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SMBC日興証券、DeFi技術部を新設 Web3領域の事業化に向けた体制整備

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

分散型金融に特化した専門部門を設置

SMBC日興証券は2月1日付で、デジタルイノベーション担当下に「DeFiテクノロジー部」を新設する機構改革を実施した。同時に、Nikko Open Innovation Lab長の磯野太佑氏が同部門の部長を兼任する人事を発表した。

磯野氏は2012年入社後、8年間投資銀行業務に従事し、その後オープンイノベーションチーム「Funder Storm」を立ち上げ、高専機構との連携やWeb3関連の新規事業を推進してきた。

今回の人事により、Nikko Open Innovation Lab長との兼任という形でDeFi技術部長に就任する。大手証券会社が分散型金融に特化した専門部門を設置する動きとして注目される。

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「日本の価値の最大化」を目指す

ポッドキャスト番組「DeFiらじお」第27回(1月30日放送)に出演した磯野氏は、分散型金融(DeFi)と伝統的金融(TradFi)の融合について見解を示した。

磯野氏が率いるオープンイノベーションチーム「Funder Storm」が掲げる「日本の価値の最大化」というビジョンについて、同氏は証券会社のリソースを活用したエコシステム構築と新規事業開発に取り組むことの重要性を強調。

Web3領域や高専機構(国立高等専門学校機構)との連携、新会社の設立など、多岐にわたる事業を推進している。伝統的な証券会社の資産やリソースをWeb3などの新しい領域や教育機関と掛け合わせることで、日本発の新たな産業エコシステムを作り上げることを目指している。

番組では、証券会社の強みを活かしたWeb3エコシステムの構築や、日本の価値を最大化するための戦略が主なテーマとなり、伝統的金融機関がいかにしてWeb3領域に参入すべきかについて議論が交わされた。

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日本の金融機関によるDeFiへの取り組み

日本政府はWeb3.0を成長戦略の柱の一つに位置づけており、金融機関によるDeFiへの関心も高まっている。

2025年6月、大和証券グループ、野村ホールディングス、三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、みずほ信託銀行、SBI VCトレードなどの大手金融機関が参加する「DeFi研究会」のプロジェクトが、金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援案件に採択された。同研究会は、金融機関および顧客が規制対象となるトークンを取り扱うDeFiを利用できる環境整備に向けた検討を進めている。

SMBC日興証券による今回のDeFi技術部新設は、こうした業界動向の中で、Web3関連技術の研究開発体制を整備する動きと見られる。

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