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ランボルギーニとレジャー、限定ウォレット発表 「いつランボ買える」ミームに呼応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTに続きウォレット市場にも参入

仮想通貨ハードウェアウォレット大手のレジャーは4日、イタリアの高級スポーツカーメーカーであるランボルギーニと提携し、カスタムデザインの限定版「Ledger Stax」を2026年初頭に発売すると発表した。

同製品には専用パッケージとブランドロゴ入りのマグネットフォリオが付属する。レジャーは「未来を掌握し、伝統を継承せよ」というスローガンを掲げ、仮想通貨コミュニティで広く知られる「いつランボ買える?(Wen Lambo?)」というミームを現実のものにすると強調している。

ランボルギーニはこれまでもWeb3分野での取り組みを積極的に展開してきた。

2024年10月には、ブロックチェーンゲーム企業のアニモカ・ブランズと提携し、「Fast ForWorld」プラットフォームを立ち上げた。

同プラットフォームでは、デジタルスーパーカーのNFTコレクションを発行し、ユーザーが複数のゲームプラットフォーム間で相互運用可能なデジタル車両を所有・取引できる仕組みを構築している。

さらに同年10月には、TONブロックチェーンと連携し、テレグラム上でランボルギーニブランドのデジタルステッカーを発売するなど、ブロックチェーン技術を活用した顧客体験の拡充を進めてきた。

今回のレジャーとの提携により、ランボルギーニはハードウェアウォレット市場にも進出する。

関連:ランボルギーニ、初のNFTコレクションとオークション販売を発表

富裕層取り込みを狙うか

高級自動車メーカーのWeb3参入は業界全体のトレンドとなっている。フェラーリは2023年から米国で仮想通貨決済を開始し、2024年には欧州市場にも拡大した。

さらに同社は2025年、限定100名のハイパークラブ会員向けに「Token Ferrari 499P」というデジタルトークンを発行し、2027年の世界耐久選手権シーズンに合わせて独占オークションへのアクセス権を提供する計画を発表している。

ポルシェも2023年1月に7,500個のNFTコレクションを発売し、保有者が自身のNFTデザインをカスタマイズできる仕組みを導入するなど、ブロックチェーン技術を活用した顧客エンゲージメント強化に取り組んでいる。

これらの取り組みは、単なる決済手段の多様化にとどまらず、若年層の富裕層や仮想通貨投資家との接点構築を目的としているとみられる。

報告によると、仮想通貨市場の成長により、2025年6月時点で世界中に約24万1,700人の仮想通貨ミリオネアが存在し、前年比40%増加した。

高級車メーカーはこの新興富裕層を取り込むため、ブロックチェーン技術が持つ「希少性」「透明性」「コミュニティ形成」といった特性を活用し、従来の所有体験を超えたデジタルエコシステムの構築を進めているとされる。

関連:フェラーリ、米国に続き欧州でもビットコイン決済受付へ

関連:Audiグループのバイクメーカー「Ducati」、XRPLでデジタルコレクティブル発行へ

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