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『ブロックチェーン技術は、米国会の立法プロセスを有効化する』米下院共和党のリーダーが期待感

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米下院共和党リーダー、ブロックチェーンの有効性に期待
米国会下院のマイノリティ・リーダーは「国会現代化委員会」にて、「ブロックチェーン技術が国会の立法プロセスをより効率的且つ透明化にできる」と、肯定的なスタンスを見せている。

米下院共和党リーダー、ブロックチェーンの有効性に期待

米国会下院の共和党リーダー(マイノリティ・リーダー)を務めるKevin McCarthy氏は、先日開かれた国会現代化委員会にて、「ブロックチェーン技術が国会の日常業務をより効率化且つ透明化にしてくれるだろう」と、肯定的なスタンスを見せた。

国会現代化委員会」とは、今年の1月に新たに選ばれた議長Nancy Pelosi氏主導で設立した新しい委員会であり、12人のメンバーの半分は、マイノリティ・リーダーのMcCarthy氏によって任命されている。同委員会の任務として、国会の現代化・先進化を議題にソリューションを審議し、推進するという。

McCarthy氏は、今回の会議で、ブロックチェーンがもたらす金融産業における高度なセキュリティについて、「ブロックチェーンは、現在の金融インダストリーの安全を変革しつつある。この技術を制度化して監査しながら、国会の立法プロセスを透明化した方が得策ではないか。」と述べた。

また、国会におけるブロックチェーンの利用に関しては、「21世紀の米国会はブロックチェーンを利用することによって、立法等の業務がより効率的かつ効果的になると同時に、立法府が担う重大な責任を国民たちが見届けられるように透明化を強化してくれるだろう。」と、ブロックチェーンの有望性を強調した。

昨年10月、下院の超党派による「ブロックチェーン推進法案2018年」が提出され、様々な政策方針におけるブロックチェーンの影響力を模索する「ワーキング・グループ」の設立と、同技術の一般的定義を定めることを目標としたが、2019年の1月より発足した116th国会に対して、新たに提出された。

下院において二番目の影響力を持つMcCarthy氏の発言とスタンスは、ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)の範疇にて、今後どのように共和党議員を動かしていくか、そしてどのような「超党派法案」が新たに導入されていくか、注視すべきである。

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