトークン化予測市場も開始した。
12:45
ストラテジーCEO「米ドル準備金でビットコイン売却回避」、配当戦略を語る
米ストラテジー社CEOが今後の準備金や配当戦略を詳細に説明した。米ドル準備金で当面の配当資金を確保し、ビットコイン売却を回避する。レンディング参入の可能性も示唆した。
12:14
イーロンの「Xマネー」決済システム開発で人材募集 ソラナが支援表明
イーロン・マスク氏のX Moneyが決済プラットフォームの技術責任者を募集。ソラナが協力を表明し、仮想通貨統合の可能性に注目が集まる。WeChat型スーパーアプリ実現への動きを解説。
10:32
「資産トークン化が金融のあり方を変革」ブラックロックのフィンクCEOらが論説
ブラックロックのフィンクCEOらが現実資産(RWA)トークン化の可能性を様々な観点から解説した。トークン化の2つの大きな利点や規制当局の役割などにも言及している。
10:15
Trust Wallet、予測市場へのアクセス機能をローンチ
仮想通貨ウォレットのTrust Walletは、予測市場にアクセスできる機能をローンチ。まずはMyriad、ポリマーケット、カルシの3つの予測市場に対応する。
09:49
クラーケン、Backed買収 米国株のトークン化取引を拡大
仮想通貨取引所クラーケンがスイスのBacked Finance買収を発表。トークン化株式サービス「xStocks」は半年で取引高100億ドルを突破。RWA市場は2028年に2兆ドル規模へ成長見込み。
07:25
欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行へ、2026年後半に開始予定
INGやBNPパリバなど欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行を計画中。新会社キバリスを設立し2026年後半の発行を目指す。
07:15
バンカメ「資産管理サービスの顧客は仮想通貨投資を検討すべき」
バンク・オブ・アメリカは、資産管理サービスの顧客に対しポートフォリオの最大4%を仮想通貨などのデジタル資産に配分するように推奨していることがわかった。ビットコイン現物ETFも投資対象にする計画だ。
06:45
トム・リーのビットマインが継続的にイーサリアムを押し目買い、3日間で110億円相当
ビットマインが市場下落局面でも3日間に110億円相当のイーサリアムを追加購入した。同社は約373万ETHを保有し総供給量5%保有の目標に向け62%まで進捗。
06:25
米CME、ビットコインの恐怖指数VIXなどの新ベンチマークを導入
米CMEがビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRPを対象とした仮想通貨ベンチマーク指数を導入した。ビットコインのボラティリティを追跡する指数は株式市場のVIXに相当し、機関投資家のリスク管理ツールとなる。
05:55
チェーンリンク初の現物ETFがNYSEで取引開始、グレースケール「GLNK」
仮想通貨チェーンリンクの初の現物ETFが3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始した。グレースケールがGLNKとして上場し運用資産は1700万ドル超となっている。
05:40
米SEC委員長が仮想通貨向け「イノベーション免除」導入へ、資金調達環境の改善を重視
米SECのアトキンス委員長が仮想通貨セクター向けの「イノベーション免除」導入を表明した。新たな法律を待たずにイノベーションを促進する方針で、2005年以降改革されていない開示規制の包括的見直しも発表した。
12/02 火曜日
18:36
AIがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見 防御活用にも期待=レポート
Anthropicの研究で、AIエージェントがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見。2025年3月以降の34件で460万ドル相当の攻撃に成功し、新たに2件のゼロデイ脆弱性も発見。攻撃収益は1.3カ月ごとに倍増しており、防御活用が急務に。
18:00
イーサリアムの買い方|初心者向け取引所比較とリスク・税金まで解説
米国初のビットコインETF承認の影響でBTC価格が過去最高値を更新し、仮想通貨投資による資産運用の注目度が急上昇しています。本記事では初心者向けに高騰するイーサリアム(ETH)の買い方、アルトコイン投資のメリットやデメリット、リスクなどを解説しています。
17:42
FRBが3年半にわたる量的引き締め(QT)終了、仮想通貨市場に流動性改善の可能性
米FRBが12月1日、3年半にわたる量的引き締め(QT)を終了した。約2.4兆ドル規模の資産縮小後、仮想通貨市場への流動性改善が期待される。2019年QT終了時はビットコインが短期下落後に上昇した経緯があるが、専門家は政策効果の遅延やインフレ動向など不確実性に慎重な見方も示している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧