WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

2019年のビットコイン取引98%は投機需要 決済利用は1.3%に|Chainalysisが調査

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの決済利用が全体の1.3%
ビットコインの決済利用がビットコイン取引全体の1.3%に止まっていたことがわかった。ビットコインの取引量は大きく拡大しているため、投機的な需要で大きく増加しているとみるデータだ。

ビットコインの決済利用が全体の1.3%

ビットコイン取引全体の内決済取引での利用はわずか1.3%にとどまっていたことが明らかとなった。(決済取引の大多数が小売業者によるもの)米ニューヨーク州に拠点を置くブロックチェーン調査企業Chainalysisの調査結果を発表した。

その他、98.7%の取引は全て取引所間で行われたものであり、ビットコイン購入者の内、決済での利用は未だ普及には至らずに、投機的な利用が大半であることを示しているという。なお、今回の調査は2019年の第一四半期のデータを集計したものとなっている。

ビットコインの決済は現実的な普及には至っていないとするデータではあるが、ビットコインのトランザクション数は好調な推移を継続しており、先日過去最高値に達している。投機的な側面ではあるが、需要は確実に拡大しているといえる。

日本では仮想通貨の名称を「暗号資産」にするなど、通貨とは他に資産的な側面に対応した法整備も行なっている。このような取引シェアの内容も、世界的にも仮想通貨の立ち位置に資産としての側面が根付きつつある背景にあるかもしれない。

ChainalysisのシニアエコノミストであるKim Grauer氏は、決済普及の障害となっている要因をBloomberg社の取材に対して、以下のように語った。

ビットコインをはじめとして、仮想通貨のボラティリティは依然として高く、仮想通貨の購入方法や管理方法の煩雑さなど、多くの課題を抱えていることが、こうした結果に至った要因と考えられるだろう。

以前にも同様の指摘

米国会の専属シンク・タンクである「国会リサーチサービス(無党派)」はキャッシュ利用に関する最新調査,レポートにて、ビットコインとアルトコインは主に「お金でなく、投資手段として利用されている。」と指摘している。

「キャッシュ利用が低下する可能性および関連する影響」と題された調査レポートでは、紙幣の利用減少とカード決済の増加をテーマに、仮想通貨や中央銀行発行のデジタル通貨なども調査対象に含まれた。

CRSは時価総額1位のビットコインを電子決済の一例として挙げ、以下のように結論付けている。

ブロックチェーンなどの分散型台帳を使用するビットコインのような仮想通貨は現金のような既存のペイメントと比較して、決済手段として利用されるのは珍しい。なお将来、仮想通貨の役割は投機商品だろう。

この結論の根拠となるものは、投資に関わるインジケーターとその実利用に対する関心度の乖離にあるとCRSは説明している。

同レポートではビットコインの現状について、以下のように見解を示す。

ビットコインの価格データは大衆による興味と需要を示すものではあるが、お金のように、商品やサービスの交換手段として示すものではない。なお仮想通貨の取引は主に法定通貨との交換で成り立つ投資手段であるため、ビットコインはお金の役割を果たしていない。

やはり、ビットコインが通貨ではなく、金融商品としての側面が強いことは否めないだろう。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/01 木曜日
14:06
ビットコイン政策研究所、MSCIの指数除外案に撤回要求
米ビットコイン政策研究所は、MSCIが8月に示した「非事業会社」の指数除外案について撤回を求めるレポートを公表した。「事業資産」の定義が曖昧で、ビットコインを保有するトレジャリー企業が標的になっていると指摘する。
13:30
仮想通貨投資商品に年初来最大の週間流入、約5600億円=コインシェアーズ
コインシェアーズは、先週の世界の仮想通貨投資商品への流入額が35.5億ドルと年初来最大になったと報告した。ビットコインが牽引し、地域別では米国からの資金が大半を占めた。
11:55
エルサルバドルでステーブルコイン送金アプリ始動、ビットコイン局は報道に反論
エルサルバドルとモドヴェオンは、ステーブルコインを活用した送金もできるSivarをローンチしたことを発表。一方、ビットコイン・オフィスは、政府は仮想通貨やステーブルコインのウォレットを運営する計画はないと述べている。
11:25
米CFTC、予測市場イベント契約めぐる規則2件をホワイトハウスに提出
米CFTCは、予測市場のイベント契約を「スワップ」に含める提案規則とカジノ型ギャンブル商品を除外する規則の2件をOIRAに提出。州との管轄争いが背景にある。
10:57
メタマスク、セキュリティ事案でバリデーターの予防的退出を開始
メタマスクは9月30日、インフラの一部に影響するセキュリティインシデントに対応中と公表した。予防措置としてステーキング事業で影響を受けたバリデーターを退出させる。Lidoによると、同プロトコル上の退出は10月7日までに完了する見込み。
10:00
ビットワイズCIO、クラリティー法案頓挫は追い風 SECの迅速対応を評価
ビットワイズのホーガンCIOは、米上院でクラリティー法案が頓挫した後もビットコインなど仮想通貨相場が上昇した理由を分析。ステーブルコインや取引所、トークン化、収益型トークンの4分野を恩恵先に挙げ、SECの迅速な規制対応を評価した。
09:15
ステーブルコインOUSDがローンチ、イーサリアムなど4チェーンで発行可能に
オープンスタンダードが提供する企業コンソーシアム型の米ドルステーブルコインOUSDがローンチ。発行可能なブロックチェーンや参加企業の役割が明らかになった。
09/30 水曜日
17:27
ビットバンク、JADAT全株式を三井住友信託銀行に譲渡へ
仮想通貨取引所のビットバンクは9月25日、デジタルアセット特化の信託会社設立準備会社JADATの全株式を三井住友信託銀行に譲渡すると発表した。2022年に両社が合意した共同構想は、三井住友トラストグループ傘下で進むことになる。
16:48
HSBC、香港ドル建てステーブルコイン「HSBC RedCoin」を年内提供へ
HSBC香港は30日、香港ドル建てステーブルコインの名称を「HSBC RedCoin」と発表した。4月に取得したHKMAのライセンスに基づき、PayMeと同行アプリで2026年後半に提供を始める。個人間送金から始め、法人向けへ広げる計画だ。
15:27
財務省、国債のオンチェーン即時決済に関する研究会 10月8日初開催=報道
財務省は9月30日、国債取引の即時決済を念頭に「オンチェーン対応に関する研究会」を立ち上げると発表した。東大・早大の研究者らで構成し、日銀・金融庁も交えて、翌営業日決済の現行慣行と比べたメリットとデメリットを整理する。
15:01
KDDIら、au PAYアプリで暗号資産ウォレット提供開始
KDDIなど3社は30日、au PAYアプリ上で使える暗号資産ウォレット「αU wallet」の提供を開始した。PontaポイントでETHやJPYCに交換でき、au PAY残高へのチャージにも対応する。HashPort吉田CEOが取材に応じた。
13:25
バイナンスペイ、訪日旅行者向けに仮想通貨でのPayPay加盟店決済に対応
バイナンスは9月30日、訪日外国人旅行者が全国のペイペイ加盟店で仮想通貨決済を行えると発表。期間限定で10%割引も受けられる。
11:32
カカオペイ証券、オンドおよびディナリと提携──韓国上場株のトークン化を検討
カカオペイ証券がオンド・ファイナンス、ディナリとそれぞれMOUを締結。韓国上場株のトークン化と海外投資家への流通を検討する。
10:55
メタプラネット独立取締役が書簡、新株予約権の希薄化批判に回答
ビットコイン保有企業メタプラネットの独立社外取締役が、経営陣向け第10回新株予約権の経緯を説明する書簡を公表した。対象株式を約41%削減した見直しの内容と、ヴァンエックが関連分析を削除した経緯を伝える。
10:50
米下院の予測市場インサイダー取引調査、ハイパーリキッドなどに情報提供を要請
米下院監視・政府改革委員会は、予測市場におけるインサイダー取引を調査する一環として、ハイパーリキッドなど3つのプラットフォームに書簡を送付。文書や情報の提供を求めた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧