暗号資産(仮想通貨)取引所bitbankで9月16日(水)に上場したステラルーメン(XLM)の板取引で、通常起こり得ない「約定履歴」が確認された。
市場価格の1000倍の異常値であることから、表示バグなどのシステムエラーの可能性もあり、実際に約定され、取引が完了したかどうかは定かではない。
約定とは、取引などの売買成立のことで、グローバル価格で1XLM=8円前後で推移していたXLM市場に対して、bitbankでは高値9800円を超える約定履歴となった。
bitbankは12時37分に公式ツイッターでシステムメンテナンスの延長を発表しており、取引の約定がシステム異常の問題か、取引開始後の影響かは現時点で明らかになっていない。
現在、システムメンテナンスを延長しております。ご不便をおかけしますが、今しばらくお待ち下さい。システムメンテナンスの終了は13:30を予定しております。 https://t.co/Ze4WHC0i9l
— ビットバンク bitbank, Inc. (@bitbank_inc) September 16, 2020
追記
bitbankは1:57分にシステムメンテナンスの完了を報告。
メンテナンスの延長はステラルーメン(XLM)の価格変動とは関係ないとして、上場後の流動性などを背景とした価格変動の可能性を指摘した。
システムメンテナンスを完了しました。現在、全ての機能をご利用頂けます。
— ビットバンク bitbank, Inc. (@bitbank_inc) September 16, 2020
尚、本延長はステラルーメン(XLM)の価格変動とは関係ありません。新規暗号資産の取り扱い時には価格が急騰落する可能性がございます。当日は注文価格をご確認の上、市場価格に注意してご利用ください。 https://t.co/E88F8dRYyv