はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

インド最大手IT企業、送金サービス提供に向けリップルネット活用へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

インド最大手ITサービス企業のリップルネット利用が明らかに
インド最大手のITサービス企業であるTata Consultancy Services(タタ・コンサルタンシーサービス)社のリップルネット加入が明らかになった。世界80か国以上、370を超える金融機関で導入されている同社のサービスで利用される。

インド最大手ITサービス企業、リップルネットの利用が明らかに

インド三大財閥の一つタタグループの傘下であり、同国における最大手ITサービス企業であるTata Consultancy Services(タタ・コンサルタンシーサービス)社が、同社の提供する国際送金サービスでのリップルネットの利用を明かした。なお、既に提携は開始しているという。

Quartz」は既存のバンキング及び決済システムと、新たな分散台帳技術(DLT)に基づいた決済インフラとのシームレスな統合を可能にするサービスとなっており、同サービスにおいてリップルネットの利用が明らかになった。

それについて、同社のリリースでは次のように言及されている。

Quartz国際送金ソリューションは、国際FX送金取引における銀行及び決済システムと(リップルネットのような)新たなDLTベースの決済インフラとの連結を可能にする。

そして、そのような形でのリップルネット利用における重要な点は、シティバンクやGE、マイクロソフトといった大手企業を含めた同社の多くの顧客による、リップルネットと統合されたサービスの利用が見込めることだ。

同社が提供する製品には他にも「TCS BaNCS」というサービスもあり、日本を含めた世界80か国以上の370を超える金融機関で導入されている決済業務システムの効率化や業務の統合管理を可能にしている。

累計23500以上に及ぶ拠点で活用され、そのコアバンキングや資産管理、証券取引の手続き等における処理件数は1日あたり4000万件とそのスケールは大きい。

今回リップルネットの利用が明らかにされたQuartzは、TCS BaNCSとブロックチェーンベースの決済プラットフォームとのAPIを用いた統合を可能にするため、TCS BaNCSを使用するユーザーは既存のシステムに変更を加えることなくブロックチェーンを活用した国際送金等を提供する。

つまり、Quartzは多くの顧客を持つTCS BaNCSとの互換性を有しており、さらにリップルネットと連携することにより、同サービスにおける顧客の今後のリップル社提供するのサービスを利用していく可能性を示唆するとも言えるだろう。

また同社は、先月にはTCS BaNCSにおけるMicrosoft Azure blockchainクラウドとR3社のブロックチェーンネットワーク「Corda」の利用も公表している。

特にCordaについては、XRPを決済通貨として利用するR3社の決済アプリ「Corda Settler」との関係性も深い。

なお、今回明かされたリップルネットとの提携であるが、xRapidやxCurrentなど複数あるリップル社の製品のどれを利用するかについては具体的な言及はされていない。

▶️本日の速報をチェック
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/17 月曜日
12:15
金融庁、資金調達目的の暗号資産発行者への情報開示義務化へ=報道
金融庁は資金調達型暗号資産発行者に年1回の情報開示を義務化する方針。金融審議会では継続開示の必要性や頻度をめぐり議論が展開。ICO・IEOの構造的課題も指摘され、2026年の金商法改正案に盛り込まれる見通し。
11:40
デッドクロス形成のビットコイン、市場心理は「極度の恐怖(総悲観)」水準で推移
ビットコイン急落に伴いテクニカル指標は弱気のデッドクロスを形成している。FRB利下げ期待の後退を受け、投資家がリスク資産から安全資産へシフト。市場心理は「極度の恐怖(総悲観)」を示す水準まで悪化した。デリバティブ清算が連鎖しETF大規模償還につながったが、専門家は感謝祭後の回復を予測している。
11:30
「ビットコインは底値圏に達した」金融大手JPモルガンのアナリストらが見解
JPモルガンが、仮想通貨ビットコインの価格を生産コストの観点から分析。底値に到達したとの見解を示している。同社はビットコインの目標価格を17万ドルとしている。
10:45
カードン・キャピタル、888BTC取得完了 不動産とビットコインの融合プロジェクト
不動産投資大手カードン・キャピタルが「101 Mizner Boca Bitcoinプロジェクト」向けに888BTCの取得を完了。年内で3,000BTC超を購入し、不動産収益でビットコインを継続購入する独自の融合モデルを展開。マイクロストラテジー戦略を不動産に応用した新たな投資手法として注目を集める。
09:49
アーサー・ヘイズ、保有していたアルトコイン大量売却か 実際の価値提供が必要との意見も
著名仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏がイーサリアムやエセナなどのアルトコインを大量売却している。専門家は4年サイクル論の終焉と実需の重要性を指摘している。
11/16 日曜日
16:22
金融庁、暗号資産105銘柄の「金融商品」扱いを検討 金商法適用へ=報道
金融庁は暗号資産に金融商品取引法を適用し、交換業者が取り扱う105銘柄に情報開示とインサイダー取引規制を導入する方針。税率は最大55%から株式と同じ20%への引き下げを検討。2026年の通常国会で改正案提出を目指す。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、XRP現物ETFの米上場や世界初のZcash保有企業の91億円調達など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナ、ジーキャッシュといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン、下値余地残すも反発は時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC相場は1530万円周辺で推移。米政府機関閉鎖解除後もハイテク株軟調で上値重い展開。12月FOMC前の経済指標不足が懸念材料に。一方、STH損失レシオが95%超となり売られ過ぎの水準。オプションOI分析では9.5万ドルがターゲットに。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米史上最長の政府閉鎖終了に高い関心
今週は『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・金・銀の価格予想、堀田丸正のBitcoin Japanへの社名変更、米政府の閉鎖終了に関する記事が関心を集めた。
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧