バイナンスのオンチェーン版を開発
暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)前CEOらのベンチャーキャピタル「YZiラボ(旧称:バイナンス・ラボ)」は13日、DeFi(分散型金融)のプロ向けトレードプラットフォーム「Genius」に出資したことを発表した。
出資の目的は、プライバシー機能があって流通速度が速いオンチェーン取引プラットフォームの開発を加速するためとYZiラボは説明。また、CZ氏がGeniusのアドバイザーになるとも述べている。
公式サイトの説明によるとGeniusは仮想通貨取引所ではなく、BNBチェーンやイーサリアム、ソラナなど複数のブロックチェーン上にある300超のDEX(分散型取引所)にユーザーがアクセスするためのインターフェース。取引におけるプライバシー機能が備わっていることが大きな特徴だ。
DEXとは
「Decentralized EXchange」の略。中央管理者がいない取引所を指す。
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今回の出資についてYZiラボは、Geniusが自社の投資テーマの中核を具現化すると説明。それは、ユーザーの所有権や分散性で妥協することなく、CEX(中央集権型取引所)の速さ、流動性、プライバシーを融合するインフラを支えることだと述べた。
また、今回調達した資金は、2026年にオープンアクセスを解放する予定のプライバシープロトコルの開発を加速したり、10超のブロックチェーン上の流動性を拡張したりすることに使用されると説明している。
発表で、Geniusのアルマーン・カルシCEOは以下のようにコメントした。
今回の資金調達で何よりも重要なのは緊密な協業だ。YZiラボと協業できることは、業界で最も優れ、リソースが豊富な支援者を我々が獲得し、「バイナンスのオンチェーン版」を構築するという重要な取り組みを共に行うことを意味する。
我々は、今CEXがDEXよりも優れている点であるプライバシーに特化する。
なお、「The Block」の報道によれば出資が行われたのは先月で、出資額は8桁(数千万ドル)ということ以外は非開示。株式またはトークン、またはその両方を介して出資が行われたかも非公開である。
また、Geniusにはポイント報酬制度が導入されているが、独自トークンの発行計画についてもThe Blockはコメントを得られなかったという。
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