はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

重要局面迎えるビットコイン、専門家が予測する今後のトレンド展開とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

重要局面迎えるビットコイン市場
ビットコイン価格が下落前の水準にまで値を戻す中、一部専門家からは強気相場を示唆する考えもみられる。市場のトレンドに関して、彼らの見解をまとめた。

重要局面迎えるビットコイン市場

執筆時点でのビットコイン価格は94万円をやや上回り推移し、ドル建てでは8600ドル(Coinbase)と高値をつけ、先週6月4日頃の下落前の水準にまで値を戻している。

出典:coincheck

こうした状況があるが、仮想通貨アナリストのLuke Martin氏は昨日ツイッター上で、ビットコインのトレンドに関して以下のように言及を行った。

週末に向け、私のウォッチリストの中でもBTCチャートは、おそらく最もワクワクさせるチャートとなっている。

もし価格が再び8400ドル(約91万円)に達した場合、トレンドが再び上向きになったと捉えられるだろう。

それが確認された後の目標は、9800ドル(106万円)になるだろう。

上述した通り、現在の価格は8600ドル付近を行き来しているため、同氏の発言を参考にすれば、現在のBTC市場はかなりの注目ポイントに差し掛かっていると考えられる。

一方で、仮想通貨アナリストであるJosh Rager氏も、ツイッター に分析を投稿している。

ビットコインの7年のトレンドライン:まだ見ていない人のため、念のために言うと、BTC価格は現在7年間続くトレンドラインの上に位置している。

このトレンドラインは(11月18日に)サポートライン(5000ドル(約54万円)を下回った時期)を一度割ったきりだ。

長期的、ビットコインのサポートラインが4月トレンドラインを上回っており、もしBTCが7200ドル以上をキープした場合、強気相場が継続しているものと観察される。

そして、本日の高騰に対してRager氏は「8750ドルを試す前に、おそらく8500ドルまで一度プルバックするが、仮に(終値)16日9時までに8948ドル(97万円)を上回っていれば、ブル相場は確認できる」としている。

バイナンス・ショックの影響も

2ヶ月間右肩上がりの相場が続いていた時価総額7位に位置するBNBは、昨日仮想通貨取引所バイナンスより発表された米国のアクセス制限、いわゆる「バイナンス・ショック」を受け、一時10%以上の反落を記録していた。

米国ユーザーを多く抱えるバイナンスで、アメリカからのアクセス制限が行われた場合、アルトコインへの流動性に大きな影響が出るとの懸念が生じ、BNBのみならず、多くのアルトコインの売却による資金がビットコインやイーサリアムに流入してきているとの見方が広がっている。

さらに、ツイッターのCEOであるJack Dorsey氏は、「インターネット通貨になり得るのはビットコインのみ」と明言し、ビットコインの掛け替えのない存在を強調したため、ビットコインにおける相場のムードは高まっていると指摘されている。

ツイッターCEO、ビットコインの必要性を強調

ツイッターCEO「インターネット通貨になり得るのはビットコインのみ」|フェイスブックの独自通貨にも言及
ツイッター社CEO、Jack Dorsey氏は、インターネット通貨の候補としてビットコイン以外は考えにくいと持論を展開。そのほかフェイスブックの独自通貨についても言及した。

ビットコイン市場は現在重要局面を迎えているが、上述したように様々な要因が複合的に絡み合っているため、ファンダメンタルズ面もリサーチし、重要事項を抑えたうえで今後の動向に対処したい。

重要ファンダの確認は以下の記事から

仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
ビットコインに資金集中、『アルトドレイン』にバイナンス・ショックが影響 専門家の意見は?
アルトコインが急落し、ビットコインに資金が集まっている。その要因となるバイナンスの米国制限を解説。今後アルトがどうなるか、米国で取り扱われるアルトコインは?専門家の意見も。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/24 水曜日
08:30
米Amplify ETFs、ステーブルコインとトークン化特化の新ETFを上場
米Amplify ETFsがステーブルコイン技術とトークン化技術に投資する2つの新ETFを発表した。ステーブルコイン市場は2030年に3兆7000億ドル、トークン化資産は3兆6000億ドルへの成長が見込まれている。
07:20
ロシア中銀、適格投資家以外の仮想通貨購入の認可を政府に提案
ロシア中銀は、仮想通貨規制のコンセプトを考案して政府に対して法改正の提案を行ったと発表。提案の内容や今後の計画を説明している。
06:55
ソラナ特化型ウペクシ社、シェルフ登録で柔軟な資金調達体制を構築
米上場のソラナ特化型企業ウペクシが米SECにシェルフ登録届出書を提出し、未使用のエクイティラインを解約する計画を発表した。資本調達の効率性向上とコスト削減を目指す動きとなる。
06:20
ビットコイン、金・銀と乖離し上昇に遅れ 大口売り圧力が要因に
仮想通貨ビットコインは金や銀と異なり最高値から30%下落したまま推移。8月以降ナスダックとの相関が乖離し、大口プレイヤーからの売り圧力が上昇を阻んでいると分析された。
05:35
米アリゾナ州、仮想通貨免税法案を提出
米国アリゾナ州で仮想通貨を州税から免除する法案が提出された。連邦レベルでは200ドル未満のステーブルコイン取引を非課税とする超党派法案の草案が発表された。
12/23 火曜日
18:30
CircleのStableFXとは?外国為替をステーブルコインで効率化する戦略を読み解く
1日1,400兆円超のFX市場に、Circle社がステーブルコインで挑む。StableFXの仕組み・強み・日本円ステーブルコインJPYC採択の背景まで、戦略を読み解きます。
18:16
ビットコイン、インフレ調整後の購買力ベースでは10万ドル突破せず=Galaxy分析
ギャラクシー・デジタルの研究者がインフレ調整後、ビットコインは「真の10万ドル」に未達と指摘。しかし日本の投資家は円安効果により米国投資家を大きく上回る実質リターンを獲得。円キャリートレードの典型例を分析。
18:00
edgeX(エッジエックス)とは?エアドロップ情報・使い方を解説
edgeX(エッジエックス)は累計取引高5,900億ドル超の永久先物DEX。独自トークンの発行やエアドロップも予定されています。本記事では特徴や使い方、流動性提供の方法、手数料・リスクまでわかりやすく解説します。
18:00
SBIホールディングス株式会社、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
SBIホールディングスが、2026年2月27日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX 2026」に共催企業として参画。通貨のデジタル化と社会実装をテーマに開催される。
15:46
予測市場カルシ、BNBチェーンでの入出金サポートを開始
CFTC規制下の予測市場カルシがBNBチェーンの入出金に対応。BSCユーザーはブリッジ不要で直接アクセス可能に。予測市場業界は2025年に急成長、取引高は400億ドル規模へ。
14:34
ソラナ財団、手数料代行サービス「Kora」を発表 SOL不要で取引可能に
ソラナ財団が12月23日に発表した「Kora」により、ユーザーはSOLを保有せずにUSDCなど任意のトークンで取引手数料を支払えるようになる。手数料代行の仕組みと応用例を解説。
13:15
仮想通貨ウォレット狙う情報窃盗マルウェア「Stealka」検出=Kaspersky
Kasperskyが仮想通貨ウォレットなどを狙う高度マルウェア「Stealka」を報告した。海賊版ソフトなどに偽装し100種類以上のブラウザやウォレットを標的に。被害を防ぐ対策も解説。
12:39
ビットコイン採掘者の降伏、価格底打ちのシグナルか=VanEck分析
資産運用会社VanEckは、ビットコインのハッシュレートが4%低下したことについて、価格底打ちを示唆する強気シグナルと分析。過去のデータでは180日後に77%の確率で価格上昇。ただし一部専門家は慎重な見方も。
12:16
ビットポイント、P2P.orgを含む3社連携 法人向けETH活用支援を強化
SBIグループのビットポイントジャパンが世界最大級のステーキング企業P2P.orgと連携。東証上場のDef consultingが進めるイーサリアムトレジャリー戦略を、グローバル基準の技術で支援する体制を構築した。
10:50
メタプラネットの臨時株主総会、5議案を全て承認
仮想通貨ビットコイン財務企業メタプラネットは、同日開催した臨時株主総会で5つの議案が全て承認されたことを発表。優先株式の定款変更や発行に対する承認が特に注目を集めている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧