はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「今年がベストイヤー」リップル社、SWELL開幕で最新発表 仮想通貨XRPも高騰

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SWELL開幕、早速新発表

7日の仮想通貨XRPは、35円を突破し11月の最高値を更新した。前日比では4%高と著しい高騰ではないものの、BTCを含めた他銘柄が停滞する中での上昇に、本日開幕するSWELLの内容が意識された価格上昇と見ることができる。

出典:bitbank

過去2回のSWELLとは異なり、イベントに向けた著しい価格の上昇がなかっただけに、市場はサプライズ要因を期待している可能性がある。

また、SWELL開幕のタイミングでRippleが最新公式記事を公開。

「リップルネット」の参加企業は300社という新たな目標値を超えたことや、リップルネットにおける取引は前年比で10倍の成長したことを報告した。

特に昨年のSwellで発表したODLの商用化以来、計24社の金融機関が実利用に向けて参入してきており、今年Q1末から10月末までのODL取引数は7倍以上に増加しているという。

CEOのGarlinghouse氏は、「2019年はRippleの最も良い年だ」コメントし、「今の成長モメンタムを維持し、来年にもODLの新市場を開拓していいく」と期待感を見せた。

SWELL

米Ripple社は7日から8日にかけて、年に一度の大型イベントSWELLを開催する。3回目となる今年は、アジアで初めてシンガポールで行われる。

7日のSWELLでは、日本時間8時からプライベートミーティングがスタートし、11時よりCEOのBrad Garlinghouse氏が開幕のスピーチを行う。

重要発表の内容が話される可能性があるのは、11時30分から開始される基調公演以降だ。なお、当初発表されていた時間より30分朝のスケジュールが切り上がったことには注意したい。

1日目の内容は、デジタル銀行の未来やデジタル資産に関する規制、国際送金などだ。

2日目では、デジタル資産を用いた送金や決済領域に関するブロックチェーンについて、主に決済に比重を置いた公演が行われる。

SWELLのXRP価格への影響

2017年からのXRPチャートを確認すると、大きく価格が上昇したタイミングは3回確認されており、SWELLが最も意識されたのが2018年だ。当時、xRapid(現ODL)の商用化がSWELL前に示唆されており、XRPの利用拡大期待が拡大した。

一方、2017年のSWELL後の価格上昇は、リップル社が保有するXRPのロックアップが発表されたことで価格が上昇。売り圧力懸念が後退したことが理由に上がる。

19年のSWELLは、既報のとおり、これまで2年間のSWELLと傾向が異なるとの見方が強い。特にSWELLの登壇者や宣伝的な側面での変化が大きい。

17年にはSWELLのカウントダウンがツイッターで行われたほか、18年には元米国大統領が登壇するなど、基調公演の内容も豪華なイベントであったが、19年は全体的に堅い印象を受ける。

本日の発表で、2019年はRippleの最も良い年だとあるように、実利用ベースが拡大したこともその背景にあるかもしれない。

ある意味で、サプライズ発表には反応しやすい市場環境である状況であり、公演内容にはより注目が集まりそうだ。

18年にODLが商用化されて以降、計24社の金融機関が実利用に向けて参入してきている。来年にも新たなODL市場を拡大するという関連発表にも注目したい。

専門家の価格予想

ツイッターで31万人のフォロワーを有する著名投資家Peter Brandt氏は7日、

先月末に予想したチャート上にできるダイアモンドの底を形成するとの、テクニカル分析を引用し、未だこの強気なパターンは維持されていると指摘、XRPチャートはブレイクアウトの水準に向かっていると述べた。

CoinPostの注目記事

リップル最重要カンファレンス『SWELL 2019』、注目ポイントと仮想通貨XRPへの影響
米リップル社主催の最重要カンファレンス「SWELL 2019」が迫るなか、仮想通貨相場に影響を与え得るポイントを特集した。前回、前々回のSWELL時のXRP価格推移も掲載。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:30
ビットコイン、下値余地残すも反発は時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC相場は1530万円周辺で推移。米政府機関閉鎖解除後もハイテク株軟調で上値重い展開。12月FOMC前の経済指標不足が懸念材料に。一方、STH損失レシオが95%超となり売られ過ぎの水準。オプションOI分析では9.5万ドルがターゲットに。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米史上最長の政府閉鎖終了に高い関心
今週は『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・金・銀の価格予想、堀田丸正のBitcoin Japanへの社名変更、米政府の閉鎖終了に関する記事が関心を集めた。
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
09:35
ジャック・ドーシーのCash App、ステーブルコイン決済機能を導入
決済アプリのキャッシュアップがステーブルコインの送受信機能を含む11の新機能を発表した。ライトニングネットワークを使用したビットコイン決済機能も拡充している。
08:50
ソニー銀行の米銀免許申請、通貨監督庁にICBAが否認を要求
ソニー銀行が米国で信託銀行の国家免許を申請したことについて、米組織ICBAが強く反対すると表明。通貨監督庁に書簡を送付して反対理由を説明し、ソニー銀行の申請を認可しないように要求した。
07:45
バイナンス、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を取引担保として受け入れ
仮想通貨取引所バイナンスがブラックロックの「BUIDL」を取引所外担保として統合した。BUIDLはBNBチェーンで新シェアクラスも立ち上げる。
06:50
ビットマイン、45億円相当のイーサリアムを追加購入 新CEOにHSBC元幹部を任命
ビットマインが3000万ドル相当の仮想通貨イーサリアムを追加購入した。同社は新CEOにHSBCアジアTMT投資銀行部門の元責任者を任命した。
06:25
ビットコイン長期保有者が1カ月で12兆円相当BTCを売却、初期投資家も2400BTCを取引所へ送金
ビットコインの長期保有者が過去1カ月で約81万5,000BTCを売却し、2024年1月以来の高水準となった。初期保有者のオーウェン・ガンデン氏も2400BTC以上を売却している。
05:50
ストラテジーのセイラー会長、6900億円相当のビットコイン売却の噂を否定
ストラテジーのマイケル・セイラー会長が47000BTCの売却憶測を否定した。オンチェーン上の動きは保管業者の入れ替えによるもので、実際に購入ペースを加速させていると説明。
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧