はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

モルガンクリーク創業者、「2021年末に仮想通貨BTC10万ドル」の強気予想を変えず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ポンプリアーノ氏、BTC強気予想変えず

米モーガン・クリーク・デジタルの創業者アンソニー・ ポンプリアーノ氏が、一貫してビットコインの将来価格に強気な予想を示していることが8日に公開されたCryptoPotatoの取材で明らかになった。

将来的なビットコインの価格について、2021年末までに10万ドルに達する予想を改めて示した。市場の関心についても、現在注目されるエンタープライズ向けのブロックチェーンや証券のトークン化(STO)、分散型金融(DeFi)などへの注目は再びビットコインに返ってくると言及している。

同氏は、自己純資産の半分以上をビットコインに投じている強気派の業界関係者で、分散投資をせず、ビットコインの将来性に賭ける人物の一人だ。

ビットコイン2021年10万ドルの強気予想は、2019年から一貫しており、需要と供給の経済学と過去事例の再現性から、来年に控える半減期がその理由にあるとしている。

半減期にも関わるマイナー大手Bitmainのジハン氏などからは、今回の半減期と価格上昇の関係性には懐疑的な意見がではじめているが、ポンプリアーノ氏は供給量が減るあとの市場環境から一段高になるとする見解を改めて示した。

ビットコインに対して強気になる背景には、ブロックチェーンの発展や中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行もあるようだ。

ブロックチェーンの発展領域で、事例にあげたのは、「triple-entry accounting(三式簿記)」だ。借方ともう片方の貸方に記帳後、3番目に不変で明瞭な共有台帳に記帳できる信用コストを大きく減少させる応用方法に着目する。

リーマンショックの件などをみても、中央集権的に作られた数字に対する信用とそのコスト(代償)に注目が集まったが、ブロックチェーンが解決する領域として、大きな将来価値があると指摘した。

信用領域については、銀行口座がもてないアンバンクドの人口数を見ても明らかであり、こういった事例にブロックチェーンそして、ビットコインの将来があると考えているのだろう。

冒頭にも述べたように、ポンプリアーノ氏は、金融の利用事例から拡大しつつある分散型の利点は、最終的にビットコインに還元されるものになると指摘しており、ビットコインの将来性には理由が私見ながらも明確な将来像を踏まえた上で予想と捉えることができる。

修正とお詫び:記事内で一部が2020年末と表記されておりました。正しくは「2021年末」となります。

cryptopotato

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09:35
Chintai Nexusなど、個人退職金口座で保有するゴールドをトークン化 DeFiで運用可能に
米国の個人退職金口座プロバイダーSmartGoldがChintai Nexusと提携し、IRA口座のゴールドをトークン化する。利用者はDeFiプロトコルで利回りを得ることも可能になる。
08:50
仮想通貨取引所ジェミニ、IPO詳細を発表
仮想通貨プラットフォーム大手ジェミニが新規株式公開の詳細を発表。クラスA普通株1666万6667株を17-19ドルで発行し、ティッカー「GEMI」でナスダック上場を予定。
08:30
ビットコイン上昇、SEC・CFTC共同声明と米金利差拡大が後押し|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは2日から3日にかけて上昇した。背景には、米証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)が共同声明を通じて、米国における仮想通貨市場の発展を促進する姿勢を明確化したことがある。
07:25
Crypto.com、スポーツの予測市場を米企業Underdogとローンチへ
仮想通貨取引所Crypto.comとスポーツゲーム企業Underdogは、スポーツの予測市場のローンチを発表。NFL、NBA、MLBなどの試合に賭けることができるようにするとした。
07:15
コインベース、株式・仮想通貨複合指数先物を9月22日より提供開始
コインベースが9月22日にMag7+クリプト・エクイティ指数先物の取引開始を発表。米国初の株式と仮想通貨ETFを組み合わせた革新的なデリバティブ商品を提供。
06:40
イーサリアムトレジャリー投資が加速、上場3社が数十億ドル規模でETH取得・運用
シャープリンクゲーミングが39,008ETH、イーサマシンが15万ETH追加取得。ETHジラも1億ドル相当のETHをリキッドリステーキングに配備。企業のイーサリアム投資および運用が加速する。
06:15
米SEC・CFTC、仮想通貨の取引所上場促進で規制明確化
米SECとCFTCが仮想通貨市場に関する共同声明を発表。現行法は仮想通貨現物の商品取引を禁止せず、登録取引所での上場を促進する方針を明確化した。
05:50
ジャック・マー関連企業ユンフェン、1万イーサリアムを65億円で取得
アリババ創設者ジャック・マー氏と関係の深い香港上場企業ユンフェン・フィナンシャルがイーサリアム1万枚を取得。アジア上場企業による今年最大級の購入規模に。
05:30
ストラテジー、666億円でビットコインを追加購入 S&P500指数編入の可能性も
米ストラテジー社が仮想通貨ビットコインを4,048枚追加購入し、保有量は636,505 BTCに達した。
09/02 火曜日
18:41
「ガス代ゼロで金融の自由を」TRON創設者が語る、ステーブルコイン普及戦略と中国香港展開|独占インタビュー
TRON創設者Justin Sun氏独占インタビュー。ガス代無料のGasFree技術、2.5億ドル超の犯罪資産の凍結を実現したT3+イニシアチブ、中国香港を拠点とした世界戦略を語る。
18:29
コインチェックグループ、仏Aplo買収で機関投資家向け事業を強化
コインチェックグループが仏Aplo買収を発表。欧州進出の第一弾として機関投資家向け事業を強化し、流動性やB2B2C展開を拡大へ。
15:55
暗号資産制度に関する第二回「金融審議会」、有識者の委員らが議論交わす
金融庁は9月2日の審議会で暗号資産規制を金商法に移行する方針を示した。資金調達型と非資金調達型の2類型に分類し、詐欺的勧誘への対応強化と発行者の情報開示義務化を検討。業界団体は実質的支配に基づく判定基準を提案。
13:55
エルサルバドル、ビットコイン準備金を複数のアドレスに移管 量子リスクに備える
エルサルバドルは、ビットコイン準備金のセキュリティ強化を目的として、従来の単一アドレスでの保管から複数の新規未使用アドレスへの分散保管に移行したと発表した。国家ビットコイン事務局は、このような措置を取る理由として、ビットコイン管理のベストプラクティスであり、将来の量子リスクに備えるためだと説明している。
13:40
トランプ一族、仮想通貨WLFI上場で55億ドルの資産獲得=WSJ報道
WSJ報道によると、トランプ大統領一族の仮想通貨WLFI保有資産価値が55億ドルに達し、数十年築いた不動産ポートフォリオを上回る価値となった。
12:40
ビットコイン反発で11万ドル台回復、ビットフィネックスのアナリストは4Qの強気予測を堅持
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは8月下旬の大口投資家による大量売却の影響が残る。売却資金はイーサリアムに流入し、長期投資戦略の転換を示唆。一方、コインベース・プレミアムギャップは+11.6と高水準を維持し、米機関投資家の需要は底堅い。ビットフィネックスは9月底値形成後のQ4アルトコイン急騰を予測するが、米雇用統計やFRB金利決定などマクロ経済指標への警戒感が市場の重しとなっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧