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バイナンスが韓国の仮想通貨取引所Gopaxを買収 4年ぶりの韓国市場復帰へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

規制審査に2年半

韓国の地元メディア「毎日経済」が16日に報じたところによると、2年半の規制審査を経て、バイナンスは韓国の仮想通貨取引所Gopaxの買収を正式に完了した。これは、韓国金融情報分析院(FIU)がGopaxの経営陣の変更を承認したことを受けた動きだという。

バイナンスは、2023年2月にGopaxの株式67%を取得し、筆頭株主となった。この買収は、Gopaxが2023年に直面した流動性危機と関連している。DeFiパートナーのGenesis Global CapitalがFTX破綻後に破産申請し、GoFi預金商品に関連する約4700万ドルの顧客資金が凍結された。

バイナンスによる買収は当初、資金を注入し被害を受けたユーザーの損失回復を支援する救済措置として位置づけられていた。

その後、同年3月に役員登録のため「役員変更報告書」をFIUに提出した。しかし、韓国金融当局による審査は約2年半にわたり進展しなかった。

韓国金融当局は、バイナンスがGopaxの筆頭株主となることで国内のマネーロンダリング対策(AML)システムに様々な影響を与える可能性があると判断し、役員変更報告の受理について慎重に対応してきた。

実際、バイナンスは2023年6月に米国証券取引委員会(SEC)から、米国ユーザーへの違法なサービス提供および顧客資金の不適切な使用により提訴された。さらに、AML違反により、米国財務省と司法省から43億ドル(6,450億円)の罰金を科された。

同紙によると、韓国の法律では、報告の不受理要件として「犯罪収益隠匿、テロ資金供与、外国為替取引法、資本市場法により罰金以上の刑を受けた者は事業を営むことができない」という条件が定められている。これを踏まえ、韓国金融当局はバイナンスの国内市場参入資格について綿密に審査を行ってきたとされている。

今回FIUの承認により、バイナンスは2021年に仮想通貨規制の強化を受けて撤退した韓国市場への再参入が可能となった。

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