WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨Grinのマイニングに最適のGPUとは|LongHash分析結果

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨Grinのマイニングに最適のGPUは?
米仮想通貨調査企業「LongHash」は、先月中盤に「Grinマイニングに最適のGPUは?」と題し、その分析結果を発表し、寄稿時点での、Grinマイニングに最適なGPUに関する結論を公表した。

仮想通貨Grinのマイニングに最適のGPUとは

本記事は、2019年1月19日に、Zhehao Chen氏によってLongHash上で寄稿されたものです。公式翻訳権利の元、日本語への翻訳を行なっています。なお、記事上で利用されているデータは、2019年1月18日前後のデータを基にしています。

Grinは、今年1月15日にメインネットへローンチされた、新たな仮想通貨である。

同仮想通貨は、現在トレンドとなっている、ビットコインよりも速く、安く取引を行うことを目的に開発されたプロトコル「Mimblewimble」を利用している。

一部投資家らや、特に、マイニングコミュニティからは関心を高めており、そのマイニングフォーラムでは、かなり活発にコミュニケーションが行われている。

当然の事ながら、Grinのマイニングで利益を得られるか否かは、その価格に左右される。

しかし、本記事では違った点に注目し「どのGPUがGrinマイニングに最適か」について焦点を当てる。

現在のマイニング状況

まず最初に、マイニングの状況について確認する。

Grinのローンチに際して、ICOやプレマイニングからは比較的、無縁となっており、より公平なマイニングが可能な状態になっている。

さらに、同通貨は、二つの異なったProof of Workを利用し、そのうちの一つ「Cuckatoo31」はASICでのマイニングが容易な形となり、最低11GBのメモリを備えた高性能GPUが必要とされるが、一方で、「Cuckatoo29」はASIC耐性を備え、一般的に利用されるGPUとの相互性もある。

今のところ、マイニングによって生成されるブロックの90%が「Cuckatoo29」によるもので、「Cuckatoo31」を通じ、生成されるブロックの割合は10%に止まっている。

Grinのブロック生成速度は1分毎で、1ブロックあたりの生成報酬は60Grinとなり、1日あたり、86,400Grinが発行されていることになる。

Grinのマイニングにおいて、最適のGPUを見つけ出すためには、いくつかの仮説を立てる必要がある。そうすることにより、電力コストなどの要素をもとに、結論を導き出すことが可能となるからだ。

以上のような理由から、1キロワットあたり、0.05ドル(約5.49円)と仮定して計算する。

分析結果

計算するにあたり、我々が考慮した要素は、電力コスト、GPUの購入代、マイニングするための土地、メンテナンス代、冷却コストなどだ。

ハッシュパワーのリアルタイムのデータは、MinerBabeを利用し収集している。

また、ネットワークのハッシュパワーに関するデータ収集はGrinMintを用いた。

分析結果として、NVIDIA 10シリーズが、Grinマイニングにかかるコストが最も低かったことから、最適のGPUであるという結論に達した。

一般的に、NVIDIAのグラフィックボード間の違いはあまり影響は見られなかったものの、AMDのグラフィクボードと比較した場合、NVIDIAの製品全てがAMD製品を上回る結果となった。

当然、どのマシンでGrinのマイニングを行うにしても、市場価格の影響によって異なるもので、実際、現在の価格は低迷している。

現時点の価格は、こちらから確認ができる。

現在の市場トレンドを考慮すれば、おそらくGPUを購入しGrinのマイニングを行う絶好の機会とは言えないだろう。

しかしながら、すでにNVIDIA 10シリーズのGPUを持ち、なおかつ、低い電力コストを利用できる環境があるならば、利益を得る可能性もあると言えるだろう。

LongHash
日本語公式HP:jp.longhash.com
英語公式HP:longhash.com
日本語Twitter:@longhash_jp
英語Twitter:@longhashdata

LongHashは独自のデータ分析を基に、仮想通貨のトレンドやニュース、価格に関する情報を日中英の3ヶ国語で提供するジャーナリズム・プラットフォームです。

ブロックチェーンデータの解析や解説を行うLongHash所属のデータサイエンティストやライターを世界中に抱え、分かりやすい記事で配信しています。

またLongHashはブロックチェーンハッカソンやミートアップの企画、実施運営のサービスも提供しております。

なお、共同設立者であるEmily Parker氏は、以前記者としてWSJやNYタイムズで務めたほか、米政府の技術政策専門アドバイザーを歴任しています。

より多くの記事を読みたい方は、こちらからLongHashの公式ページへアクセスできます。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

仮想通貨淘汰の波、生き残る「5%」に見る未来を語る|ビットコインETF申請企業
仮想通貨インデックス企業Bitwise社のグローバル研究責任者 Matt Hogan氏がビットコインは「完全なるバブル」と言及した。ITバブルからアマゾン等が復活した様に、仮想通貨の長期的可能性に期待感を示している。
安倍総理『仮想通貨に活用されるブロックチェーン技術を含め、大きな可能性がある』ビットコインなどの成長産業について国会で答弁
安倍総理は藤巻議員の質問に対し、「国内ベンチャー企業が世界初のビジネスモデルに挑戦するなど、仮想通貨分野で世界でも十分に戦える企業が我が国に存在している」などと述べ、成長の可能性を研究していく必要性にも言及した。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者11,000名突破。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/27 木曜日
11:43
ブラックロック幹部、米財政懸念でビットコイン強気論
ブラックロックのデジタル資産責任者ミッチニック氏がCNBCに語った内容を解説。米国の財政赤字・債務懸念の高まりがBTCや金への投資家需要を押し上げていると指摘し、停滞するクラリティー法案への見解も示した。
11:25
DeFiデベロップメント、ソラナのデータプラットフォームをローンチ
仮想通貨ソラナの財務企業デファイ・デベロップメントは、データとリサーチのプラットフォーム「ステート・オブ・ソラナ」をローンチ。開発の目的や今後の計画を説明した。
11:05
量子耐性ビットコイン取引、メインネットで初承認
スタークウェアのアビフ・レヴィ氏が考案した量子耐性ビットコイン方式による取引が26日、メインネットで初めてマイニングされた。量子コンピューターの脅威に備え、保有者が資産を守る選択肢が広がった。
10:15
グレースケール、米財務省国債買い戻しは『対症療法』 仮想通貨シフトを予想
グレースケールは26日、財務省の国債買い戻しを財政赤字への対症療法と分析した。公的債務が40兆ドルを突破する中、投資家がビットコインやイーサリアムなど代替資産へ資金を移す可能性があるとの見方を示した。
10:12
スターテイルCEO、Strium年内テストネット公開へ
スターテイルの渡辺創太氏が、SBIと開発するブロックチェーン基盤「Strium」を年内にテストネット公開、年度内メインネット稼働させる方針をXで明らかにした。株式・国債のトークン化とJPYSC決済への対応も視野に入れる。
09:45
21シェアーズ、ソラナの利回り半減も強気シグナルと分析
21シェアーズは、ソラナの新たなインフレ抑制提案でステーキング利回りが下がる一方、供給減少が投資家に好材料となりうるとの分析を示した。
09:37
米調査、仮想通貨の退職金組込みに77%がリスク視
全米退職保障機構(NIRS)が8月26日公表の調査で、勤務先の退職金制度に仮想通貨を組み込むことへの反対が53%、リスクが高いとの回答が77%に上ったと発表。退職不安が広がる米国の実態を報じる。
09:25
ビットコイン、新たな強気相場入りか 初期には波乱も予想=クリプトクアント
クリプトクアントは仮想通貨市場週間レポートを発表。ビットコインが強気相場の初期段階に入ったと分析した。目先の利益確定売りの可能性を指摘し365日移動平均線に注目する。
08:20
ビットコインと現物ETFの交換が増加傾向に=ブルームバーグ
仮想通貨ビットコインの現物ETFでは最近、ビットコイン自体をETFに代える動きが増えている傾向がみられることがわかった。この動きはイーサリアムやソラナにも拡大してきているようだ。
07:55
ハイパーリキッド、USDC運用益でHYPE買い戻し開始
ハイパーリキッドは26日、ハイパーリキッド上のUSDCに対応する準備金運用益をHYPEの買い戻し・焼却に充てる新制度の運用益計上を開始した。市場試算では年間1億3500万〜1億6000万ドル規模の流入が見込まれ、既存の手数料収益と合わせHYPEの供給に影響を与える可能性がある。
06:55
ストラテジー、ドル準備金拡充で純有利子負債がほぼゼロに
ストラテジーが66.9億ドルの流動性確保でネットレバレッジをほぼゼロに引き下げた。優先株配当の安定財源が拡充され、財務基盤の保守化は投資家の資金判断に影響しうる。
06:20
ハイパーリキッド関連団体、米CFTCにエネルギー無期限先物解禁を要請
ハイパーリキッドの政策部門とトレードXYZが、米CFTCに原油・天然ガスの無期限先物を米国市場で扱えるようにする規制整備を求める意見書を提出した。エネルギー価格変動に備えるヘッジ手段の選択肢拡大が投資家に影響を与える可能性がある。
05:50
米SEC、規制緩和型の仮想通貨カストディ規則案をホワイトハウスへ送付
米証券取引委員会は25日、投資顧問会社や投資会社の仮想通貨資産保管規制を見直す規則案をホワイトハウスの行政管理予算局へ送付した。既存規制の一部撤廃を含み、仮想通貨関連の金融実務に影響を与える可能性がある。
05:00
バーンスタイン、ビットコイン30万ドル予想維持 「ディベースメント・トレード」を追い風に
バーンスタインは通貨価値の下落懸念を背景にビットコインの価格が2029年までに30万ドルに達するとの予測を維持。現在の米財務省の国債買い戻し拡大も資金流入を後押しする材料となっている。
08/26 水曜日
19:00
Lisk、独自チェーンを10月31日に閉鎖 金融ソフト企業へ転身
Lisk(LSK)が独自ブロックチェーンを2026年10月31日に閉鎖し、企業の資金管理プラットフォーム事業へ転換すると発表。Lisk DAOの解散と1億LSKバーンも提案した。LSKはイーサリアム上で存続する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧