はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NEM財団が日本市場の戦略を模索 カタパルトの最新アップデートなど報告書を公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NEM財団が6月の最新アップデートを公開
NEM財団が、6月の最新アップデート情報を公開。控えるカタパルトローンチにむけた最新アップデートのほか、日本市場の戦略を模索する内容などが公開された。

NEM財団が6月の最新アップデートを公開

NEM財団が、6月の最新アップデート情報を公開した。秋にNEM2となるカタパルトのローンチを控えるNEMは、財団のロードマップのほか、カタパルトの最新アップデート、また6月におこなったパートナーシップの概要を報告した。

注目される事項としては、日本市場の戦略を模索していることが明かされた。現在NEMの企業ユースケースの拡大を図るネム財団は、トークンのホルダーやコミュニティ層が厚い日本市場を重要視しているようだ。

その一環として、日本市場専門の企業と戦略を検討している最中にあることが今回新たに報告された。翻訳会社の募集も併せて行なっており、日本市場への情報アップデートをよりシームレスかつ正確に行う姿勢が見て取れる。

マレーシアで教育領域、ユースケース拡大などを強化

また、パートナーシップやカンファレンスなどを含めたNEM財団の活動として、マーレーシアを中心とした活動が多く報告された。

ユースケースや教育にも力をいれるNEM財団は、ブロックフリー対応の人材需要拡大を図るため、技術フリーランサーに短期間の就労ビザを発給するためのプロジェクトパートナーとしてマレーシアデジタルエコノミーコーポレーション(MDEC)と提携したほか、私立大学UCSIとパートナーシップを結びブロックチェーンの教育セッションを実施、Sains Malaysia大学とも契約を交わし、同地域におけるブロックチェーン技術の可能性とそのユースケースを共有した。

また、NEMブロックチェーンの新たなトレーニングコースとして、Holy Angel大学にて、NEM財団フィリピンが教育プログラムを通じたブロックチェーンの積極的な推進を行なったという。

ウォレットや取引所の上場について

また、ウォレットや取引所など仮想通貨XEMを採用するマーケットベースの動きも6月は多く見られたようだ。直近で上場を行なったKuCoinのほか、ウォレット部門でも、ラグーンウォレット、Atomic Wallet、Paytomat Wallet、zeux取引所への上場が決定。複数のマーケット派生プロダクトへの採用が決定した。

Zeux取引所は、デジタル銀行のソリューションとして、仮想通貨と法定通貨を採用するプロダクトを持つ企業。手数料がかからずに通貨の送金や交換の機能を提供している。同システムにXEMが採用されたことによって、近日Apple PayとSamsung Payで店頭支払いが可能になる予定があるという。XEMの決済拡充に大きな役割を果たすことが見込まれている。

カタパルトローンチも近いXEM財団、ユースケースの拡大とともに、カタパルトチームの確立にも取り組む。

日本への強化も図ることで、より私たち日本のユーザーにもXEMの話題に触れる機会も多くなることが予想される。

カタパルトのアップデート内容や、6月の内容などは、こちらのURLから確認することが可能です。

CoinPostの関連記事

10歳の天才少女が「NEM(ネム)」を利用した学習支援アプリ、KIDLetCoinを開発
NEMを利用しブロックチェーンアプリを開発した10歳の天才少女に注目が集まっている。仮想通貨やブロックチェーンのことを教わったというNEM財団に勤める母親を持つ彼女は、「子どもによる、子どものための」を合言葉に挑戦を続けている。
仮想通貨ネム(NEM)『カタパルトアップデート:ドラゴン』注目の機能を公式発表
仮想通貨NEMの次世代フル機能コアエンジン、カタパルトのサーバー第4マイルストーン『Dragon』がリリースされる。ノードが受益者用のパブリックキーを設定することで、リワード分配が可能に。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/24 水曜日
17:57
2025年の調整局面 過去サイクルの「仮想通貨の冬」との違いは?
2025年後半、仮想通貨市場は調整局面を迎えている。しかし過去2度の「冬」とは決定的に異なることがある。トランプ政権の支援、ETF普及、規制整備が同時進行。従来の4年サイクルが崩れる可能性も。2026年の市場展望を専門家の見解とともに解説する。
16:51
ガーナで仮想通貨取引が合法化、2024年取引高は4700億円規模
アフリカのガーナ議会が仮想資産サービスプロバイダー法案を可決し、約300万人が利用する仮想通貨取引を正式に合法化。中央銀行がライセンス発行・監督を担当し、2024年の取引高は4,700億円規模。個人の取引を保護しつつ、事業者には厳格な規制を適用する新たな枠組みを解説。
14:17
ビットコインとイーサリアムに資金集中 仮想通貨市場は年末調整局面へ=Wintermute分析
大手マーケットメーカーWintermuteの分析によると、仮想通貨市場ではビットコインとイーサリアムへの資金集中が加速。機関投資家は夏以降一貫して買い圧力を維持し、個人投資家もアルトコインから主要通貨へローテーションを開始している。
13:25
取引所クリプトドットコム、スポーツ予測市場でトレーダー募集 利益相反の懸念も
仮想通貨取引所クリプトドットコムがスポーツ予測市場のトレーダーを募集している。流動性提供を担当する職務内容だが、利益相反に当たるとの議論も浮上している。
10:20
ブラックロック、ビットコインETFを「今年の3つの投資テーマ」に選出
最大手資産運用会社ブラックロックが、仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」を2025年の上位3つの投資テーマに選出した。米国債などと並ぶ投資先として位置づけている。
09:46
コインベースがベース経由でSOL入出金に対応
コインベース取引所が23日、ベースネットワーク経由でのSOL入出金機能を開始。チェーンリンクとの協力により、外部ブリッジを使わずソラナとベース間の直接送金が可能に。ただし日本を含む一部地域では利用制限あり。
09:45
IMF「エルサルバドルのBTCプロジェクトに関する議論は継続中」
IMFは、エルサルバドルに関する職員の報告を公開。報告は40カ月間の中期融資制度のレビューに関する内容で、同国の仮想通貨ビットコインのプロジェクトにも言及している。
08:30
米Amplify ETFs、ステーブルコインとトークン化特化の新ETFを上場
米Amplify ETFsがステーブルコイン技術とトークン化技術に投資する2つの新ETFを発表した。ステーブルコイン市場は2030年に3兆7000億ドル、トークン化資産は3兆6000億ドルへの成長が見込まれている。
07:20
ロシア中銀、適格投資家以外の仮想通貨購入の認可を政府に提案
ロシア中銀は、仮想通貨規制のコンセプトを考案して政府に対して法改正の提案を行ったと発表。提案の内容や今後の計画を説明している。
06:55
ソラナ特化型ウペクシ社、シェルフ登録で柔軟な資金調達体制を構築
米上場のソラナ特化型企業ウペクシが米SECにシェルフ登録届出書を提出し、未使用のエクイティラインを解約する計画を発表した。資本調達の効率性向上とコスト削減を目指す動きとなる。
06:20
ビットコイン、金・銀と乖離し上昇に遅れ 大口売り圧力が要因に
仮想通貨ビットコインは金や銀と異なり最高値から30%下落したまま推移。8月以降ナスダックとの相関が乖離し、大口プレイヤーからの売り圧力が上昇を阻んでいると分析された。
05:35
米アリゾナ州、仮想通貨免税法案を提出
米国アリゾナ州で仮想通貨を州税から免除する法案が提出された。連邦レベルでは200ドル未満のステーブルコイン取引を非課税とする超党派法案の草案が発表された。
12/23 火曜日
18:30
CircleのStableFXとは?外国為替をステーブルコインで効率化する戦略を読み解く
1日1,400兆円超のFX市場に、Circle社がステーブルコインで挑む。StableFXの仕組み・強み・日本円ステーブルコインJPYC採択の背景まで、戦略を読み解きます。
18:16
ビットコイン、インフレ調整後の購買力ベースでは10万ドル突破せず=Galaxy分析
ギャラクシー・デジタルの研究者がインフレ調整後、ビットコインは「真の10万ドル」に未達と指摘。しかし日本の投資家は円安効果により米国投資家を大きく上回る実質リターンを獲得。円キャリートレードの典型例を分析。
18:00
edgeX(エッジエックス)とは?エアドロップ情報・使い方を解説
edgeX(エッジエックス)は累計取引高5,900億ドル超の永久先物DEX。独自トークンの発行やエアドロップも予定されています。本記事では特徴や使い方、流動性提供の方法、手数料・リスクまでわかりやすく解説します。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧