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ビットコインクジラ、米大手取引所コインベースから再び大量出金

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

再び11,000BTC超が出金

5月7日0時前後、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースProから11,105BTC(約700億円)に相当するビットコイン(BTC)の大量出金が探知された。5月になり初の大口出金となった模様だ。

出典:CryptoQuant

CoinPostが先週報じたように、1万枚のBTCの出金回数において4月30日に出金された11,908BTCを含め4月には計4回で48,900BTC以上のビットコインが出金された経緯がある。(仮想通貨のオンチェーンデータプロバイダーCryptoQuant)

関連:クジラの蓄積行動か、米大手取引所コインベースでビットコイン大量出金再び

大手取引所からの大口出金は、中・長期保有を見据えたカストディウォレットなどへの資金移動が示唆されることから、売り圧の低下につながるとみられる向きが強い。(*オンチェーン分析の精度は100%ではない)

一方、コインベースProからの大口出金をオンチェーンで分析する@thisisbullish によると、11,105BTCは出金後、110BTCに分割されそれぞれのウォレットに送金されていた。その後は、約3.2BTCは別の取引所(市場)へ送金され、残りは他のコールドウォレットに移送された。

@thisisbullishはこれまで複数のコインベースProの出金パターンを考察した上で、出金されたビットコインのすべては必ずしもコールドウォレットに送金されるわけではなく、一部少額のBTCが別の取引所へ入金されていた場合もあると指摘しつつも、1万枚以上のBTCが市場から外された重要性を強調した。

また、主要取引所におけるビットコインの在庫は依然として減少し続けている格好だ。

出典:CryptoQuant

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