- Bitfinex長期メンテとビットコイン(BTC)市場
- 海外大手取引所Bitfinexで、大型アップグレードのため17時より最大7時間のメンテナンスが実施される。メンテ中は全取引を停止、ウォレットの入出金なども利用不可となるため、仮想通貨BTCの乱高下に注意したい。
Bitfinex長期メンテとビットコイン(BTC)市場
海外大手の仮想通貨取引所BitfinexおよびEthfinexは、日本時間本日の17時より、大型アップグレードのため、最大7時間に及ぶメンテナンスを行う。
Our scheduled upgrade is set to commence one hour from now (8.45 AM UTC). The Bitfinex platform, along with all features, will be down for up to 7 hours.
— Bitfinex (@bitfinex) 2019年6月26日
For more information on what to expect, please refer to the full announcement: https://t.co/TKQkDylt53
メンテ中は、全ての取引サービスを停止し、ウォレットの入出金などのアクセス機能も利用不可能になる。今回のメンテの目的として、新たな「デリバティブ商品」のローンチ準備と、取引機能の改善としている。
なお、メンテ終了の10分後に取引機能の普及が予定されるという。
BitMEXのメンテで乱高下したことも
なお、昨年8月に実施されたBitMEXのメンテナンスでは、メンテナンスに入ることが予告されていたことで、そのタイミングで大きく買い仕掛けられ、ビットコイン価格が6450ドル→6800ドルまで急騰。メンテ明けに、短期的に急騰した反動で暴落するなど乱高下を見せた。
8月22日に行われた、ビットコインFX最大手取引所BitMEXのメンテナンス時には、事前に110億円相当のUSDTがBitfinexに送金されており、メンテ開始からわずか1分足らずで3万円幅以上急騰している。
Scheduled Performance Upgrade on Weds, August 22 at 01:00 UTC: https://t.co/87NuN6P4j9 – Please note this downtime is on Tuesday night in the Western Hemisphere and Wednesday morning in the Eastern.
— BitMEX (@BitMEXdotcom) 2018年8月20日
昨年10月ののBitfinexメンテなど、ほぼ無風で終わったことも数あるが、大手デリバティブ取引所のメンテ前後や終了直後には、注文などの機能に負荷が掛かる可能性も考えられることから、念のため不用意に新規ポジションを建てないよう注意したい。