- リップルがウェブサイトにて間違った表記をする
- リップル社は保有している630億XRPの内、90%にあたる550億XRPをロックアップ(リップルが売却出来るXRPの量が大幅減少)する予定で、公式HPでは一時ロックアップが完了したと記載されました。しかし、それは事実ではありません。
- ロックアップ正確な日時は未定
- 公式HPでの誤報は修正されましたが、ロックアップ計画がいつ実行されるのかは未だ不明のままです。
※追記
2017年12月8日にリップル社が550億XRPのロックアップを完了しました。詳細はこちら↓
リップルがXRP供給の一部をロックアップする計画について、リップル保有者の間で混乱が生じました。これは、リップル社が保有している630億XRPの内、90%にあたる550億XRPをロックアップ(リップルが売却出来るXRPの量が大幅減少)するというものです。
ある時点でウェブサイトではロックアップがすでに行われたと掲載されていました。
しかしそれは事実ではなく、ロックアップはまだ行われていませんでした。正確にいつ行われるかは明白ではないです。
XRP供給のロックアップというリップルの計画が大きな影響をもたらすことは誰も否定できません。なぜなら550億ものXRPをロックすることは重大な取引です。
それがいつ行われるかという正確な日時は不明です。一部の人が信じているように、すでに行われたということもありません。リップルのウェブサイトはこの変化を1、2日前までは間違って表記していましたが、ユーザーからウェブサイトの表記が混乱を招くという指摘を受け、すぐに直されました。
間違ったXRPロックアップ情報について
ウェブサイトでXRPロックアップがすでに行われたかのような表記がありましたが、公式発表が全くなかったことから、XRP所持者および投資者の間ではいくらかの混乱が見られました。
この計画が実行されると、市場供給量が減ることからも、XRP価格は時間と共に値上がりするでしょう。しかしロックアップがまだ行われていないため、ロックアップによる価格上昇は起きていません。
お金をロックアップ上に置くことはリップルチームにとってとても賢い選択です。
多くの人はXRPの総供給量の多さが見込みある投資者の勇気を失わせてしまうことを懸念しています。しかし、この場合ではそうなるかは疑わしいです。何10億ドルものXRPがあるからといって人が投資するとは限りません。
専門家は近いうちに1XRPが2ドルになるという価格を予想しています。
これは待望のあるゴールであり、時間が経たない限り結果がどうなるかはわかりません。10倍の価格上昇は素晴らしい見世物になるでしょう。
リップルにとって現時点では今まで通りです。550億ものトークンのロックアップは計画通り実行されます。それがいつになるかは誰にもわかりません。
しかし数週間のうちに行われる可能性があります。実際に行われた際の市場がどのように反応するのかは多くの投資家に注目されることでしょう。
現在XRPに関してむしろ不作法な意見がありますが、この状況はそう長く続かないかもしれません。
Ripple Corrects the XRP Escrow Information on the Website
Nov. 8, 2017 by JP Buntinx
参考記事はこちらから
CoinPostの考察
銀行送金に利用するために汎用性を持たせる理由で、XRPは元から総発行枚数が多く、その多くを未だリップル社が保有することから、多くのXRPが市場に出てくることがリップル保有者にはつきまとう懸念点でした。
市場供給量が抑えられるロックアップは、需要増加の影響を大きく市場に反映させることができるため、リップル市場にとって重要なニュースです。
今回のニュースは少し残念な問題となりますが、最終的にロックアップされることに変わりなく、実際にロックアップが実装された時の相場の動きに期待します。
※追記
2017年12月8日にリップル社が550億XRPのロックアップを完了し、市場もそれに反応してXRP価格を30円台に上げました。詳細はこちら↓