- ビットコインゴールドの価格がハードフォーク後急落
- 最高値から最低値を比べると-74%%前後の価格が下落しています。
- DDos攻撃が毎分10M量発生したことが判明
- 新しいブロックチェーンが一般公開されておらず、追跡ができない状態が続いています。
ビットコインゴールドのハードフォークが25日の予定からブロックチェーンのブロック承認速度の関係で日時が繰り上がり、24日日本時間昼頃に491,407 ブロックに到達。ハードフォークが行われました。
これに伴い、ビットコインゴールドはハードフォーク時の残高を基準として、付与を取引所が対応しています。
しかし、正式にBitcoinブロックチェーンから分離された今(まだユーザーには配布されていない)、プロジェクトのウェブサイトは、DoS攻撃(サーバの負荷や通量を増加させ、サーバのサービスを低下させることを目的とした攻撃元が分散化された DoS 攻撃)を受けたこと、そしてアルトコインへの資金流入により価格が大幅な下落をしています。
CoinMarketcapによると24日-25日前日比の価格変化は-63%となっています。以下のように落ちているのが現状です。
また最高値から最低値を比べると-74%前後の価格が下落しており、現在は$140を前後した価格を保っています。
DDos攻撃/ BTGの懸念点
懸念点の一つとしてあげられたDDos攻撃。24日ハードフォークプロセス終了後、毎分10Mの要求がありウェブサイトがダウン。開発チームは問題解決を開始し、全てのIPを禁止するためにプロバイダと協力をしていると報告しました。
現在、侵害の進行状況を把握したいと思ったとしても、新しいブロックチェーンが一般公開されておらず、追跡ができない状態が続いています。
ICOをはじめ仮想通貨界ではこうしたサイバー攻撃の標的にどうしてもなりやすいのが現状で有り、開発者も当然DDos攻撃を予想されていたことが十分考えられ、問題解決は時間の問題でしょう。
その他の懸念点としてあげられる点はこちらの記事より紹介させていただいています。
Bitcoin Gold Website Down Following DDoS Attack
Oct 24, 2017 by Rachel Rose O’Leary
参考記事はこちらから
CoinPostの考察
ハードフォークが終わり、DDos攻撃やその他の懸念点が浮上した結果ビットコインゴールドの価格が下落しました。
26日BTG=$141.85での価値では、BCHのわずか42%、BTCの2%という価値でしか有りません。
したがって、当面の間、これらの通貨の価値を上回る可能性は低いと予想されます。
今後付与されるプロセスが終了した後投資家が売りに出すのか保有するのかでまた相場は変わってくると思いますので11月の各取引所の付与対応、タイミングに注目する必要があるでしょう。