
ETH下落の中で4.2億ドル相当の追加購入
トム・リー氏が率いるビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは木曜日、10万4,336ETH(約4.17億ドル相当)を企業保有資産に追加したとルックオンチェーンが報道した。アーカムのデータによると、クラーケンとビットゴーからの2つのウォレットから7回の取引を通じて、3つの新規アドレスに送金されたという。
ビットマインは10月13日時点で303万ETH(約117億ドル)相当を保有しており、イーサリアム(ETH)保有量では最大規模だ。仮想通貨全体では、マイケル・セイラー氏のストラテジーに次ぐ2番目の規模となっている。
同社はイーサリアム総供給量の5%取得を目標に掲げており、金融市場サービスにおけるイーサリアムの役割拡大を支援する方針を示している。ファンドストラットの共同創設者であるリー氏は、イーサリアムへの支持を繰り返し表明してきた。
リー氏は先月の韓国ブロックチェーンウィークで、ウォール街やホワイトハウスがイーサリアムを「真に中立的なチェーン」として今後のブロックチェーン事業で優先すると述べた。今週もビットメックス共同創設者のアーサー・ヘイズ氏とともに、年内に1万ドル到達の予測を改めて示している。
イーサリアムは8月の最高値から下落が続いているが、ビットマインは押し目買いを継続している形だ。ただし同社は今回の取引について公式の発表をまだ行っていない。
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