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NERO Chainが「NERO」トークンをローンチ、Bitgetなど海外大手取引所3つに同時上場へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トークン発行へ

レイヤー1ブロックチェーンを開発するNERO Chainは28日午後4時、ネイティブトークン「NERO」のTGE(トークン生成イベント)を実施し、NEROトークンを新規発行した。

これによりNEROチェーンは開発段階からエコシステムの本格運用段階に移行し、トークンの市場ローンチでプロジェクトが正式にスタートした。

NEROトークンはBitget、Gate.io、MEXCの大手仮想通貨取引所3社に同時上場し、同時刻より取引を開始した。これらの取引所はいずれもグローバル市場で高い取引量を誇る主要プラットフォームとなっている。

TGE(Token Generation Event)とは

TGEは、ブロックチェーンプロジェクトが初めてトークンを生成・発行するイベントを指す。プロジェクトの開発段階から実際の運用段階への移行を示す節目であり、一般的に取引所への上場を伴う。

NEROトークンは、取引手数料(Gas代)を含む多様な用途で使用可能で、Paymasterアーキテクチャにより他のトークンもガス代として利用できる。

技術的特徴とビジネスモデル

NERO Chainは、アプリケーション開発者を最優先に設計されたレイヤー1ブロックチェーンである。開発者が取引手数料の仕組みを自由に設計できる機能と、あらゆるトークンをガス代として使用可能にするPaymasterアーキテクチャを実装している。

Paymasterは、ユーザーに代わってガス代を支払うスマートコントラクトの仕組みで、NERO Chainではこの機能を拡張し、どのトークンでもガス代支払いを可能にしている。これにより、ユーザーはネイティブトークンを保有せずとも、保有する任意のトークンでガス代を支払える。

従来のブロックチェーンではプロトコル層に価値が集中していたが、NERO Chainは収益をアプリケーションとコミュニティに分配する革新的な仕組みを採用している。この手数料共有モデルにより、開発者の顧客獲得コストを大幅に削減できる設計となっている。

同チェーンはWeb2レベルの使いやすさを実現する技術基盤を備えており、主なターゲットはソーシャル系dApps(SocialFi)、ゲーム系dApps(GameFi)、現実世界の資産をトークン化するRWAセクターの開発者となっている。NEROは、ブロックチェーンで発生する手数料収益をプロトコル運営者だけでなくアプリケーション開発者にも分配する新しいエコシステムモデルを提案している。

関連:NERO Chainが描くWeb3の実用化構想|WebXスポンサーインタビュー

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