大手銀行が仮想通貨関連の仕組債を相次いで販売
JPモルガン・チェースは、仮想通貨ビットコイン(BTC)価格の変動に連動する仕組債を提案した。The Blockが報道した内容によると、投資家はブラックロックのビットコインETF「IBIT」を参照指標として、ビットコインの将来価格に賭けることができる。
この仕組債は1年後にIBIT価格が設定価格以上なら16%の固定リターンを保証し、自動償還される。価格が下回った場合は2028年まで継続し、その時点で設定価格を上回れば投資額の1.5倍を上限なく受け取れる仕組みだ。
しかし、下落が30%以内なら元本が保護されるが、30%超の下落時は損失を全額負担する。JPモルガンは目論見書で投資のリスク性を明記し、元本の大部分または全額を失う可能性があると伝えている。
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モルガン・スタンレーも今月、IBITに連動する仕組債を販売し富裕層から大きな需要を集めたとブルームバーグが報じた。
2年満期の商品で、ETF価格が横ばいか上昇なら高リターンを提供する設計だ。25%未満の下落なら小幅な利益が得られるが、それ以上下落すると損失を全額負担する。
ビットコインは高値から約30%下落したが、ウォール街は慎重な投資家向けにリスクを制限した商品開発を進めている。WSDのティアゴ・フェルナンデス氏は、仕組債が主流投資家にとって仮想通貨レベルのボラティリティに触れる最も安全な手段になりつつあると指摘した。
富裕層を中心に需要が拡大している一方、専門家は高リスク商品として慎重な判断を呼びかけている。
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