はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

NEM.io財団が「カタパルト」のロードマップと展望を発表|仮想通貨XEMに重要な動き

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NEM「カタパルト」のロードマップと展望
NEM.io財団は29日、次世代バージョンである「カタパルト(NEM2)」に関する「ロードマップ」を公開した。カタパルト実装後の仮想通貨エコシステムにも注目。

NEM.io財団、「カタパルト」のロードマップと展望

NEM.io財団は29日、次世代バージョンである「カタパルト(NEM2)」に関する「ロードマップ」を公開した。(日本語版:公式Googleドキュメント

NEM.io財団によると、カタパルトの定義は以下のように記載されている。

NEMの次世代コアエンジンがカタパルトです。

数あるブロックチェーンの中でも、あらゆるビジネスデータを取り扱える実用性とセキュリティを備えた最も使い勝手の良いブロックチェーンになります。数多くの処理速度とスケーラビリティ向上の為の機能強化に加え、カタパルトは非中央集権型のブロックチェーンではこれまで無かった新機能を搭載します。

アグリゲート・トランザクションやマルチレイヤー・マルチシグネチャー・アカウントなど、パブリックとプライベートの二つのブロックチェーンで利用できます。最先端のスマートコントラクト機能を、コーディングやセキュリティリスクに悩まされる事なく利用出来ます。

元ソースはこちらから

「カタパルト」の実装・メインネットや今後の展望に関するロードマップはこのようになる。

  1. 2019年Q3(7〜9月):カタパルトのテストネット公開
  2. 2019年Q3後半〜Q4初期:カタパルトのメインネットでの公開
  3. 2019年Q4(10〜12月)カタパルトのローンチ後:STOトークンのコンプライアンスやクロスチェーン・アプリケーションのサポート、投票センター、カタパルト・アカデミー教育プログラム等
  4. 2020年以降:IoTを実現する機能、ライトニングネットワークへの対応、ステーブルコインの発行等

NEM.io財団の進捗報告

先日、NEM財団は、新たな製品や運営体制へのファンドとして、2500万XEMの資金調達を完了したことを、進捗報告のレポートの中で発表した。(日本語版:公式Googleドキュメント)

当資金調達は、NEM財団が2月に、2億1000万XEMの支援を要請、PoI投票によってコミュニティの支持を得ていたが、コア開発チームとの議論の結果、一括ではなく分割による資金調達に至ったという。

なお、旧体制から引き継ぐ経費などは、既存の資金で対応し、新たに資金調達する資金は、コミュニティと情報を共有した上、円滑な新運営体制に利用される。

新たな資金調達に加え、直近ではNEMに関する新たな動きが多くある。27日に、仮想通貨NEMの公式ウォレットアプリ「NEM Wallet」のバージョン2.4.4をリリースしたなど、生誕4周年を迎えるNEM(XEM)が、新しいステージに突入しようとしている。

今後NEMの開発に関する動向に注視したいところだ。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

ビットコインのUTXO数が「買い集め」を示唆する理由とは、カタパルト目前でネムが急動意|仮想通貨市況
長期トレンドラインの転換点に差し掛かるビットコインが強さを見せる中、買い集めを示唆する「UTXO数」が、仮想通貨全体の時価総額がピークを付けた”2018年1月水準”を超えたことが明らかに。本日上昇したネムは、生誕4周年を迎えている。
NEM財団が2500万XEMの資金調達完了|待望のカタパルトローンチプラン発表は今月末と予告
NEM財団が、最新の進捗状況を報告した。新たな製品や運営体制への資金として、2500万XEMの資金調達を完了したほか、待望のカタパルトローンチプランの予定を予告した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/07 月曜日
16:00
Binance Japan千野剛司社長が語る日本市場戦略|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、世界最大級の暗号資産取引所Binanceの日本法人が、国内最多60銘柄の取扱いを達成。千野剛司社長がWebX 2025への期待と日本市場での展望を語る。
15:57
メタプラネット、約345億円でビットコイン追加購入 保有量15,555BTC
メタプラネットが345億円でビットコイン2,205BTC追加購入。累計保有量15,555BTCで世界上場企業5位に。555ミリオン計画の進捗と株価への影響、今後の戦略を詳しく解説。
13:57
ヴィタリックらがイーサリアムのトランザクションごとのガス上限を共同提案 DoS攻撃対策と安定性向上目指す
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏と研究者のトニー・ワースタータ氏は、ネットワークのセキュリティと安定性向上を目的として、トランザクションごとのガス使用量にプロトコルレベルの上限を導入するEIP-7983を提案した。
12:21
イーロン・マスク、新政党でビットコイン支持示唆 法定通貨への懸念表明
イーロン・マスク氏が新政党「アメリカ党」でビットコイン支持を表明。「法定通貨は絶望的」と発言し、暗号資産への姿勢を鮮明に。トランプ氏との対立から第3政党設立へ。2026年中間選挙で限定的な議席獲得を目指す戦略も明らかに。
12:15
UAE当局、トンコインによるゴールデンビザ取得プログラムを否定=報道
アラブ首長国連邦当局がトンコインのステーキングでゴールデンビザを取得できるプログラムを否定した。当ビザの要件で仮想通貨投資家は対象外と表明している。
12:07
ビットコイン高値圏で推移、取引所の流入・流出比率は3年ぶり低水準に
ビットコインは109,060ドルで小幅上昇。取引所流入・流出比率が0.9まで低下し、2023年弱気相場以来の最低水準を記録。昨年11月の米大統領選以降、約20万BTCが取引所から流出し、残高は280万BTCと7年ぶりの低水準となった。これは投資家の長期保有志向の強まりを示しており、短期投機から長期価値投資へのシフトが鮮明になっている。
09:22
米シークレットサービス、過去10年間で犯罪関連の仮想通貨580億円相当を押収
米シークレットサービスが過去10年間で4億ドル相当の仮想通貨を押収した。米国では豚解体詐欺による銀行破綻も発生しており捜査当局は仮想通貨が関連する犯罪への対処を進める。
07/06 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH価格特化の新組織誕生や米国初のソラナ現物ステーキングETF上場など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次レポート:1600万円台を窺う展開、トランプ減税法案通過で相場底堅く推移|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン(BTC)対円相場は1600万円を窺う底堅い展開。トランプ減税法案上院通過で1520万円台で下げ渋り、ADP雇用レポート下振れによる早期利下げ観測で1570万円台に回復した。bitbankアナリスト長谷川氏は下降チャネル突破も11万ドル乗せに苦戦と分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BitwiseのBTC20万ドル到達予測維持に高い関心
今週は金融アドバイザーの推奨ポートフォリオ、Bitwiseのビットコイン20万ドル到達予測維持、アリゾナ州知事による押収仮想通貨の準備基金法案への拒否権行使に関するニュースが最も関心を集めた。
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧