はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ブロックチェーン導入企業のランキングをForbesが公開 リップル社やCoinbaseなど仮想通貨関連企業もランク入り

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロックチェーン技術活用の大手企業にリップル社などがランクイン
ブロックチェーンを活用していて企業年収または企業価値が10億ドル(約1120億円)を超えている上位50の企業のランキングがForbesで公開された。仮想通貨業界からはリップル社やコインベースなどがリスト入りした。

ブロックチェーン技術を活用している大手企業

ブロックチェーンを利用する企業で、収入または時価総額が10億ドル(約1120億円)を超える上位50の企業のランキングが公開された。大手経済メディアForbesが調査内容を掲載した。

実際に仮想通貨やブロックチェーンをメインの事業とした企業も複数見られたが、大半はブロックチェーン技術の導入や特許などで関わっているケース、いわゆる国際的なプレゼンスを持つ大手企業が名を連ねた。

それでも、ブロックチェーンと関連した企業のリストが公開されたことは、注目に値する動きと言えるだろう。

日本でも知られる企業として、以下のような企業がランクインした。また、利用するブロックチェーン、仮想通貨に関する内容も併記する。

ブロックチェーンを利用している企業
企業名 活用するブロックチェーン名
Amazon ハイパーレジャー、イーサリアム(2019年後半から)
Bitfury ビットコイン、Exonum
CitiGroup イーサリアム
Coinbase ビットコイン、XRP、イーサリアム、ルーメン
Facebook 未定
Fidelity ビットコイン イーサリアム
Google ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ジーキャッシュ、ドージコイン、ダッシュ
IBM IBMブロックチェーン、ステラ、ハイパーレジャー、Sovrin
Intel コルダ、イーサリアム、ハイパーレジャー
JP Morgan Quorum
Mastercard 独自のプラットフォーム
Metlife InsureChain(イーサリアム上)
Microsoft イーサリアム、Parity、Quorum、コルダ、ハイパーレジャー
Nasdaq Symbiont、コルダ、ハイパーレジャー
Nestle IBMブロックチェーン
Northern Trust ハイパーレジャー、イーサリアム(2019年後半)
Oracle オラクル・ブロックチェーンプラットフォーム
Overstock ビットコイン、イーサリアム、RVN、Florin
Ripple XRP ledger
Samsung Nexledger、イーサリアム
Santander XRPレジャー、ハイパーレジャー
UBS ハイパーレジャー、イーサリアム、Quorum、コルダ
Visa ハイパーレジャー
Walmart ハイパーレジャー

これらの企業リストでわかったことは、イーサリアムのブロックチェーンが最も利用されている事で、次にオープンソースのハイパーレジャーが続く。

またビットコインを利用している企業もあったが、活用する企業は取引所かカストディ提供企業が大半であり、技術開発領域では上記2つの採用率が高い。

仮想通貨取引所では米国の大手取引所Coinbaseが唯一リスト入りしたほか、ブロックチェーン技術を活用した事業を主に提供している企業ではBitfuryやRippleなどである。

その他の企業は他の領域において成功を収める企業がブロックチェーン技術の採用に動くケースが多い。フィデリティなどは金融大手として有名だが、すでに仮想通貨カストディアンサービスを一部で開始している。金融分野での活用事例は早期から模索されていたこともあり、JPモルガン社も3月に独自の仮想通貨「JPMコイン」も発表、CEOのジェイミーダイモン氏はブロックチェーン技術を高く評価している。

相場の停滞に伴い関心が低くなっている時期に、大手企業は将来性を見据えてブロックチェーン事業を強化する動きが見えてきた。

企業のランキングはこちらから確認できます:Forbes

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/03 水曜日
15:14
ゲンスラー前SEC委員長「仮想通貨は投機的」 ビットコイン除く全トークンに警告
ゲンスラー前SEC委員長がブルームバーグのインタビューで、ビットコインを除くすべての仮想通貨を「極めて投機的」と評価。退任後も投資家保護の重要性を強調し、規制の観点からビットコインのみをコモディティとして区別する姿勢を維持している。
15:00
HashPortウォレット、Pontaポイントでステーブルコインの購入が可能に
HashPortは12月1日、HashPort WalletでPontaポイントをBase上のUSDCやcbBTCに交換できる「オンランプ」機能と、暗号資産をau PAYギフトカードに変換する「オフランプ」機能を開始した。
13:40
カルシが米CNNの公式パートナーに、予測市場のリアルタイムデータを報道に統合
米予測市場プラットフォームのカルシがCNNと提携し公式予測市場パートナーになった。カルシのリアルタイムデータがCNN番組全体に統合され、政治的・文化的イベントの確率情報を報道に活用する。ソラナ上でのトークン化予測市場も開始した。
12:45
ストラテジーCEO「米ドル準備金でビットコイン売却回避」、配当戦略を語る
米ストラテジー社CEOが今後の準備金や配当戦略を詳細に説明した。米ドル準備金で当面の配当資金を確保し、ビットコイン売却を回避する。レンディング参入の可能性も示唆した。
12:14
イーロンの「Xマネー」決済システム開発で人材募集 ソラナが支援表明
イーロン・マスク氏のX Moneyが決済プラットフォームの技術責任者を募集。ソラナが協力を表明し、仮想通貨統合の可能性に注目が集まる。WeChat型スーパーアプリ実現への動きを解説。
10:32
「資産トークン化が金融のあり方を変革」ブラックロックのフィンクCEOらが論説
ブラックロックのフィンクCEOらが現実資産(RWA)トークン化の可能性を様々な観点から解説した。トークン化の2つの大きな利点や規制当局の役割などにも言及している。
10:15
Trust Wallet、予測市場へのアクセス機能をローンチ
仮想通貨ウォレットのTrust Walletは、予測市場にアクセスできる機能をローンチ。まずはMyriad、ポリマーケット、カルシの3つの予測市場に対応する。
09:49
クラーケン、Backed買収 米国株のトークン化取引を拡大
仮想通貨取引所クラーケンがスイスのBacked Finance買収を発表。トークン化株式サービス「xStocks」は半年で取引高100億ドルを突破。RWA市場は2028年に2兆ドル規模へ成長見込み。
07:25
欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行へ、2026年後半に開始予定
INGやBNPパリバなど欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行を計画中。新会社キバリスを設立し2026年後半の発行を目指す。
07:15
バンカメ「資産管理サービスの顧客は仮想通貨投資を検討すべき」
バンク・オブ・アメリカは、資産管理サービスの顧客に対しポートフォリオの最大4%を仮想通貨などのデジタル資産に配分するように推奨していることがわかった。ビットコイン現物ETFも投資対象にする計画だ。
06:45
トム・リーのビットマインが継続的にイーサリアムを押し目買い、3日間で110億円相当
ビットマインが市場下落局面でも3日間に110億円相当のイーサリアムを追加購入した。同社は約373万ETHを保有し総供給量5%保有の目標に向け62%まで進捗。
06:25
米CME、ビットコインの恐怖指数VIXなどの新ベンチマークを導入
米CMEがビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRPを対象とした仮想通貨ベンチマーク指数を導入した。ビットコインのボラティリティを追跡する指数は株式市場のVIXに相当し、機関投資家のリスク管理ツールとなる。
05:55
チェーンリンク初の現物ETFがNYSEで取引開始、グレースケール「GLNK」
仮想通貨チェーンリンクの初の現物ETFが3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始した。グレースケールがGLNKとして上場し運用資産は1700万ドル超となっている。
05:40
米SEC委員長が仮想通貨向け「イノベーション免除」導入へ、資金調達環境の改善を重視
米SECのアトキンス委員長が仮想通貨セクター向けの「イノベーション免除」導入を表明した。新たな法律を待たずにイノベーションを促進する方針で、2005年以降改革されていない開示規制の包括的見直しも発表した。
12/02 火曜日
18:36
AIがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見 防御活用にも期待=レポート
Anthropicの研究で、AIエージェントがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見。2025年3月以降の34件で460万ドル相当の攻撃に成功し、新たに2件のゼロデイ脆弱性も発見。攻撃収益は1.3カ月ごとに倍増しており、防御活用が急務に。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧