- 仮想通貨市場
- 仮想通貨市場は3日続いた下落が止まり、アルトコインを中心に価格が反発しました。 特に上昇を記録したEOSやBitcoinPrivateなどマカフィー氏が価格を予想した通貨が、軒並み上昇を見せています。
仮想通貨市場
仮想通貨市場は昨日まで続いた3日連続の全面安の状況から一転し、数日特に顕著な下落を記録していたアルトコインの価格が多少の回復を見せました。
BTC/JPYは、24日18時の時点で取引量の増加が見られたものの、その後大きな下落はなく、22時に81万円をわずかに割った価格で反発、一時84万円台まで価格を戻しました。
そのまま順調な価格の回復が期待されましたが、15時45分から約30分で84万円から81万円までの急落し、現在(20時時点)では、81万円台で推移しています。
アルトコインは前日大きく下落したことで、24時間比では多くの通貨がプラスとなり、その中でも特に上昇幅が高かったのはEOS、0x、BitcoinPrivateの3通貨となりました。
0xは、昨日も唯一時価総額20位で上昇を記録した通貨となり、米国大手取引所Coinbaseが分散型取引所であるParadexを買収したことで、Paradexを構築する0xプロトコルの通貨として注目され、本日も価格を続伸させました。
また、EOSやBitcoinPrivateといった通貨が上昇になった理由も複数あると思いますが、1980年代後半に設立したコンピューターセキュリティ関係ベンダー企業によって名を馳せたJohn McAfee氏の価格予想が影響している可能性があります。
マカフィー氏の予想とマカフィー砲
今回マカフィー氏は、今回”短期的な”仮想通貨予想を以下のように予想しています。
Bitcoin:7,500ドルまで下落した後、6月までに15,000ドルに到達し、7月には再度下落を予想。
Golem:通貨価格が現在の0.46ドルから5ドルまで上昇し、約2ヶ月で4倍の高騰を予想。
Docademic:7月中旬までに0.73ドルまで高騰を予想。
Bezop:7月の中旬までに0.52ドルに到達を予想。
EOS:7月の終わりまでに最大で32ドルまで高騰を予想。
また最近マカフィーは自身の投稿にて、Bitcoin Privateの価格は7月の終わりまでに200ドルに到達と、現在の25ドルから8倍の高騰を予想しました。
今の下落相場の中で、かなり強気の予想と言えます。
実際にビットコインは昨日7,500ドルを一瞬下回ったものの、7,320ドルで反発し、現在では7690ドルで推移しています。
また今回注目された予想の一つはEOSの価格予想です。
EOSは現在時価総額で5位まで浮上しており、数ヶ月で価格を大きく伸ばした通貨となります。
6月にメインネットの移行を予定しており注目されています。
現在の価格は12.5ドルで推移していることから32ドルの到達で、2.5倍以上の価格の高騰をマカフィー氏は予想していることになります。
仮に今の時価総額を基準で考えた場合でありますが、時価総額3位のXRPの時価総額より上回る計算となります。
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株では、「ULSグループ(3798)」が5.50%高。
同社と資本提携するQUOINE株式会社はプレスリリースにて、シンガポール子会社が運営する仮想通貨取引所QRYPTOSにおいて、株式会社メタップスの連結子会社であるMetaps Plus発行トークンである「プラスコイン(PLC)」の取引開始を決定したことを報告しています。
そのほか、「アクセルマーク(3624)」が、6.10%高。
ラジオ番組にゲスト出演した代表取締役の尾下氏が、ブロックチェーンゲームに関するIPものの引き合いについて言及したことが、投資家に好感された模様です。
有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。
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