はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインキャッシュ、11月13日にハードフォークを予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインキャッシュのハードフォークは来月13日に実行される予定
開発に関るBitprim.orgのフワン・ガラバグリア氏によると試験版Difficulty Adjustment Algorithmはすでに良い結果を残しているため、将来のアップグレードにより取引遅延など、多くの問題解決につながるかもしれません。

過去数週間にわたりビットコインキャッシュネットワーク内の『Difficulty Adjustment Algorithm』は注目の話題となっています。一部情報源によると、デベロッパーが開発中のハードフォークプロトコルは来月13日に予定されているようです。

複数の案を開発状況とは

Bitprim.orgのフワン・ガラバグリア氏によると、現在ビットコインキャッシュ(BCC)開発者らは『スムーズなハードフォーク』を来月13日に計画しています。

News.Bitcoin.com社はこの話題についてガラバグリア氏と手短に対談し、彼はデベロッパーのアマウリー・セシェット氏、トム・ハーディング氏、ニール・ブース氏は案を提出したと話します。さらにガラバグリア氏は複数の『Difficulty Adjustment Algorithms:DAA(採掘難易度調整アルゴリズム)』を試している最中だと述べました。現時点ではBCCネットワーク内でうまく機能するDAAがありません。

『ビットコインキャッシュDAAは本来の目的は果たしていますが、その副作用はビットコインキャッシュを傷つけています。』とガラバグリア氏は説明します。『複数の案を開発、コーディング、試用しています。

デベロッパーグループ内ではたくさんの討論が行われ、我々のチームは最適なプロトコルを試していて、我々の見解ではビットコインキャッシュネットワークでアップグレードが行われるとみています。』

Bitprim.orgのフワン・ガラバグリア氏

Bitcoin ABC次のリリースとは

ガラバグリア氏によるとフォーク関連の討論は長い間行われていて、フォーク実行のタイミングはSegwit2xフォークとは全く関係ないと述べます。

『この時期になれば物事は確定されると予想されていましたが、それらフォークに関連性はありません。ソリューションはすでにコード化され、試されています。早ければ数日後に実行されるBitcoin ABCのリリースで、内容は確定されます。現時点で我々チームはBitcoin ABCバイナリーと修正されたDAAアルゴリズムを使い本来のノードとハッシュレートをテストネットで作動しています。』とガラバグリア氏は言います。

『我々は高度なハッシュ力(95%のような)を挿抜し、どのようにDifficultyが新しいノードに対応するかを観察しました。さらに新しいアルゴリズムの個人デベロッパーは彼ら独自のシミュレーションを行い、異なるシナリオに合わせて試験しています。』

現行版Bitcoin Cash DAAよりもずっと有能か

BCCコミュニティの討議はDAAアップグレード発表を支持しているようです。多くのBCC支持者はDAA固定は最優先だと強く述べ、すでにプロトコルのdifficultyアルゴリズム固定に協力しています。ガラバグリア氏は全ての試用版アルゴリズムは現行版より優れていると言います。

『今のところ、全て現行版Bitcoin Cash DAAよりもずっと優れ、「ターボブロック問題」は昔ほどひどくなく、より早く修正されます。我々はBitcoin ABCがさらに自信を持って最新版ソフトウェア発表をできるように、今後数日間試験続行を楽しみにしています。』とガラバグリア氏は最後に言いました。

ビットコインキャッシュとは

ビットコインキャッシュとは|将来性・おすすめ取引所・購入方法を解説
【2025年3月最新情報】時価総額上位の仮想通貨である「ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)」の特徴と将来性について、投資初心者にもわかりやすく解説。

Bitcoin Cash Community Preps Hard Fork Slated for November 13

Oct 22, 2017 by Jamie Redman

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

2017年8月1日にビットコインから分裂しビットコインの問題を解決するための通貨として誕生したビットコインキャッシュでしたが、誕生したばかりで改善点があります。

マイニングの難易度が低下し、ビットコインのマイナーより多くの収益をあげるなどの状況がありましたが、そのような状況を解決しマイニングを安定させることも今回予定されているハードフォークで改善されることが考えられます。ハードフォークにマイナスイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、今回のハードフォークに関しては、マイニングの難易度を調整するためにアップデートを行うようです。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/05 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、BTC20万ドル到達分析や米国でXRPなどのETF個別申請が不要になど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン1700万円台後半に回復、米政府機関閉鎖で逃避資金流入|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン円相場は1775万円周辺まで反発。米政府機関閉鎖による逃避資金流入と利下げ期待の復活が支援材料に。ドル建て12万ドル回復で史上最高値更新の可能性を解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|自称「IQ276」投資家のBTCへの全財産転換に高い関心
今週は、自称IQ276の投資家によるビットコインへの全財産転換、米政府閉鎖による仮想通貨ETF承認手続き停滞、バイナンスによるビッグトレンド分析に関する記事が最も関心を集めた。
10/04 土曜日
13:30
仮想通貨強気相場を加速か? トランプ米大統領が最大2000ドルの給付金を検討
米国のトランプ大統領が関税収入を基に最大2,000ドルの国民給付金を検討している。コロナ禍では給付金がビットコイン上昇を後押ししており仮想通貨市場への影響が注目される。
11:40
ビットコインマイニング大手MARA、BTC保有量が1兆円に迫る
Maraが発表した9月の生産実績によると、218ブロックを獲得し前月比5%増を記録した。ビットコイン保有量は52,850BTCに達し、上場企業の中でストラテジーに次ぐ第2位の保有額。
11:05
ウォルマート傘下のワンペイ、仮想通貨取引機能を年内追加へ
ウォルマートが過半数を所有するフィンテック企業ワンペイが年内にモバイルアプリで仮想通貨取引とカストディサービスを開始すると報じられた。
10:15
ビットコイン現物ETFへの週間流入が3300億円到達、「アップトーバー」の兆しか
米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFへの週間流入額が3,300億円に到達した。過去データから10月の上昇傾向「アップトーバー」が注目されている。
09:50
テザーなど、金トークントレジャリー設立で2億ドル調達へ=報道
テザーとアンタルファがトークン化ゴールドを蓄積するトレジャリー会社設立のため2億ドル以上の資金調達を協議中とブルームバーグが報じた。
08:30
ビットコイン円建て史上最高値更新、米政府閉鎖で逃避資金が集中|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは4日、円建てで史上最高値を記録。米政府の閉鎖によって「無国籍資産」としてのビットコインの存在感が強まり、投資家心理は極めて強気である。
07:50
コインベースが連邦信託認可を申請、決済サービス拡大の狙いで
仮想通貨取引所大手コインベースが3日に通貨監督庁に国家信託会社認可を申請したと発表した。カストディ事業を拡大し決済関連サービスを提供する計画で、銀行になる意図はないと明言。
07:42
コインベースとSamsung、Galaxyスマホユーザーに仮想通貨体験を提供へ
コインベースとSamsungがパートナーシップを締結。まずは米国のGalaxyスマホユーザーがCoinbase Oneを試験利用できるようにして、仮想通貨の利用機会を提供する。
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧