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JPモルガン、仮想通貨スケーリングに精通した人材を募集|ビットコインの利用は完全否定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

JPモルガンが新たなビットコイン関連人材を募集
米最大手銀行JPモルガンが、ビットコインのスケーリング技術に精通したエンジニアを募集している。ただ同行は、ビットコインなどの仮想通貨の利用は完全否定。

JPモルガン、新たなビットコイン関連人材を募集

米最大手銀行JPモルガン・チェースが現在、ビットコインのスケーリング技術に精通したエンジニアを募集している。LinkedInに掲載されている募集要項の一つには、以下のような内容が記載されている。

データプライバシーやコンフィデンシャル・トランザクション、サイドチェーン、ペッグ、シャーディング、その他スケーリングメソッドなど、ブロックチェーン調査の鍵となる分野を理解していること

こうした事実から、一部ではビットコインといったパブリックチェーンの仮想通貨を利用するのではないかといった噂もあったが、JPモルガンはその噂を明確に否定している。

米仮想通貨メディアのThe Blockは、EメールでJPモルガンにパブリック型の仮想通貨利用に関心を抱いているのかを尋ねたところ、下記のような回答が得られたとのことだ。

ビットコイン、あるいはパブリックの仮想通貨に(JPモルガン)が関心を寄せ、何らかの取り組みを進めているというのは、完全に間違ったものだ。

我々は、取り組んでいない。これで我々の立場を明確にできたことを望む。

先日にはJPモルガンがイーサリアムベースのブロックチェーン・スマートコントラクトに対応する匿名関連機能の開発を完成させている。

同行は、イーサリアムベースのプラットフォーム上での送金に対応する匿名機能「Zether protocol」における「エクステンション」機能をGithub上で公開。この匿名機能をJPモルガンの独自ブロックチェーン「Quorum」にも実装する可能性が高い。

Zether protocolとは、スタンフォード大学とVisa社で共同開発したイーサリアムブロックチェーンに対応する匿名機能であり、仮想通貨Zcashも利用する「ゼロ知識証明」といったメカニズムが応用されている。この新たなエクステンションにより、送金先とその送金額も明かされないという面が改善されるという。

JPモルガンの仮想通貨部門担当者Oli Harris氏は、「基本のZether機能は、送金額と送金アドレスなどの口座情報は隠されるが、送金者の身元は明かされる。我々の開発したエクステンションの実装では、それを明かさぬこともできる。」と説明している。

また今年の2月、JPモルガンは同銀行ネットワーク内で利用される予定の米ドル基軸の仮想通貨ステーブルコイン「JPMコイン」を発表した。先月には、「Quorum」のさらなる普及を目指し、技術的提携先であるマイクロソフトの支援を下に、匿名機能を含めた大型アップグレードを行なった。

さらに、すでに200以上の銀行がQuorumのインターバンクネットワークを採用。こうした流れを考慮すると、JPモルガンは独自ブロックチェーンのスケーリングに注力しているものと考えられるだろう。

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