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インフレ続く南米ベネズエラ、ビットコイン取引量の新記録が3週連続更新中

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ベネズエラのビットコイン取引量
ベネズエラにおけるビットコインの週間取引量が、7月14日から20日の1週間に過去最高に達した。経済状況悪化が継続する中、価値保存手段としてビットコインを選択する動きも確認されている。

価値保存手段としてのビットコイン

南米ベネズエラにおけるビットコイン(BTC)の週間取引量が、7月14日〜20日の期間に過去最高を記録したことが、仮想通貨情報サイトのCoin Danceデータから明らかになった。

出典 :
Coin Dance

法定通貨で見た同週のビットコイン取引高は約580億ボリバル(約8億2500万円)で、前々週から連続で最高記録を更新し続けている。上記のグラフを全体的に見ても、概ね右肩上がりであることが明らかだ。

この上昇の背景あるのは、ハイパーインフレに陥った同国の経済状況だ。6月のインフレ率が44万5482%であることから、268万%の最高記録を記録した2019年1月からは下降傾向にある。しかし抜本的な解決策は見つかっておらず、経済不安は継続している。

国民が自国の状況に不安を感じ、自国通貨を所有し続けることを避け、その価値の保存先の1つとしてビットコインを選択する動きは現在も継続中だ。一方で商取引をドルなどの外貨を使ったものに移行したり、中央銀行が資金供給を制限したりするなど、インフレに歯止めをかける動きも継続している。

独裁が報じられているベネズエラのNicolas Maduro大統領は今月、同国最大手銀行「Banco de Venezuela」に対し、全ての支店で仮想通貨ペトロの受付や取引ができるよう窓口を設けるように命令した。

『ペトロ』とは、国内の原油が価値の裏付けとなっている、ベネズエラ政府によって発行される仮想通貨だ。ビットコインの取引量の上昇が継続していることから、ペトロの普及は進んでいないと見ることもできる。

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