
資金支援を再評価
イーサリアム(ETH)財団のエコシステムサポートプログラム(ESP)チームは29日、オープングラント公募を一時停止すると発表した。2018年開始の同プログラムは2024年だけで105のプロジェクトに約300万ドルを提供していたが、戦略的アプローチへの転換を理由に方針変更に踏み切った。
ESPは過去3年間でプロセスの効率化を進めてきたものの、大量の申請処理が業務の大部分を占めていた。少数精鋭チームでの運営により新たな戦略的機会への対応が困難となり、反応的モデルから積極的モデルへの転換が必要と判断された。
2024年の支援実績には、開発者ツールのコミットブースト、データ分析のバンドルベア、教育プログラムのウェブ3ブリッジなど多様な分野が含まれる。これらは開発者ツール、研究、コミュニティ構築、インフラ、オープン標準などの重要領域をカバーしていた。
一時停止期間中も、既存の助成金受給者への支援は継続される。オフィスアワーを通じてガイダンスやプロジェクトフィードバックなどの非資金的支援も提供するが、新規申請の審査は行わない方針だ。
新しいESPの優先事項とアプローチは2025年第4四半期に発表予定。イーサリアム財団は最新の助成金発表やプロジェクト進捗について、X(旧ツイッター)、ファーキャスター、レンズ、ブルースカイの各公式アカウントで情報を継続提供するという。
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