はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン暴落と株式市場の相関に2ヶ月前同様の再現性 今後も起こりうる急落タイミングを考察|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコインは、前日比4万6000円(9.95%)安で推移するなど、一週間続いた堅調な推移が一服。株式市場との相関性を比較する中で見えてきた過去の再現性と今後も起こりうる急落タイミングを考察。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は25日、ビットコインが前日比4万6000円(9.95%)安で推移(20時時点)、下落の煽りを受けやすいアルトコイン市場はBTC以上に売られる形で1日を通して全面安相場が続いた。

出典:CoinMarketCap

本日のマーケットの注目点は、日米株式市場にビットコイン価格が相関と株式寄り付き時間の重要性だ。

この相関性を見る上で、まず本日のビットコインチャートとダウ平均株価、日経平均株価の値動きを比較したチャートから掲載する。

メインチャート:BTCJPY(bitfinex5分足)、紫チャート:ダウ平均株価、オレンジチャート:日経平均株価

チャートでもわかるように、本日1回目のBTC急落となる25日未明が、米国株式市場が下落に傾いた時間だ。また、2度目のBTC急落が、東京株式市場の寄り付きの時間にあたる午前9時となる。

株式市場における”史上稀に見るリスクオフ”の動きに同調したビットコインは、東京株式市場の大引け後に落ち着きを取り戻すなど、極めて高い相関性を見せた形と言えるだろう。

しかし、日米株式市場の動きに相関性を見せ、寄り付き時間の9時に大きく売られた事はこれまでも複数あり、再現性のあるチャートの値動きになる。

一つの事例として、年間最大規模の暴落を見せた約2ヶ月前(10月12日)の株式市場では、売り注文が殺到した事で大幅ギャップダウンして寄り付かず(売りと買いが約定せず)、投資家の損失が大方確定する10:00過ぎには、仮想通貨市場も堰を切ったように暴落開始が確認されていた。

下図では、青いラインが日経平均株価、赤の大陰線がビットコイン価格を重ねて比較・検証したものになるが、大規模な急落が連動するなど、「相関性」が指摘されていた事例となる。

当時のBTC価格は、以前の数日間に横ばいの展開が続いており、今回短いスパンで出来高の急増を伴っている事から、投げが出やすいこのタイミングを狙って、機関や大口による売り仕掛けが行われた可能性も指摘されていた。

この当時も、ビットコイン価格が急落した10月11日から12日は、日本の株式市場が開く前から米国市場や日経先物が暴落(VIX指数は急上昇)しており、年に数回あるかどうかの大荒れ模様を示唆。結果的に日経平均株価は、最大1,000円幅(終値900円)急落。

今年3番目となる下げ幅を記録するなど、それまでの強気ムードから一転、投資家心理が急悪化する要因となるなど、本日の仮想通貨市場と株式市場に高い類似性が見られる相場状況になっていた。

この事で、リスクオフ相場におけるポジション調整の動きが連鎖的に発生。同様のタイミングでBTC価格が急落したことで、個人投資家による「パニック売り」を誘発した可能性が考えられる。

本日のマーケットに話を戻すと、昼に公開したマーケットレポート「世界経済減退懸念が仮想通貨市場にも波及 ビットコイン下落要因を探る」でも掲載したように、ダウ平均株価が、前週比で653.17ドル安の2万1792.20ドルで取引を終え、大台となる2万2000ドル割れ。

この流れを受け始まった25日の東京株式市場でも日経平均も続落、一時1000円以上の急落を記録する株式市場の暴落が、ビットコインの急落開前に確認できている。

日米株価の推移から、世界経済減退懸念がより広がる形で、リスクオフムードの急加速が起こっており、約3年前に発生した「チャイナ・ショック」を超える大幅下落を見せた今年10月に匹敵する「信用買い評価損益率」に達したことも踏まえ、投資家の資金繰りを背景とするBTC売り、または大口による売り仕掛けのタイミングとして見られた可能性が考えられる。

このことを踏まえると、ダウ平均株価が急暴落したタイミングでは、東京株式市場の寄り付き時間9時は、売り仕掛けのタイミングとして今後も見られる可能性があり、注意すべきタイミングになると言えるだろう。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

日本時間深夜帯の売り仕掛けによる米国株の大幅安などを受け、日経平均株価は20,000円台の”心理的節目”を大きく割り込み、場中に19,100円を下回った。(その後さらに18,800円台までの一段安)

松井証券の報告書によれば、投資家のダメージを示す「信用買い評価損益率」は、21日時点で-30.34%に達しており、追証手前となる信用維持率ギリギリで耐えている個人投資家の多さを示唆している。

この数値は、2015年の「チャイナ・ショック」を超える大幅下落を見せた今年10月に匹敵する数字であり、3連休明けの25日は、そこからさらに日経平均が1,000円安まで大暴落したことを踏まえると、今年最悪の”追証水準”に突入している可能性は極めて高い。

米NYダウ市場は、年初来最安値を更新。先週一週間は、「リーマン・ショック」以来の記録的なの下げ幅を記録しており、特に日本株(東証株価指数)は平均PERから割安感が取り沙汰されてはいるものの、VIX(恐怖)指数急騰の要因となっている米中貿易摩擦や欧米の政情不安は、拡大する一方で終息する気配を見せておらず、景気減速懸念で金融マーケットの混乱を招いている。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も御多分に洩れず、個人投資家の投げ売りの様相を呈しており、日経新聞のリーク記事で前週末に期待上げのあったマネックス(8698)が11.25%安となったほか、仮想通貨取引所ビットポイントを運営するリミックスポイント(3825)が、ストップ安を記録。

そのほか、GMOグループ(9449)は大引け後、マイニング事業で355億円の特別損失を計上したと発表しており、明日以降の値動きにも注目が集まる。

今後も断続的に、個人投資家によるまとまった投げが出るなど、パニック相場になる恐れもあるので注意が必要だ。

CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者9,000名突破。

▶️本日の速報をチェック

CoinPost動画

CoinPostで厳選した、仮想通貨のニュース動画はこちら。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/01 日曜日
13:55
今週の主要仮想通貨材料まとめ、9年間休眠のETHクジラの送金可能性やXRP大口ウォレットが増加傾向など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
ナイジェリア、仮想通貨税務報告制度を施行 アフリカ全域に影響も
ナイジェリア税務管理法が1月から施行され、仮想通貨取引の報告制度が始動した。世界トップ3の採用率を誇る同国は、約14兆円の市場を既存の税務・本人確認システムで管理する。取引所が執行の中心を担い、税収対GDP比18%を目指す財政改革の柱に。アフリカ全域への波及効果も注目される。
11:30
ビットコイン、8万ドル割れれば売り加速の恐れも短期底は近いか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインは1250万円まで下落し上値の重い展開。マイクロソフト決算後の急落や地政学リスクが影響。短期筋の含み損割合は95%超で底打ち接近の可能性も。8万ドル割れなら売り加速も、その後の買い戻しに期待。
11:30
週刊仮想通貨ニュース|レイ・ダリオの世界秩序崩壊リスクへの警鐘やビットコインの価値の再定義に高い関心
今週は、バイナンス共同創設者のCZ氏による仮想通貨ビットコインの相場予測、著名投資家のレイ・ダリオ氏による警鐘、ビットコインの価値の再定義に関する記事が関心を集めた。
10:33
ビットコイン急落止まらず、8万ドル割れで年初来最安値、トレジャリー企業に警戒感|仮想NISHI
ビットコインが8万ドル割れで年初来安値を更新。イラン情勢悪化と米国の冬の嵐によるマイニング縮小が要因。デリバティブ市場でロング清算が加速し、ストラテジー社の平均取得価格を一時下回る事態に。今後の注目イベントと市場展望を解説。
01/31 土曜日
13:20
ビットコインのハッシュレート、2021年以来の下落幅 米国の冬の嵐で
米国の冬の嵐で仮想通貨ビットコインのハッシュレートが2021年以来の大幅下落を記録した。ビットコイン価格の下落と合わせ、マイニング企業が受け取る報酬は急減している。
12:30
ゴールド46年ぶり急落率、ビットコインは反転上昇 トランプのFRB人事が揺らす金融市場|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは31日、トランプ米大統領による連邦準備制度理事会次期議長の指名を受け、金融市場全体が動揺したことから一時急落した。その後は買い戻しが優勢となり反転し、24時間比で一時約50万円幅の上昇を記録した。
11:45
クラーケン関連SPACが533億円のIPO完了、ナスダックに上場
仮想通貨取引所クラーケンの関連SPACが3億4500万ドルのIPOを完了した。ナスダックに上場し取引開始。
11:05
ネオバンクのSoFi、初の四半期売上高10億ドル計上 2025年に仮想通貨事業開始
米SoFiが2025年10~12月期に初の四半期売上高10億ドルを達成。ステーブルコイン発行やビットコインライトニングを利用した送金サービス展開など、仮想通貨事業を本格化している。
09:50
ビットコイン間接保有が約1.5倍増、ノルウェー政府系ファンド
ノルウェーの政府系ファンドによるビットコイン間接保有が2025年に約150%増加し9573BTC相当数に達した。ストラテジーやメタプラネットなどビットコイン保有企業への投資を通じて拡大している。
09:05
ビットコインはなぜ急落したのか? バイナンスが昨年10月の仮想通貨暴落調査報告を公表
バイナンスは2025年10月10日の仮想通貨市場暴落に関する調査報告を公表し、2つのプラットフォーム障害の責任を認めた。しかし暴落の主因はマクロ経済要因とマーケットメーカーのリスク管理だったと主張。
08:00
ヴィタリック、イーサリアムの発展のために69億円相当のETHを拠出へ
仮想通貨イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、イーサリアムの発展のために69億円相当のETHを拠出すると発表。ステーキングで長期的に資金を増やしていくことも探っていると説明した。
07:50
ホワイトハウスが仮想通貨と銀行業界の会合開催、長引くステーブルコイン利回り問題を協議予定
ホワイトハウスが仮想通貨業界と銀行業界の幹部を集めた会合を開催し停滞している仮想通貨法案の前進策を協議する予定だ。
07:25
ビットコインのクジラ蓄積、2024年以降最高水準に到達か
1000BTCから1万BTCを保有する仮想通貨ビットコインのクジラの残高変動データが大口投資家の行動に明確な構造的変化を示していると、クリプトクアントのアナリストが分析した。
06:25
ビットコインの時価総額が一時世界11位に後退、金銀が首位
ビットコインの急反落により時価総額で世界10大資産の順位から一時的に外れた。時価総額は約1.65兆ドルで世界11位となっている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧