はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

【速報】仮想通貨取引所バイナンス、ビットコインキャッシュ分裂通貨の「配布及び取引」を公式発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Binanceがビットコインキャッシュ分裂通貨の付与及び取引を公式発表
Binanceが、ビットコインキャッシュ分裂後半日で、ユーザーへの分裂通貨付与に関する内容と同社プラットフォームでの取引内容を発表した。

BCHABCとBCHSV:Binanceに上場へ

日本時間木曜日の深夜にて、時価総額4位のビットコインキャッシュは2つの異なるプロトコルによるブロックチェーンに分裂し、BCHABC、BCHSVが誕生した。

これを受け、世界最大級取引所Binanceは、ビットコインキャッシュフォーク後の通貨となる、BCH ABCBCH SVの付与、及び上場に関する内容を公式で発表した。

公式内容

Binanceはビットコインキャッシュの所有ユーザーに対して、1:1の割合で、BCHABCとBCHSVの配布をすでに行なったと発表。

また、日本時間11月16日17時より、以下の取引ペアを開始する予定だ。

  • BCHABC/BTC
  • BCHABC/USDT
  • BCHSV/BTC
  • BCHSV/USDT

出典:Binance

また、今までユーザーのBCH(BinanceではBCC)の残高を取消、BCC(BCHを指す)の取引ペアも廃止する。

さらに、BCHABCとBCHSVの入出金に関しては、ブロックチェーンとウォレットが安定してから開始すると告知している。

通貨付与に関して

分裂通貨の取り扱いに関しては、二日前に、Binance公式ブログ にて、以下の様に掲載していたため、分裂後の続報となる。

チェーン分岐が無ければ随時取引再開の情報を更新、分岐があった場合はスナップショットのBCH残高に基づき、BCH ABCとBCH SVの両方を1対1の割合でユーザーに配布する。そして、入出金は日本時間16日0時から停止。ビットコインキャッシュの全ての取引は16日1時40分に停止。

ビットコインキャッシュフォークのティッカーシンボルに関して

Binanceの代表者CZ氏は、ツイッター上で、フォーク通貨のティッカーシンボルに関しては、ティッカーシンボル(例:ビットコイン=BTC)の変更を行わず、今後もその変更予定はないと言及している。

分裂通貨:今後の価格推移にて

ビットコインキャッシュから分裂しできたBCH ABC、BCH SVとなったが、両コミュニティによる「ハッシュ戦争」は依然継続しており、市場の混乱を招くSV優勢の状況こそが回避しつつあるものの、今後どのような形で決着がつくかは現状定かでない。

しかし、チェーン分岐自体が行われたことが確認されたため、Binanceのように分岐チェーンをどのように取引所やウォレットサービスなどが取り扱うかが注目されており、今後の情報も続々と発表されるだろう。

現時点でABCとSVの価格は、フォーク前から取引が継続されいるPoloniexに加え、今回上場したBinanceの相場が市場全体の基準価格となる可能性が高い。

ビットコインキャッシュのフォーク後通貨が付与対象となるユーザーにおいて、これらの情報が重要となるが、現状BCHの価格変動が全体市場に影響を及ぼしているため、全ユーザーがチェックするべきだろう。

また、ビットコインキャッシュに関する重要内容は、以下の記事に掲載している。

CoinPostの関連記事

ビットコインキャッシュのハードフォークで通貨分裂を確認|今後の仮想通貨価格と展開は?
ビットコインキャッシュのハードフォーク実行がされた。BitcoinSV側がBitcoinABCのブロックを無効としたことも含め、明確に2つの通貨に分裂したことが確認された。
BCH(ビットコインキャッシュ)ハードフォーク:新通貨付与に関する「仮想通貨取引所」対応一覧表
11月16日未明に決行した仮想通貨ビットコインキャッシュのハードフォークでBitcoin ABCとBitcoin SV、2つのチェーンに分裂が生じた。国内外の取引所とウォレットサービスの対応方針を一覧表にまとめた。(随時更新予定)
▶️本日の速報をチェック
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
05:50
バイナンス傘下トラストウォレットの10億円不正流出、CZ氏が全額補償を表明
バイナンス創設者のCZ氏が同社傘下のトラストウォレットのハッキング被害について10億円以上の全額補償を表明した。ブラウザ拡張機能の脆弱性が原因で、内部関係者の関与が疑われている。
12/26 金曜日
18:02
Aave、ブランド資産移管案を否決 DAOガバナンスの課題浮き彫りに
Aaveのブランド資産移管提案が26日のSnapshot投票で否決。反対55%、棄権41%、賛成わずか3.5%。CoW Swap手数料問題が発端となった所有権紛争は、DeFiガバナンスの構造的課題を浮き彫りに。
18:00
仮想通貨の税制改正大綱、押さえておくべき重要ポイントを専門家が徹底解説|Gtax寄稿
税制改正大綱で、暗号資産(仮想通貨)税制の大幅見直しが示されました。分離課税・3年間の繰越控除が導入される一方、対象となる「特定暗号資産」や取引形態には制限も。現物取引とデリバティブ取引の損益通算、ステーキング報酬の扱い、NFTの課税方式など、今後の制度設計を見据えて準備すべきことを公認会計士・税理士が詳しく解説します。
16:00
リトアニア、仮想通貨ライセンス義務化へ 申請低迷
リトアニア中央銀行が仮想通貨事業者にMiCAライセンス取得を義務化。2025年12月31日以降、無許可運営には罰金や最長4年の禁錮刑。370社以上が登録するも申請はわずか30社で全体の1割未満。同国はEU内でMiCAゲートウェイとしての地位確立を目指す。
15:05
仮想通貨投資への期待高まる、税制改正で約5割が投資拡大を検討=ビットバンク調査
ビットバンクが発表した2025年仮想通貨投資実態調査によると、2026年の市場期待として「税制改正」が34.3%で最多。税制が20%の申告分離課税に変更された場合、約5割が投資拡大意向を示した。知識不足が投資の障壁だが心理的ハードルは低下傾向。
14:01
ユニスワップ重大提案が圧倒的に可決 1億UNIバーンと手数料スイッチ起動へ
ユニスワップのUNIfication提案が賛成票1億2500万票超で可決。国庫から1億UNIをバーンし、プロトコル手数料を起動。取引量増加が供給減少に直結するデフレ型モデルへ転換。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧