WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

【速報】SBIバーチャルカレンシーズが注力する「ホワイトリスト出金システム」AMLなどの重要性を説明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SBIVCの「ホワイトリスト出金システム」
SBIホールディングス傘下のSBI BITS CEOが仮想通貨サミットV20に登壇し、取引所SBIVCの資金洗浄・テロ資金対策について解説を行なった。不正資金移動を最大限引き止める業界トップ水準のシステムとは。
1

SBIVCの「ホワイトリスト出金システム」

SBIホールディングス傘下の「SBI BITS」のCEO Chuck Chon氏は現在大阪で開催中の仮想通貨業界サミットV20に登壇し、取引所SBIバーチャルカレンシーズ(SBIVC)の資金洗浄(AML)・テロ資金対策について解説を行なった。

SBIVCは金融庁に仮想通貨登録業者として登録しており、昨年の夏頃に取引業務が正式に開始した。Chon氏は、SBIの方針として、資金洗浄やテロ資金などの違法行為に対して「ゼロ容認ポリシー」を貫いていると強調した。

FATFが先日公開した「ガイダンス」の焦点はAMLなどの不正資金運用を防ぐ為のものであり、仮想通貨交換業者を銀行のような既存金融機関として厳格な基準で規制することをFATFの加盟国に推薦している。

Chon氏のスピーチはFATFに応じたプレゼンテーションと考えられるだろう。

Coinpost撮影

まず、Chon氏は現在多くのテロリストや犯罪者が匿名性の高い仮想通貨やミキサーサービスを利用していることを背景に、顧客の身元認証KYCの必要性を指摘した。

SBIVCのKYCの特徴として、まずSBI銀行のアカウントを開いた上で、SBIVCの顧客口座を開設することが可能になることだ。Chon氏は、SBIのKYCと不正送金の検知システムについて、このように説明を行なった。

SBI銀行とSBIVCのKYCシステムは、不正で取得された可能性の高い仮想通貨を探知する。なお不正疑惑の水準も程度とスコアによってレベルが分かれている。

SBIVCの口座に入金する場合、不正探知に引っかかると、スコアに応じて入金が拒否される可能性もある。

一方、出金される場合、全ての仮想通貨資金はコールドウォレットから引き出される。ハッキングされた資金や資金洗浄の為のトランザクションを探知するためには、SBI独自の「ホワイトリスティング」というメカニズムを利用する。

なお、出金に利用されるこの「ホワイトリスティング」の利点をこのように取り上げている。

  • 顧客のID証明で本人の出金リクエストを確認
  • ハッキングの資金移動を防止
  • FATFの制裁国に資金移動が不可能
  • 不正トランザクションを探知可能

最後、Chon氏はSBIVCの高い業界KYC・AML水準に関して、「仮想通貨を伝統金融商品同様に取り扱う場合、当然伝統金融のルールを遵守する必要がある。」と、間接的にFATFのガイダンスの方針に同意を示していると考えられる。

さらに、厳格な規制と技術の革新を同時に追求することで、業界は良い方向に向かって競争し、適切な規制の実行を可能にするとの意見を示した。

V20の模様に関しては、仮想通貨メディアCoinPostとして参加している編集長の各務(@coinpost_kagami )が最新情報や現地の雰囲気をお届けする。

V20関連記事

世界各国の要人集う「V20サミット」が開幕|ビットコイン(BTC)など仮想通貨業界に関する最重要イベント
G20首脳会談と並行してV20仮想通貨(暗号資産)サミットが開幕した。FATFや政府関係者らがビットコイン(BTC)市場に影響する新ガイドライン対応など協議する見通し。CoinPostも仮想通貨メディアとして参加、最新情報をお届けする。
【大阪V20速報】FATFの書記官が発言「仮想通貨業界の規制は怪物ではない」
仮想通貨業界サミット「V20」は現在大阪で開催中。先日発表されたFATFのガイダンスについて、初めて同機関からの解説が行われた。最適な規制ガイダンスは未だ模索中という。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/08 木曜日
15:27
大手銀行の牙城レバレッジETF融資にリップル社が進出=WSJ
米WSJは7日、リップル社のプライムブローカレッジ部門が、大手銀行の領域だったレバレッジETF向けのスワップ融資で存在感を高めていると報じた。同部門は8月に株式スワップ事業を始め、5月以降に融資枠と社債で最大4.75億ドルを確保した。
14:34
米ゲーム広告企業、メタプラネット傘下入りへ ゲーマーにビットコイン浸透狙う
米スーパーリーグは6日、メタプラネットが2,100BTCを拠出して同社を子会社化する取引への賛成を求める株主宛て書簡を公表した。ゲーム広告事業は続け、ゲーマー層へのBTC浸透も視野に入れる。16日の株主総会で採決する。
13:56
「数学的超知能」による秘密鍵復元リスクへの備え呼びかけ イーサリアム財団ドレイク氏
イーサリアム財団のドレイク氏が、AIの数学的進展でECDSA暗号が破られる事態に備えることを提言した。特に大口保有者には新アドレスへの冷静な移行を推奨している。
11:52
米大手銀ウェルズ・ファーゴ、クラーケン親会社と仮想通貨流動性で協議か=報道
この記事のポイント ソーファイ、SGBに続き米大手銀と流動性供給で協議 BNYとも協議中、ナスダックは9月に1億ドル出資を発表 銀行の仮想通貨取引を支える仕組み 米銀大手ウェル…
10:49
サムスン、米国で8000万台超の対応Galaxyスマホにステーブルコイン海外送金機能
サムスン電子の米国法人は7日、Samsung Walletで米ドル建てステーブルコインUSDCの海外送金機能を10月最終週に始めると発表した。60カ国超の銀行口座へ現地通貨で着金でき、ブロックチェーン基盤はソラナとSuiが担う。
10:25
XRPトレジャリー企業エバーノース、ナスダック上場は12日の見込み
仮想通貨XRPの財務企業エバーノースは、事務手続きの遅延によりナスダック上場が10月12日になる予定だと発表。事業統合に影響を与える見込みのある遅延ではないと述べている。
10:18
ヴィタリック氏「慌てて資金を移すのは勧めない」 AIの暗号解読リスクで
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、AIによる数学研究の加速で格子暗号やML-DSAの安全性が想定より早く損なわれる恐れがあると指摘。ハッシュ型署名の優先や未使用アドレスでの保管を勧めつつ、資金移行時のミスにも注意を促した。
09:40
「ビットコインはデジタル・ゴールドに向かう軌道に」ビットワイズCIO見解
米ビットワイズのCIOがWSJへの寄稿で、仮想通貨ビットコインがデジタル・ゴールドに向かう軌道にあるとの独自見解を示した。ボラティリティ低下などを背景に論じている。
09:15
金融大手FirstRand傘下のFNB、仮想通貨取引サービスを開始
大手FirstRand傘下で南アフリカの銀行サービス企業のFNBは、仮想通貨取引サービスの提供を開始。十分に銘柄を調査した上でビットコインやイーサリアムなどを取り扱う。
10/07 水曜日
18:40
金融庁、無登録の暗号資産交換業者一覧を専用ページで公開
金融庁は7日、警告書を発出した無登録の暗号資産交換業者を一覧にした専用ページを公表した。最新掲載は9月に追加された「IZAKA-YA」運営会社。大手海外取引所バイビットは2021年以降3度掲載されている。
17:52
ロビンフッド、ビットコイン約39.5億円分を自社保有 慎重姿勢から転換か=報道
米ロビンフッドが2,500万ドル相当のビットコイン(BTC)を自社のバランスシートに組み入れた。仮想通貨部門トップがThe Blockの独自取材で明らかにした。2025年には財務戦略としてのBTC保有に慎重な姿勢を示していた。
16:52
含み益のビットコインは約6割、休眠分除外で 中長期的に過熱遠い=アナリスト
クリプトクアントのアナリストDarkfost氏は7日、10年以上動いていないビットコインを除くと、含み益にある供給の割合は8月以降約60%で推移していると指摘。中長期的には過熱から遠く、現水準でのもみ合いは不合理ではないとの見方を示した。
16:14
ビットコイン、取引所から1日で2.4万BTC純流出 7ヶ月ぶり規模=サンティメント
サンティメントによると、5日にビットコインの取引所からの純流出が2万4,073BTCに達し、3月1日以来約7ヶ月ぶりの規模となった。取引所のBTC残高は総供給量の約6.50%まで低下。強気材料とする同社の見方と、その留保を伝える。
15:28
米政府関連アドレス、約834BTCと約4万BNBを送金
米政府関連アドレスが7日、833.6BTCをコインベース・プライムへ、40,285BNBを別アドレスへ送金したとアナリストが指摘した。計約1億300万ドル相当。戦略的ビットコイン準備金との関係も整理する。
14:49
コインベース、Coinbase Pro年末復活へ デリビット統合を完了
コインベースがデリビットの統合を完了し「Coinbase Global Exchange」を発足。米国と海外の仮想通貨デリバティブ市場を単一の流動性でつなぐ。2022年に終了した「Coinbase Pro」も年末に再始動する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧