はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

日本仮想通貨交換業協会 ICO・IEOに関する自主規制が施行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本仮想通貨交換業協会による自主規制が27日から施行
日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は27日より、「新規仮想通貨の販売に関する規則に関するガイドライン」を施行した。今後、国内ICO/IEOの取り組みに大きく影響し得る。

JVCEAの自主規制が施行

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は27日、「新規仮想通貨の販売に関する規則」とそのガイドラインについて同日から施行したと発表した。

同規則は新規仮想通貨の発行・販売によって資金を調達するICOと新規仮想通貨の販売を仮想通貨取引所に委託するIEOに関する規則である。

規則について6月から7月にかけてパブリックコメントを募集しており、コメントの概要とそれに対する協会の考え方も公表した。

ICO・IEOの歴史と展望

2017年の仮想通貨相場の暴騰とともに、ブロックチェーン企業の新しい資金調達法として急成長したICO市場であったが、仮想通貨市場全体の低迷と、詐欺プロジェクトなどが横行したことで、厳しい法整備が進んだこともありICO市場は縮小の一途をたどっている。

多くの場合、ICOを行う際には仮想通貨交換業の登録が必要になるが、一般的なスタートアップ企業にとって条件が厳しく登録することは難しい状況に置かれている。

関連金融庁 仮想通貨・ICOの取り扱いなどに変更点

そのような状況の中、新規仮想通貨の販売をすでに仮想通貨交換業を取得している取引所などに委託する方式である「IEO」がICOに変わる新たな資金調達手段として注目を浴びている。今年始め、世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスでIEO銘柄の価格高騰が相次いだことが火付け役となった。

関連コインチェック社長もIEOに意欲

取引所がIEOプロジェクトを審査した上で新規仮想通貨を販売するため詐欺の危険性が減るとも言われているが、寄せられたパブリックコメントによれば海外の取引所では手数料さえ払えば販売を請け負う例も多いという。国内でIEOが行われた例はまだない。

今回施行された規則およびガイドラインではIEOに関して、販売を受託された取引所などが行うべき審査や継続的なモニタリングなどの規則は具体的に定められている。

ルールとガイドラインが明確化されたことで、今後国内でのICO・IEOへの大きな足がかりとなり得ると見られる。

参考:新規仮想通貨の販売に関する規則およびガイドライン、パブリックコメント

CoinPostの注目記事

金融庁が事務ガイドラインを改正、仮想通貨・ICOの取り扱いなどに変更点
金融庁が事務ガイドラインを一部改正。仮想通貨資金調達のICOに関する内容などが大幅に更新され、監督上の着眼点の明確化を図った。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/31 金曜日
09:35
ビットコイン古参投資家が430億円相当BTC売却、ビットマインは460億円相当ETH買い増し
1万BTC以上を保有する古参投資家が10日足らずで2,587BTCを売却した一方、ビットマインは今週3億ドル超のイーサリアムを購入し、保有額130億ドル超に拡大。
08:40
米カナリー、XRP現物ETFの申請内容を更新 11月13日のローンチが可能に
キャナリー・ファンズがXRP現物ETFのS-1申請を更新し、遅延修正条項を削除し11月13日の上場を目指す。CEO予測では初月約1.5兆円の資金流入見込み。
08:15
米投資銀行バーンスタイン、イーサリアム保有企業シャープリンクの目標株価を大幅引き上げ
バーンスタインがイーサリアム保有企業シャープリンクのカバレッジを開始し、2026年末の目標株価24ドルを設定した。現在の株価から約75%の上昇余地があると評価。
07:35
米資産運用企業ウィズダムツリー、Plumeで14のトークン化ファンドを展開
米ウィズダムツリーがRWAトークン化専門のPlumeネットワーク上で14のトークン化ファンドをローンチ。機関投資家向けに規制対応済みの投資商品を提供し、伝統的資産運用とDeFiの架け橋を実現。
07:25
バイナンスUS、トランプ関連銘柄上場を批判した米民主党議員に反論
仮想通貨取引所バイナンスUSは、トランプ大統領の関連銘柄を上場したことを批判した米民主党議員に反論。ビジネスの通常の決定でさえも不当に政治問題にされるのは遺憾であると述べている。
07:00
アップホールド、米国でデビットカード再開 XRP還元率最大6%
仮想通貨ウォレット企業アップホールドが米国でデビットカードサービスを再開した。ユーザーはドルや仮想通貨での支払いで最大6%のXRP報酬を獲得できる。
06:25
ストラテジー3Q決算、純利益4300億円 前期比で大幅減少
ストラテジーが第3四半期決算を発表し、純利益28億ドルを計上したが前期の100億ドルから大幅に減少。ビットコイン価格下落で評価プレミアムが圧縮され、mNAV倍率は1.2倍まで低下。
06:05
コインベース決算、純利益666億円に急増 仮想通貨市場のボラティリティから恩恵
コインベースが第3四半期決算を発表し、純利益が4億3260万ドルと前年同期の7550万ドルから大幅に増加。仮想通貨のボラティリティ上昇で取引高が拡大したことが要因。
06:00
スカイ(SKY)の買い方・将来性、ステーブルコインUSDSの特徴
Sky Protocol(スカイ)は、S&P格付け取得で注目の次世代DeFi。SKYトークンとUSDSステーブルコインの買い方、特徴、将来性をわかりやすく紹介します。
05:30
グレースケールのソラナETF、初日2億円純流入 パウエルFRB議長のタカ派姿勢が影響か
グレースケールのソラナETFが29日に取引を開始し、初日に140万ドルの純流入を記録した。1日早く上場したビットワイズのBSOLは同日4650万ドルの流入を集めて先行している。
10/30 木曜日
21:12
海外大手仮想通貨取引所Bybit、日本人の新規登録を10月31日から停止へ
海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所のBybitが、10月31日から日本の新規ユーザーの登録を停止することがわかった。既存ユーザーは継続利用可能だが、時間の問題と見る向きも。正式登録事業者としての認可取得に向け当局と協議中。
18:12
OKJ、仮想通貨「セイ(SEI)」ステーキングを開始へ【預けて増やす】
OKJはレイヤー1ブロックチェーン「SEI」のステーキングを開始。SEIを預けて報酬を得られる仕組みで、年率138.88%の特別企画も開催中。
18:08
トランプ系ミームコイン発行社、クラウドファンディング事業の買収を交渉中か=報道
トランプ関連ミームコイン「$TRUMP」の発行会社Fight Fight Fight LLCが、クラウドファンディング大手Republic.comの米国事業買収に向け交渉中。90%下落した同トークンの実用性拡大を図る。
17:17
オーストラリア、仮想通貨を金融商品に分類へ ステーブルコイン事業者にはライセンス義務
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は29日、ステーブルコインやラップトークンを金融商品に分類し、事業者にライセンス取得を義務化すると発表。2026年6月まで執行猶予措置を設け、政府のデジタル資産改革と連携して段階的な移行を支援する。
16:35
オンド・ファイナンス、BNBチェーンでトークン化証券展開へ 米国株に24時間アクセス可能に
オンド・ファイナンスがトークン化証券プラットフォームをBNBチェーンに拡大。340万人のユーザーが100銘柄超の米国株式とETFに24時間アクセス可能に。トークン化証券市場は8月以降2倍以上成長。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧